入門講座第3回目の報告です。
今回のテーマは
おはなしの覚え方・語り方
まず講師の方の語りから。
「三びきの子ブタ」
イギリスとアイルランドの昔話
石井桃子編訳/福音館書店
①ストーリーを覚える
つまり
自分がしっかりイメージする
その手順は
・声に出して全体を読む
↓
・映画を見ている様にイメージしながら声に出して読む
↓
・テキス卜を見ないで粗筋を書き出す
↓
・テキストを見て確認、抜けてたら足す
↓
・意味段落に分ける
形式段落ではなく、時間の経過、場面転換に着目して分ける
②言葉を覚える
・五感をFullに働かせイメージして覚える
・イメージするのは言葉には現れないが、語りにリアリティーが出る
・丁寧にイメージしながら声に出して自分の耳に聞かせる
③大切なこと
・話自体をしっかり届ける為にどの段落も同じ回数練習する事が大切
・覚えるのに時間をかけること
1つの話に向かい合う時間が長い程、理解出来る
・言葉を正しく覚える
◎どう語ればいいの?
・語り手は聞き手にお話を届ける媒体にすぎない。つまり黒子にすぎない。自分を出す必要はない。
・見える様に語る。演じるのではなく、わかるように素直に語る
講義後、質問タイム
・語りは関西語ベース?標準語ベース?
↓
自分のアクセントでOK
わざと何かにすると借り物になる
・1回覚えたら、いつでもスッと語れる?
↓
何回も人に語る事で自分の語りが育つ
・登場人物によって声色は必要?
↓
必要でない。例えば…大きい声ってのは、本当に大きい声を出す必要はない、普通の大きさで大きい声の様に語るなど
語りの経験をつむことが大切
・途中で忘れたら?
↓
忘れても最後まで語ること!お話は最後が一番大事だから。
・間は?
↓
意味段落の切れ目が間の切れ目
・語る時の視線はどこ?
次回最終回!
1/7(火)
受講生の方が自ら選ばれたお話を
お話し会形式で!
楽しみです~!
以上。
お疲れさまでした!