「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

8月のあったかペーチカ

自分の夏休みに入ってしまったため、報告が遅くなりまして失礼しました。旅行も遊びもプチ同窓会も実家帰省も終えて、心も身体もすっきりしました!家に戻った日から息子の友達が泊まりに来ていたのですが、その日は徹夜で遊んで午前中に1人、また1人と寝床に入り、昼前には4人ともソファーやら布団やらで眠り込みました。高校1年生、楽しい時ですね〜。さてさて、ペーチカは10人の参加がありました。

「魔法使いのチョコレートケーキ」『魔法使いのチョコレートケーキ マーガレット・マヒーお話集』シャーリー・ヒューズ/画 石井桃子/訳 福音館書店

「美しいおとめ」『おはなしのろうそく28』東京子ども図書館

「地主のはなよめ」『太陽の東、月の西』アスビョルンセン/編 岩波書店

「つるの恩返し」『語りの森昔話集2』語りの森

「しおちゃんとこしょうちゃん」『おはなしのろうそく13』東京子ども図書館

「ねこむかし」語りの森HP

「ねこの踊り」『日本の昔話1』おざわとしお/再話 福音館書店

「猫の怨念」出典不明

「トロットリーナとおおかみ」『語りの森昔話集3』語りの森

「朝顔と朝寝坊」『こんにちは、昔話です』小澤俊夫/著 小澤昔ばなし研究所

Mさん絵本紹介

「ラクちゃんとおはなしのろうそく」まつながもえ 偕成社

「ねこのおうさま」ポール・ガルドン/再話と絵 石津ちひろ/訳 好学社

「すいかのたね」押本達希 ブロンズ新社

「メロンパンツ」しぶやこうき/作・絵 アルファポリス

「おらはうーたん」 たしろちさと 文研出版

「もっちーん」聞かせ屋。けいたろう/文 accototo/絵 GAKKEN

「くだものらららん」金内織恵 童心社

今回もたくさんのおはなしを聞きかせてもらいました。魔法使いのチョコレートケーキ、また泣いてしまいました。創作物は涙腺にきます(:_;)長いおはなしに取り組まれたり、テキスト整理を努力されたり、日常語にチャレンジされたり、初めて一人で担当されるおはなし会のために練習されたり、みなさんの語りへの姿勢がエネルギーにあふれていて、いつも元気をいただきます。そして、ベテランの先輩たちは、いつも通りまろやかなか語り、歌も入った恐ろしすぎるおはなしや、新しいおはなしを次々覚える姿勢が見られ、すっかり感心してしまいました。好きなおはなしの世界で過ごす時間、幸せです〜。Mさんに絵本を紹介してもらう事も恒例となり、これまでに私もおはなし会で子ども達に何冊か読みました。ここでみなさんから受け取る、生きた言葉、好きなことに取り組む頼もしい姿、お互いにいい循環を生んでいますね。こんなにこんなに素敵な地域のおばちゃん達の在り方は、子ども達にしっかり届くと思います\(^o^)/

次回は9/21(日)10:00頃〜です。

はじめにしりとりから…

絶賛、夏休み中ですね。
昨日の図書館のお話会は、常連さんと初めてさんとお久しぶりさんがちょうど混じっていたような気がします。
図書館以外の場所に出かける人、他所から里帰りで来ている人、この時期はいろいろな人が混じっている感じです。
参加者は、子ども11人、大人6人でした。

手遊び かわずのよまわり
絵本  『どうぶつしりとりえほん』藪内正幸/作 岩崎書店
おはなし 「はん点をなくしたヒョウ」『大きいゾウと小さいゾウ』アニタ・ヒューエット/著 清水真砂子/訳 大日本図書
絵本  『どしゃぶり』おーなり由子/ぶん はたこうしろう/え 講談社
絵本  『おさるがおよぐ』いとうひろし/作・絵 講談社
絵本  『これはしま』ジョン クラッセン/作・絵 なかがわちひろ/訳 徳間書店
手遊び さよならあんころもち

この日、絵本から始まったのは、おはなしの中に出てくるヒョウのはん点を聞き手に先に分かってもらうためです。
『どうぶつしりとりえほん』は絵がきれいで忠実に描いてあるので、ひょうのはん点もよくわかります。
しりとりになっているのですが、子どもたちの予想が面白くてなかなかに引っぱります(笑)
ヤンさんの引っぱり方が勉強になるレベルのうまさなんですが、見ているほうが面白くて面白くて!
「ま」で始まる動物が2度出てくるんですが(マントヒヒとマンモス)、この日も誰かが「ママ」といったんです。
これって、毎回だと思います(ジミー比です)
わたしも今までに何回かこの絵本を読んだことがありますがそうでした。
「ママ!」を主張する。
たしかに動物ですけどね。
動物以外をいったり、今作ったような言葉をいったりいろいろな珍回答の中で、毎回「ママ」が登場するという現象。(あくまでジミー比)
みんな、ママが大好きなんだと思うとほほえましいです。
ほかの3冊の絵本も、個人的に大変好みのラインナップでした。
どれも違うテイストですが、どれも大好き。
参加できてラッキーでした!

「いっしゅーん!」

 一昨日に雨が降って暑さがちょっと和らぎました、でしょうか? 8月2日土曜日は熱の中にいるような暑さの中、図書館おはなし会でした🥵 もちろん図書館の中はとってもとっても涼しかったですよ💓

 子ども 12人 おとな 5人

手あそび かわずのよまわり
おはなし 「うりひめのはなし」『おはなしのろうそく12』東京子ども図書館
おはなし 「ひとり、ふたり、さんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
絵本 『ほら、トラがいる!』フィリップ・アーダ 文/ディヴィッド・メリング 絵/なかがわちひろ 訳/BL出版
絵本 『まだまだ まだまだ』五味太郎/偕成社
絵本 『みず ちゃぽん』新井洋行/童心社
絵本 『おにぎり ぱく!』はらぺこめがね/白泉社
絵本 『わんわんばあ!』さいとうしのぶ/PHP研究所
手あそび さよならあんころもち

 おとなしい女の子を中心に、お母さんと男の子が周りを囲んでおはなし会がスタートしました。常連さんが少なくてちょっと緊張してたのか、みんなとっても真剣にきいていました。あまんじゃくが瓜ひめに戸を開けさせるたび「あ、あかんのに~」というような表情が可愛らしかったです。唄もいい声でうっとりします💓
 そして「ひとり、ふたり、さんにんのこども」。 こんなふうに聞き手と距離を近くするんだ!と勉強しました😄 子どもも「あれ?ぼーっと聞いてるだけじゃダメなのかな」と思ったことでしょう。たぶん😊 絵本を楽しんで、短い絵本になると読み終わるごとに「いっしゅーん(一瞬)!」と合唱。気づけばあら、いつもと変わらぬおはなし会なのでした。あー今日も楽しかったね!

ツッコミ合戦

 暑い暑い8月になりましたね~。昨年までをも一つ越えて暑いですよね😓
 さて、遅くなりましたが先週7月26日土曜日の図書館おはなし会は、人の出入りがちょうど途切れてしまったのか、常連さんの2~3人の子どもたちをおばちゃんたちが取り囲んでスタートしました😊

 子ども 13人 おとな9人

手あそび かわずのよまわり
おはなし 「大工と鬼六」『日本の昔話2』おざわとしお/福音館書店
おはなし 「あなのはなし」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
絵本 『よあけ』ユリ・シュルヴィッツ/瀬田貞二 訳/福音館書店
絵本 『とっておきのカレー』きたじまごうき/絵本塾出版
絵本 『ねんねんよう』神沢利子 作/鎌田暢子 絵/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 はじめは「内輪でおはなし会」だったのですが、あとからあとから一人増え二人増えして気づけばじゅうたんコーナーはいっぱいに。「大工と鬼六」が終わると子どもたちにも一体感がでてきて、ヤンさんが「おもしろい名前がいっぱいでてきたね。なんて名前やった?」と聞くと子どもたち「鬼六!(ヤンさんが名前を)忘れてるやん~!」思わず、ぷぷっと笑ってしまいます。「あなのはなし」でも、一人の子が「おおかみだってこわくない」の言葉に反応して、「?おおかみのはなし?」とつぶやくと、すかさずヤンさんが「うんん、あなのはなし」とさらりと返して、おもしろいな~😊 
 そして絵本『よあけ』で少し落ち着いて、次の絵本に入るときヤンさんが「カレーのはなしをします~。とっておきのカレー」と言いながら絵本を見せたのですが、その表紙の絵を見てひとりの子が、「ただのカレーやん」とつぶやくと、声の大きい子が「ただのカレーのはなしや!」そしてまたヤンさんがすかさず「ただのカレーじゃないの、とっておきのカレーのはなしなの」と。ホントに面白いんですけど😄 はなしが進むにつれて具材も大きくなっていくのですが、「ただのカレー」の男の子も、壮大なカレーに「うわー、夢にでてきそう~」と大喜び。最後の絵本、『ねんねんよう』でまた落ち着いて、さよならの手あそびして、はいおしまい。
ほんとに最高におもしろい、とっておきのおはなし会でしたね!

やだわ~そんなめんどうなこと~

7/19(土)の図書館のおはなし会、子ども7人、大人6人でした。いつもイラストが切れてしまうのですが、これはトロピカルな葉っぱですよ~

手遊び 蛙の夜まわり

おはなし 「なまくらトック」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館

絵本「なつといえば」新井洋行 アルファポリス

絵本「すいかのたび」高畠純 絵本館

絵本「すてきなステッキ」深見春夫 PHP研究所

絵本「パンパンぱたん」かとーゆーこ PHP研究所

始まりは少なめ子ども4人、3才以下くらいの小さな子どもたちの中に、常連の女の子1年生が一人。「なまくらトック」を上手に聞いてくれました。トックが何度も言います。「いやだわ~そんなめんどうなこと、あなた自分でできないの~?」聞き手を引き込むヤンさんの語り方に、女の子もトリコです。時々にやにや、「この先どうなるの?」という風に聞いていました。そして、ついに雲行きが怪しくなってきて、ありとあらゆる種類のかむもの、さすもの、ちくちくするもの、ぬるぬるするものが、トックの膝にあけられたとき、女の子はとってもいい表情で、私と顔を見合わせてくれました。おはなし会って、そうやってみんなと一緒に楽しみながら、自由に感情表現をしていける場ですね。で、隣で絵本を見ながらちょこんと座っている弟君も、耳は聞いています。時々顔を上げる瞬間が、なんとも微笑ましかったです。2組ほどの親子さんたちは、初めて聞くおはなしがトックとはステキ!毎回が一期一会の空間です。そして、最後の絵本は、リクエスト本でした。暑い日でもおはなしは楽しい~!また来週も来てね(^^)