「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

春ですね~

 年度末の3月29日土曜日の図書館は、いつもよりちょっと静かかな……でも、おはなし大好きさんが集まってくれました!今週はジミーさんの担当です。

子ども 5人 おとな 6人

手あそび うめにうぐいす
おはなし 「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子 編・訳/福音館書店
おはなし 「六ぴきのうさぎ」『語りの森昔話集1』村上郁/語りの森
絵本 『歯いしゃのチュー先生』ウィリアム・スタイグ/うつみまお 訳/評論社
絵本 『とらのことらこ』きくちちき/小学館
絵本 『かようびのよる』デヴィッド・ウィズナー/当麻ゆか 訳/徳間書店
手あそび さよならあんころもち

 約束したわけでもないのに必ず来てくれる花粉、寒いのにきれいに咲き始めるお花たち、親しい人との別れ、新しい出会い、良くも悪くも春は本当にたいへんです。でも子どもたちは、いつも通りなんですね~。一つ目のおはなし、二つ目のおはなし、そして絵本一つ目、二つ目と、どんどん前のめりになっていくのです。しまいにはジミーさんにくっついて楽しそうにしていました😊
 反対に近くのテーブルセットに座って子どもを待っている親御さんは、どんどん姿勢を崩して気持ちよさそうに💤😪~わかります!大人は疲れていますもの!

みんなでフーッフーッ!

図書館のおはなし会が始まる前、じゅうたんスペースの辺りには4組ほどの親子さんがいました。お父さんとお子さんが目立ちます!お父さん大活躍の子育て時代ですね。しかも皆さん読み聞かせをされていて、素敵な眺めでした😌3/22(土)子ども16人、大人12人。

手遊び うめにうぐいす

おはなし 「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館

絵本「そらとぶてっぱん」岡田よしたか/作・絵 ひかりのくに

絵本「もりのおるすばん」丸山陽子/作 童心社

絵本「なんのサンドイッチ?」たなか ひかる/作 大和書房

絵本「おとどけものです。」ロッド・キャンベル/あすなろ書房

「今日のおはなしは、スヌークスさん一家」とヤンさんが言ったところでまず、つっこみが入りました。「なんの話やねん!?」みんながそう思った的確なつっこみ(笑)そして、ヤンさんの口が上、下、右、左とひんまがるので、笑えてしょうがないおはなしおばさん達。この話はいったいどうなるのか?子ども達の意識はそこに注がれ、やっとのことでろうそくの火が消えた時には、安堵の雰囲気が広がりました。それでもまた、ろうそくの火が灯されてしまうので、(あ、あかん)という子ども達の顔がとてもいい反応でした!ヤンさんの間の使い方が子ども達を引き付けて離さなかったですし、大きな子から小さな子までほんとに最後までよーく聞いていたので、ヤンさんの「まだやろうか?」の問いかけにもしっかり「もういい!」と言っていましたね(笑)この話の醍醐味を知りました👏そして、どの絵本も大好評で「なんのサンドイッチ?」は、私も密かにリクエストしました~。そして、来週は春休みに入りますね。子どもの成長は早いです、子どもの時間は一瞬の時。色んな姿に出会わせてくれるおはなし会です。また来週~

3月の大人のためのおはなし会

少し冷たい風がありますが、春の日差しを感じる日となりました。テーマは桃の節句、常連の3名さんが来てくれました。

絵本「もりのひなまつり」こいでやすこ作 福音館書店

おはなし「いばら姫」『語るためのグリム童話3』小峰書店

手遊び うめにうぐいす

絵本「もりのおるすばん」丸山陽子 童心社

おはなし「ボタンインコ」『天国を出ていく 本の小べや2』ファージョン作 石井桃子訳 岩波書店

ひなまつりや女の子が主人公のおはなしを揃えました。おはなし会はしっとりと心地好く進んでいくのですが、「いばら姫」の語りの時に、おひめさまとお城が眠りについたところからいっそう集中を促され、静けさを語られている最中で、時計の秒針の音がやけに大きく聞こえました。それは、おはなしの中ですが、100年の時を刻んだことを体感したような気になりました。そして、手遊びのリクエストがありましたので、みんなでじゃんけんを。「ボタンインコ」では、ファージョンの表現に魅了されました。言葉にできない感情を受けとります。涙が出そうになる、それが癒しでもある。終わってからの余韻でしばらく動けませんでした。創作の語り、また一つ学びました~。テーマのある素敵なおはなし会で、こんなにも充足した気持ちになれるんですね。ジミーさん、ヤンさん、ありがとうございました。

次回は4/15(火)、テーマは『きつね』です!

3月のあったかペーチカ

ここ最近の雨風で、梅の花も散り散りに舞っていますね。再び、別れと出逢いの季節が巡ってきました。そして、桜の開花を待ちつつ、この気持ちを味わい、季節の移ろいを感じたいこの頃です。花粉のおかげで、鼻や目からは汁も出ます。春は何かと忙しいですが、今回のペーチカは、10人の参加がありました。

だんまりくらべ  『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森

雪女 『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

世界でいちばんきれいな声『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館

命の水 『語るためのグリム童話5』小峰書店

しっぽ釣り 『日本の昔話5』おざわとしお/再びた話 福音館書店

靴をはきつぶすお姫さまたち 語りの森HP

雪娘 『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

いばら姫『語るためのグリム童話3』小峰書店

パティルの水牛 『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森

たにし息子 語りの森HP

Mさんの紹介絵本

「どいてよ へびくん」 五味太郎 偕成社

「へびのみこんだ なにのみこんだ?」作/tupera tupera  えほんの杜

「へびくんのおさんぽ」作・絵/いとうひろし 鈴木出版

「うまれたよ!ヘビ」写真・文/関慎太郎 岩崎書店

「ヘビのひみつ」写真・文/山内りゅう ポプラ社

「まるのみ へび」 花田鳩子/文 植垣歩子/絵 大日本図書

「さるのせんせいとへびのかんごふさん」穂高順也/文 荒井良二/絵  ビリケン出版

「へびのニョロリンさん」富安陽子/文 長谷川義史/絵

盛りだくさんのおはなし会、またもや満たされました。新年度を控え、おはなしおばさん達はせっせと語りの世界で遊び、学び合い、この豊かな時間さえも、おはなしを通して子ども達への贈り物になるんだなぁと思います。そして、Mさんは「へび」で絵本を探されたそうで、ノートにはまだまだ沢山のへび絵本が書かれていました!いつも知らない絵本に出会えて嬉しいです。あ、12月は「貧乏神大会」ですよ~!まだ先ですが、時々告知しますので、おはなしを探してみてください~🎵

次回は4/13(日)10:00頃~

おおきいの「お~!」

 今日はほんとうに寒い寒い日でしたね💦 3月15日土曜日図書館おはなし会も、お天気が悪くて、雨やら風やら、降ったりやんだりで、内輪でおはなし会かな~と思いながらはじまりました😊

子ども7人 おとな8人

手あそび うめにうぐいす
おはなし 「ギーギードア」たなかやすこ
絵本 『おもち』彦坂有紀・もりといずみ/福音館書店
絵本 『くまくんこぐまくんのバナナやさん』乾栄里子 作/松田奈那子 絵/文溪堂
絵本 『こいぬのがっこう』きたむらさとし/岩波書店
絵本 『三びきのやぎのがらがらどん』マーシャ・ブラウン 絵/瀬田貞二 訳/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 今回が2回目というお子さん2人のご夫婦を囲んではじまったのですが、一人二人と増えてきて、ヤンさんが「ギーギーきしむドア」と「ちょうつがい」の説明をサラッとしてからのおはなし「ギーギードア」もなんだかとっても楽しくきいていてくれて一安心😊 いつもの常連さんが遅れてやってきてくれたりで、気がつけばやっぱりいつものおはなし会😊 『おもち』って、ほんものより美味しそうですよね。しょうゆもち食べたいよ~ それにしても、『三びきのやぎのがらがらどん』のおおきいやぎのがらがらどんの迫力はいいですよね!子どもの「お~!」(大きいということかな?)がかわいいです。最後に絵本も借りてくれて、終わってみれば今日も楽しいおはなし会でした😄