「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

夏の疲労回復に

 昼間はまだまだ暑いですが、朝晩が夏じゃなくなりましたね! さて、遅くなりましたが 9月13日土曜日の図書館おはなし会の報告です😊

こども 10人 おとな9人

手あそび くーるぽん
おはなし 「ギーギードア」たなかやすこ
絵本 『みち』三浦太郎/あすなろ書房
絵本 『いちごでかぞえる1から5まで』赤木かん子/埼玉福祉会
絵本 『アンディとらいおん』ジェームズ・ドーハーティ/むらおかはなこ訳/福音館書店
絵本 『にゅーでたよでたよ』長新太 作/荒井良二 絵/絵本塾出版
手あそび さよならあんころもち

 図書館大好き常連さんの親子さんが集まってくれました😊
子どもの大きくなるのって、早いですねぇ。あんなによく笑う女の子だった子が、おすましなお姉ちゃんになっちゃったり、首もすわっていなかった赤ちゃんがハイハイしてたり……。保護者の方々も図書館ならではのコミュニティもあるみたいで、なんだか楽しそうです。
 子どもも親御さんもヤンさんの「ギーギードア」をにこにこ聞きながら、「……聞いたことあるおはなし……」と思っていたのかもしれませんが、「ギーギードア」、何かい聞いても面白いですよねぇ😊 横にいた女の子が、たんびたんびに目を丸くして、小さな声で「え~!」と言っていて可愛かったです。
『アンディとらいおん』も楽しそうでしたね! らいおんの足のとげを抜いて助けてあげる、なんてかっこいいですものね。二色で描かれた絵も逆に魅力なんでしょうか😊 そして長新太さん、いつもありそうでないものを形にしてくれる。私の娘たちも長新太さんの絵本が大好きでした😄 あ~、今日も楽しかったです💓

昔あった時間

 新学期になりました。忙しい秋の季節の始まりです……。あっついけど。
この2~3日の雨で少しは涼しくなるんでしょうか? 
 さて、9月最初の土曜日の図書館おはなし会は、ウーカーさんと、おらふが担当しました。

子ども8人 おとな8人

手あそび 虫かご
おはなし 「風の神と子ども」『おはなしのろうそく9』東京子ども図書館
おはなし 「くさった風」『日本の昔話3』おざわとしお/福音館書店
絵本 『きみ、だあれ?』そく・ちょるうぉん 絵/聞かせや。けいたろう/KADOKAWA
絵本 『せかいいちれいぎただしいかいじゅうボンバルボン』キューライス/小学館
絵本 『こねこをひろったけどそだててみたら…』新井洋行/BL出版
絵本 『なんのサンドイッチ?』たなかひかる/大和書房
手あそび さよならあんころもち

 先日、三世代で来てくれた親子さんのお話をしましたが、またみんなで来てくれました! この日じゅうたんコーナーに集まってくれたのは、みんな女の子。くりくりのお目めぱっちりで聞いてくれました😊 
 幼児さんの時から本が大好きな女の子が、一年生になってまた来てくれるようになったり、子どもの成長のスピードを見て、感心するばかり。
 なんですが、指と指をくっつけて、小指から指同士をパチパチさせていく、この日の手遊びが、小指と中指をくっつけたりして「はじめて」感が満載なんです。
そして最後に親指をくるくる回すのですが、ぎこぎこしちゃって回らないんです。
そういえば、ぞうきんを絞れない、水道の蛇口を回せない子どもが多くなっているとか……。
 こういう動きって、手先の不器用さにもつながっていくだろうし、脳の発達にも影響するんじゃないか、なんてハラハラどきどきしてしまいます。
 簡単なものなので、5歳児さんなら初めてでも2~3回やるとできますが、手指あそびって、一人遊びとか、暇なときにでてくる仕草みたいなものでもあるから、良くも悪くもそういう時間がないのしょうか。子どもにとって「退屈な時間」はいろんなアイディアを生み出して自分主体で遊べる最高の時間😊 退屈を楽しめたらいいですね!
 ま、そんなこんなで、おはなしも絵本も楽しんでくれました💓よかったです😊

8月最後の図書館お話会

今日からもう9月!
今年があと4か月で終わると思うと、寒い年越しの時期がこの暑さでは全く想像できません。
まだまだ暑さの盛りの中、8月最後の週のお話会の報告をします。
来てくれたのは、子ども12人、大人9人。

手遊び くーるぽん
おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『まほうの馬』A.トルストイ他/文 E ラチョフ/絵 高杉一郎他/訳 岩波書店
絵本  『ひこうきにのろう』バイロン バートン/作 なかがわちひろ/訳 好学社
 〃  『これはのうじょう』ジョン クラッセン/作・絵 なかがわちひろ/訳 徳間書店
 〃  『これはのみのぴこ』谷川俊太郎/作 和田誠/絵 サンリード
手遊び さよならあんころもち

「アリョーヌシカとイワーヌシカ」は大好きなおはなしなんですよ。
この日は、ほとんどが初めての子どもたちだったと思いますが、分からない言葉は「〇〇ってなに?」ってすぐに聞いてくれたから、やり取り上手なヤンさんは短く説明を入れながら語ってくれました。
だから、内容のある話だけれどもみんなちゃんとついてきてたし、その真剣な姿を見ているわたしも幸せでした。
『ひこうきにのろう』は、飛行機の内部が詳しく説明されていて、「燃料って、翼に入ってるの?」とびっくりしました。
大人なら、これは知ってて当たり前ですか?
わたしは知りませんでした。
あとの二冊は、タイトル『これは…』でつないでますね。
お見事でございます。
暑さを忘れた、楽しい時間でした(*^_^*)

すてきな宝物

 虫の音や朝一番には秋の気配が感じられるものの、午後からの暑さは熱い!くらいにまだ暑いです🥵 夏休みもこの土日で終わり、月曜日からは新学期です~
遅くなりましたが先週8月23日土曜日の図書館おはなし会の報告です😄

子ども 7人 おとな7人

手あそび くーるぽん
おはなし 「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/福音館書店
おはなし 「かみなりさんとかさやさん」語りの森HP
絵本 『にゅうどうぐも』野坂勇作/根本順吉 監修/福音館書店
絵本 『そんなにみないでくださいな』accototo/KADOKAWA
絵本 『いました』五味太郎/ブロンズ新社
絵本 『すいかのたね』押本達希/ブロンズ新社
手あそび さよならあんころもち

 夏休みのせいでしょうか、「いつもの常連さん」がなかなか集まりにくいのですが(このオープンスペースでそう呼べることもすごいこと、なんですが😊)
夏休みは思わぬ再開があるので、それを見るといつもとても感動します。
 この日はおはなし会が始まる前からじゅうたんコーナーに二組ほどの親子さんが子どもに読み聞かせをしていたのですが、一方のかたは初めておはなし会を経験したようで途中で「時間がなくなって……」と急いでいらして、ああ今日は初めての子どもさんばかりかなあ、と子どもたちのほほえましくにこにこしながら聞く姿を見て思っていたのですが、さすがヤンさん、タダではかえさない?!😁
 おはなし、絵本とどんどん聞き手との距離を近くして最後にぎゅ~みたいな、 『すいかのたね』 夢中でしたね!
 おはなし会が終わって、『すいかのたね』を借りたいという、じゅうたんコーナーにいらしたもう一方の親子さんに「予約が入ってしまっていて……」と伝えると、「わたし、おはなし会にこの子を連れてきていたんです」と、子どもさんのお母さんを指さして若いおばあちゃんが言うんです。今日は三世代で来てくれたんですね! 「小学校でもおはなし聞きました」とお母さんも。「(ヤンさん)のおはなし?」とお母さんのお母さんが聞くと、「そうです!」と。もしやヤンさん20年位前と今とさほど変わっていないのでは⁉😁
 きっと小学生だったこのお母さんも、ヤンさんのおはなしの何かが今でも心に残っているのかもしれません。ほんとにヤンさんがたくさんの人を楽しませて、そのためにたくさんの時間を使ってくれたおかげの、今のおはなし会があると、改めてこの場所の大切さを実感します。あ~これだから、暑いばかりの夏だけど、夏はいいんですよね😊

8月の大人のためのおはなし会

まだ日中は暑いですが、ふとした時に秋の虫の鳴き声が聞こえたり、朝の涼しさがあったりと、すこーしずつですが、季節が進んでいるなと感じますね。そんな気付きに、にんまり嬉しいこの頃です。大人のためのおはなし会、テーマは〈猫〉大人10人、子ども1人、たくさんの方が来てくださいました。

おはなし 「いぬとねこと玉」 『朝鮮民譚集』 孫普秦/著 増尾伸一郎/解説 →語りの森HP

絵本 「サイモンはねこである。」ガリア・バーンスタイン/作 なかがわちひろ/訳 あすなろ書房

 〃 「おんぶねこ」殿本祐子 講談社

手遊び くーるぽん

絵本 「11ぴきのねこ ふくろのなか」馬場のぼる こぐま社

おはなし 「ついでにペロリ」『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館

 〃   「ねこの踊り」『日本の昔話1』おざわとしお/再話 福音館書店

 〃   「ねこの怨念」出典不明

猫は身近な動物ですが、犬とは違ってそばに来るのは気が向いた時、しなやかな身体となめらかな毛並み、秘密を隠し持っているような妖艶な雰囲気に魅力を感じます。私は犬派ですが、友人宅にいる猫にはいつも癒されます〜。今回、色んな猫が登場しました。「いぬとねこと玉」では、いぬとねこが協力して盗人ばあさんから玉を取り返しますが、ねこの賢さや、ねこらしさのおかけで事がうまく進む展開となっています。「ついでにペロリ」は、ねこが次々と出会った人を丸飲みにしていくのですが、語り手でこんなにも違うのか!という驚き。ねこのお腹がどんどん膨らんでいく様子が見えました。「ねこの踊り」こちらは恐ろしいおはなし♡「ねこの怨念」は、ヤンさんが人から聞いた10秒もかからないもので、最後にみんなで笑って幕を閉じました。本の紹介机にみなさん集まって、しばし交流され、時間切れで読めなかった絵本「あばれネコ」「ねこまがたけ」も手にとって見てもらいました。夏休みということもあり、小学生の女の子もお母さんと立ち寄ってくれましたよ。そのお母さんが、ほんと楽しそうに聞いてくれていたのが印象でした。何年かしたら、子どもの頃おはなし会聞いてました〜みたいな大人の方もぞくぞくと現れるかも?

次回は9/25(木)テーマは〈狼〉です。