「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

春さんぽ

 ゴールデンウィーク、なのでしょうか?あまりに飛び飛びすぎて、ゴールデンちゃうやんという気がしますが、お天気はよさそうですね💓 ゴールデンウィーク初日の4月26日土曜日、図書館おはなし会には、おはなし大好きの女の子がお揃いとなりました!

子ども 7人 おとな9人

手あそび ころころたまご
おはなし 「ひとり、ふたり、さんにんのこども」おはなしのろうそく26/東京子ども図書館
おはなし 「元気な仕立て屋」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/福音館書店
絵本 『おじさんのつえ』五味太郎/岩崎書店
絵本 『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダ―モット/神宮輝夫 訳/ほるぷ出版
絵本 『ねこいる!』たなかひかる/ポプラ社
手あそび さよならあんころもち

 あんなに寒かった冬が終わり、花が咲き過ごしやすい今日この頃、春の陽気にボーっとするわ、眠いわで、やることばかりたまってしまいます。おとなはこんなんですが、子どもは違いますね~ おめめキラキラ、「ひとり、ふたり、さんにんのこども」たちと一緒に春の中を探検にでかけます。いいですね~ この季節にピッタリなおはなしです。そして、こわい話に分類される「元気な仕立て屋」ですが、ヤンさんの「元気な仕立て屋」は「おもしろいはなし」なのでは?と思ってしまうんです😊 二話とも聞いてイメージしやすいようにテキストの整理されているので、なるほど、子どもの反応が違います。そして絵本3つ、納得のプログラムだなぁと、思うものの、『ねこがいる!』の子どもたちのくいつきに時代を感じてしまうおらふでした😓

 

4月のおはなし会🌸

4月17日(木)
こども園 4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店
おはなし「じいとばあ」
ろうそくぱっ

わたしを見て、
こども「なまえ、なに先生やった?」
わたし「むらかみさん」
こども「むらかみせんせ?」
わたし「ううん。むらかみさん」
こども「むらかみさん?」
わたし「そう、むらかみさん。むらかみさん」
こども「何べん言うてるねん!」

いや、選挙に出るつもりではないけど(笑)
年中さんになったばかりで、なんか面白いおばあちゃんやなと、やっと語り手として認知してくれたみたいですヾ(≧▽≦*)o

「ひとりふたり・・・」が終わると、「みじか~い」「はやい~」の合唱。
しかたがないので「とうふとこんにゃく」やりました。やっぱり「みじか~い」
オチのしゃれが分かった子が半数。分らんけどいっしょに笑った子がのこりの半数。
しかたがないので、「じいとばあ」
こども「みじか~い!」
わたし「つづきは5月にやるね!」
ああ、つぎまでに新しいオマケを見つけておかなければなりません。

4月18日(金)
ホットカフェ 高齢者を中心に20名ほど 2つに分けて2回

おはなし「はなたれ小僧さま」『日本のむかしばなし2』松谷みよ子再話/講談社
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』福音館書店
おはなし「じいとばあ」『山城和束の昔話』京都府立資料館

初めてお招きいただきました。ボランティアを中心とした地域の集まりです。
認知症のかたが数人おられました。
保健師さんや市の職員さんたちもサポートされていました。
「こんな話聞いたことない」といってよろこんでくださいました。
そのあと、みんなで歌を歌ったり、お茶とお菓子でゆったりすごしました。
いい時間でした。

4月21日(月)
こども園 5歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「わたしがテピンギー」『魔法のオレンジの木』
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』おざわとしお訳/福音館書店
ろうそくぱっ

わたし「わあ、みんな大きい組さんやねえ。すごいなあ」
子ども「なつかしい!」
そうくるか!
子どもの世間話はほんとにおもしろいヾ(≧▽≦*)o

春の陽気に気分もわくわく、図書館のおはなし会もふくめて、語るのが楽しくってしかたがないヤンでしたO(∩_∩)O

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きのうは、《日本の昔話》を更新しました。「みるなのくら」です。
語ってくださいね!

 

 

長い話して~~

昨日は、30度近い気温になって驚きました。
暑くて半袖でないと居られないくらいなのに、来ている服は入れ替え前の冬服という残念な状態…(笑)
子どもたちは当然、元気に夏服でお話会に集まってくれました。
参加してくれたのは、子ども12人、大人6人。

手遊び ころころたまご
おはなし 「馬方やまんば」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店
 〃   「ながいはなし」出典不明
絵本 『たんぽぽのたねとんだ』すずきゆりいか/文 ごんもりなつこ/絵 福音館書店
 〃 『おじさんあそびましょ』長新太/作 絵本館
 〃 『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳 冨山房
 〃 『へびのみこんだなにのみこんだ?』tupera tupera/作 えほんの杜
 〃 『ぱんつさん』たなかひかる/作 ポプラ社
手遊び さよならあんころもち

「馬方やまんば」のあとに、男の子が「長い話して~」といったので、ヤンさんが「じゃあ、長い話するわな」といって、天からうどんが下りてきて、引っぱっても引っぱってもいつまでも続くという、きりなし話をしたんですね。
そしたら、その男の子が、話が長いのをしてほしいんだとちゃんと反論して、面白いなと思うと同時に、子どもってすごいなと思いました。
そんなに大きい男の子ではないんですが、常連さんなのでどんどん聞けるようになってるんですね。

それと、新しい手遊び❝ころころたまご❞が、昨日からスタートしましたよ~♬♪
わたしはまだ覚えられなくて、見ながらついていくのに必死ですが、❝ころころたまごは、おりこうさん❞というフレーズが頭から離れません。
かわいい手遊びです。
みんなも楽しく覚えてね~~(^O^)

4月のあったかペーチカ

不安定な天気は過ぎ去り、暑くなってきてしまいました!もうしばらく、春服を楽しみたいのに…。衣替えをするのが好きでして、狭いクローゼットの中で、活発にあれこれ服のことだけ考えた後、いらない服を一袋抱えて出ていく爽快感がけっこう好きなんです。そういえば、昔話の主人公も狭い箱に入りますね。何か心理的に関係があるかも?それはどうだかわかりませんが、ペーチカには9名の参加がありました。

腹を立てた貧乏神 『語りの森昔話集6』語りの森

マカトのたから貝『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

ひなどりとねこ『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編 実業之日本社

赤ずきん『語るためのグリム童話2』小峰書店

高野谷の狐 『遠州伝説集』御手洗清/著 遠州タイムスより整理

死人の恩返し『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社

鳥のみじさ『日本の昔話3』福音館書店

カメの笛『ブラジルのむかしばなし』カメの笛の会 /編   東京子ども図書館

Mさんの絵本紹介

『くろっぴーとねずみのきょうだい』新井洋行/作・絵 教育画劇

『りょこうにいこう!』五味太郎/作 偕成社

『あける』はらぺこめがね/作・絵 校成出版社

『10ぴきのおばけのけんこうしんだん』にしかわおさむ/作・絵 ひかりのくに

『クマダさんのどんぐりコーヒー』はやしますみ/作 アリス館

『もりのなかをとおるのはだあれ?』アルビン・トレッセルト/作 ロジャー・デュボアザン/絵 石津ちひろ/訳

『できるよ できるよ』ブリッタ・テッケントラップ/作・絵 木坂涼/訳 ひさかたチャイルド

『タケシのせかい』室井滋/作 長谷川義史/絵 アリス館 

リラックスしたまま語れるおはなし会。「マカトのたから貝」を語った方は、昨夜やっと最後の段落を覚え終えたところ。(そんな風には聞こえませんでした)「赤ずきん」では、語り手が笑いだし、ツボにはまってとまらなくなりました(笑)。「死人の恩返し」では、おはなし最終結末句手前の1行が出てこず、こんなことがあるなんて!と、語り手もびっくり。テキストを見て、教えてもらいました。(そこテーマやん!とつっこみが)「鳥のみじさ」では、語り手が戻しながら語る事を体験されていました!私が言うまでもなく、みなさんの語りはすばらしいです。その上で、緊張しない、しすぎず語れる場という事で、新たな道を切り開くような?色んな気付きがありました。絵本もたくさん紹介して頂きました!おはなしについてのおしゃべりの時間もありますので、おはなしの世界が広がって深まっていく嬉しい時間です。どなたでも遊びに来てみてください~(^^)

次回:5/8(木)10:00頃~

4月の大人のためのお話会

桜が散りましたね🌸
今年は、ゆっくり眺められたような気がするので、開花期間が長かったのかもしれませんね。
あくまで、わたしの狭い行動範囲内の印象ですが…。

今月の大人のためのお話会の報告です。
参加してくださったのは10人でした。
4月の分から、広報に日時を載せてもらえるようになり、それをご覧になったかたが来てくださったようで、メンバーみんな喜んでおります(*^_^*)

絵本 『フォックスくんのあそびかた』五味太郎 ブロンズ新社
おはなし 「高野谷の狐」『遠州伝説集』御手洗清/著 遠州タイムス社
 〃   「九尾のきつね」『語りの森昔話集1』村上郁/再話 語りの森
絵本 『きたきつねのゆめ』手島圭三郎 福武書店
手遊び ぎおんのよざくら
おはなし 「きつねの恩返し」『日本の昔話3』福音館書店
絵本 『きつねのおはなはん』中川正文/作 二俣英五郎/絵 福音館書店
おはなし 「きつねとがちょうたち」『語るためのグリム童話5』小澤俊夫/監訳 小峰書店

4月のテーマは〝きつね〟でした。
きつねというと人をだますと言われていますが、おはなしや絵本の中のきつねは、だましたりだまされたり、あるいはそんなこととは関係なくほっとさせてくれる内容のものもあります。
世界中のいろいろなきつねを、このお話会でゆっくり感じてもらえてたらうれしいです。
でもほんとにたくさんのきつねを集められたと思います。
怖いの、面白いの、じ~んとくるもの、きつねのいろいろなタイプを見られました。
来月は〝とり〟、その次は〝へび〟です。
動物シリーズもいいですね。
テーマとなる動物のいろいろな面が見えるようにプログラムを考えておりますので、どうぞご期待ください!

この日、初めてご参加くださったかたの中に、若い男性がおられたんですよね。
マスクや帽子ではっきりとはわかりませんし、じろじろ見るわけにはいかないので(おばちゃんの心としては、じろじろ見たいけど笑)かなりお若いと思います。
で、そのかた、けっこう楽しんでくださってたんですよね。
それで思ったんですが、「もしかして、子どものころに学校や図書館でヤンさんのおはなしを聞いていたんじゃない?」
大人になってから懐かしくなって来てみたとか…。
ほんとうの事はわかりませんけど、じゅうぶんあり得ると思うんですよね~~
そうだったらすごいですよね!

次回の大人のためのお話会は、5月20日(火)です。
みなさん、おまちしてま~す(^O^)/