「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

たぶんぼくがおとなになるまで👦

今日は、母の日なんですね。
お話会の内容とは関係ないのですが、猫ちゃんのイラストがかわいかったのでこれにしてみました。
先週はゴールデンウイークで、お話会は一回お休みでした。
二週間ぶりの昨日の図書館のお話会の参加者は、子ども14人、大人6人でした

手遊び ちいさなはたけ
おはなし 「きつねとがちょうたち」『語るためのグリム童話5』小澤俊夫/監訳 小峰書店
 〃   「あなのはなし」『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
絵本 『きみとぼく』谷口智則/著 文溪堂
 〃 『ゆびくん ファミリーえほん3』五味太郎/作・絵 岩崎書店
 〃 『ワスレッポおじさんのきままなさんぽ』石津ちひろ/文 藤枝リュウジ/絵 BL出版
 〃 『くらべるえほん たべもの』ちかつたけお/作・絵 学研プラス
手遊び さよならあんころもち

ひとつめのおはなし「きつねとがちょうたち」は、がちょうたちがきつねに食べられる状況になったとき、「その前に神さまにお祈りさせてくれ」といって、次々と「ガーガー」鳴いていき、それが終わらないという笑い話。
いろんな鳴き方を次々に出してくるヤンさんの「ガーガー」が面白くてみんな大喜びです!
終わった後、「いつまで鳴いてるんやろなあ~」という問いかけに、ひとりの男の子が立ちあがって、「たぶんぼくがおとなになるまで!」とこたえてくれたのがまた面白くて、ほんとにいい雰囲気になりました。
「あなのはなし」では、「え! あなだけ? あながあるく?!」みたいな反応を、子どもたちがヤンさんを見ながら顔に浮かべるので、ほほえましいというか、こちらまで心があったかくなる。
そして、自分はもう知っている話だけれど、初めて聞くときは確かにそうだよなと、忘れていた気持ちを思い出させてくれました。
おはなしを聞いたり、絵本を読んでもらったり、手遊びもあって、やっぱりお話会は楽しいですね~~(*^_^*)

春さんぽ

 ゴールデンウィーク、なのでしょうか?あまりに飛び飛びすぎて、ゴールデンちゃうやんという気がしますが、お天気はよさそうですね💓 ゴールデンウィーク初日の4月26日土曜日、図書館おはなし会には、おはなし大好きの女の子がお揃いとなりました!

子ども 7人 おとな9人

手あそび ころころたまご
おはなし 「ひとり、ふたり、さんにんのこども」おはなしのろうそく26/東京子ども図書館
おはなし 「元気な仕立て屋」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/福音館書店
絵本 『おじさんのつえ』五味太郎/岩崎書店
絵本 『太陽へとぶ矢』ジェラルド・マクダ―モット/神宮輝夫 訳/ほるぷ出版
絵本 『ねこいる!』たなかひかる/ポプラ社
手あそび さよならあんころもち

 あんなに寒かった冬が終わり、花が咲き過ごしやすい今日この頃、春の陽気にボーっとするわ、眠いわで、やることばかりたまってしまいます。おとなはこんなんですが、子どもは違いますね~ おめめキラキラ、「ひとり、ふたり、さんにんのこども」たちと一緒に春の中を探検にでかけます。いいですね~ この季節にピッタリなおはなしです。そして、こわい話に分類される「元気な仕立て屋」ですが、ヤンさんの「元気な仕立て屋」は「おもしろいはなし」なのでは?と思ってしまうんです😊 二話とも聞いてイメージしやすいようにテキストの整理されているので、なるほど、子どもの反応が違います。そして絵本3つ、納得のプログラムだなぁと、思うものの、『ねこがいる!』の子どもたちのくいつきに時代を感じてしまうおらふでした😓

 

4月のおはなし会🌸

4月17日(木)
こども園 4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店
おはなし「じいとばあ」
ろうそくぱっ

わたしを見て、
こども「なまえ、なに先生やった?」
わたし「むらかみさん」
こども「むらかみせんせ?」
わたし「ううん。むらかみさん」
こども「むらかみさん?」
わたし「そう、むらかみさん。むらかみさん」
こども「何べん言うてるねん!」

いや、選挙に出るつもりではないけど(笑)
年中さんになったばかりで、なんか面白いおばあちゃんやなと、やっと語り手として認知してくれたみたいですヾ(≧▽≦*)o

「ひとりふたり・・・」が終わると、「みじか~い」「はやい~」の合唱。
しかたがないので「とうふとこんにゃく」やりました。やっぱり「みじか~い」
オチのしゃれが分かった子が半数。分らんけどいっしょに笑った子がのこりの半数。
しかたがないので、「じいとばあ」
こども「みじか~い!」
わたし「つづきは5月にやるね!」
ああ、つぎまでに新しいオマケを見つけておかなければなりません。

4月18日(金)
ホットカフェ 高齢者を中心に20名ほど 2つに分けて2回

おはなし「はなたれ小僧さま」『日本のむかしばなし2』松谷みよ子再話/講談社
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』福音館書店
おはなし「じいとばあ」『山城和束の昔話』京都府立資料館

初めてお招きいただきました。ボランティアを中心とした地域の集まりです。
認知症のかたが数人おられました。
保健師さんや市の職員さんたちもサポートされていました。
「こんな話聞いたことない」といってよろこんでくださいました。
そのあと、みんなで歌を歌ったり、お茶とお菓子でゆったりすごしました。
いい時間でした。

4月21日(月)
こども園 5歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「わたしがテピンギー」『魔法のオレンジの木』
おはなし「とうふとこんにゃく」『日本の昔話5』おざわとしお訳/福音館書店
ろうそくぱっ

わたし「わあ、みんな大きい組さんやねえ。すごいなあ」
子ども「なつかしい!」
そうくるか!
子どもの世間話はほんとにおもしろいヾ(≧▽≦*)o

春の陽気に気分もわくわく、図書館のおはなし会もふくめて、語るのが楽しくってしかたがないヤンでしたO(∩_∩)O

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きのうは、《日本の昔話》を更新しました。「みるなのくら」です。
語ってくださいね!

 

 

長い話して~~

昨日は、30度近い気温になって驚きました。
暑くて半袖でないと居られないくらいなのに、来ている服は入れ替え前の冬服という残念な状態…(笑)
子どもたちは当然、元気に夏服でお話会に集まってくれました。
参加してくれたのは、子ども12人、大人6人。

手遊び ころころたまご
おはなし 「馬方やまんば」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店
 〃   「ながいはなし」出典不明
絵本 『たんぽぽのたねとんだ』すずきゆりいか/文 ごんもりなつこ/絵 福音館書店
 〃 『おじさんあそびましょ』長新太/作 絵本館
 〃 『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック/作 じんぐうてるお/訳 冨山房
 〃 『へびのみこんだなにのみこんだ?』tupera tupera/作 えほんの杜
 〃 『ぱんつさん』たなかひかる/作 ポプラ社
手遊び さよならあんころもち

「馬方やまんば」のあとに、男の子が「長い話して~」といったので、ヤンさんが「じゃあ、長い話するわな」といって、天からうどんが下りてきて、引っぱっても引っぱってもいつまでも続くという、きりなし話をしたんですね。
そしたら、その男の子が、話が長いのをしてほしいんだとちゃんと反論して、面白いなと思うと同時に、子どもってすごいなと思いました。
そんなに大きい男の子ではないんですが、常連さんなのでどんどん聞けるようになってるんですね。

それと、新しい手遊び❝ころころたまご❞が、昨日からスタートしましたよ~♬♪
わたしはまだ覚えられなくて、見ながらついていくのに必死ですが、❝ころころたまごは、おりこうさん❞というフレーズが頭から離れません。
かわいい手遊びです。
みんなも楽しく覚えてね~~(^O^)

4月のあったかペーチカ

不安定な天気は過ぎ去り、暑くなってきてしまいました!もうしばらく、春服を楽しみたいのに…。衣替えをするのが好きでして、狭いクローゼットの中で、活発にあれこれ服のことだけ考えた後、いらない服を一袋抱えて出ていく爽快感がけっこう好きなんです。そういえば、昔話の主人公も狭い箱に入りますね。何か心理的に関係があるかも?それはどうだかわかりませんが、ペーチカには9名の参加がありました。

腹を立てた貧乏神 『語りの森昔話集6』語りの森

マカトのたから貝『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

ひなどりとねこ『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/編 実業之日本社

赤ずきん『語るためのグリム童話2』小峰書店

高野谷の狐 『遠州伝説集』御手洗清/著 遠州タイムスより整理

死人の恩返し『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社

鳥のみじさ『日本の昔話3』福音館書店

カメの笛『ブラジルのむかしばなし』カメの笛の会 /編   東京子ども図書館

Mさんの絵本紹介

『くろっぴーとねずみのきょうだい』新井洋行/作・絵 教育画劇

『りょこうにいこう!』五味太郎/作 偕成社

『あける』はらぺこめがね/作・絵 校成出版社

『10ぴきのおばけのけんこうしんだん』にしかわおさむ/作・絵 ひかりのくに

『クマダさんのどんぐりコーヒー』はやしますみ/作 アリス館

『もりのなかをとおるのはだあれ?』アルビン・トレッセルト/作 ロジャー・デュボアザン/絵 石津ちひろ/訳

『できるよ できるよ』ブリッタ・テッケントラップ/作・絵 木坂涼/訳 ひさかたチャイルド

『タケシのせかい』室井滋/作 長谷川義史/絵 アリス館 

リラックスしたまま語れるおはなし会。「マカトのたから貝」を語った方は、昨夜やっと最後の段落を覚え終えたところ。(そんな風には聞こえませんでした)「赤ずきん」では、語り手が笑いだし、ツボにはまってとまらなくなりました(笑)。「死人の恩返し」では、おはなし最終結末句手前の1行が出てこず、こんなことがあるなんて!と、語り手もびっくり。テキストを見て、教えてもらいました。(そこテーマやん!とつっこみが)「鳥のみじさ」では、語り手が戻しながら語る事を体験されていました!私が言うまでもなく、みなさんの語りはすばらしいです。その上で、緊張しない、しすぎず語れる場という事で、新たな道を切り開くような?色んな気付きがありました。絵本もたくさん紹介して頂きました!おはなしについてのおしゃべりの時間もありますので、おはなしの世界が広がって深まっていく嬉しい時間です。どなたでも遊びに来てみてください~(^^)

次回:5/8(木)10:00頃~