「勉強会」カテゴリーアーカイブ

12月の語りクラス

11月末に開催されました「貧乏神大会」の余韻が残る中、12月の勉強会が始まりました。
その前にヤンさんから貧乏神大会について一言。
☆同じおはなし(テキスト)でも語る人によって違うおはなしになる
⇒語る人の想いが込められるため
⇒語り手の数だけおはなしがある
⇒語りクラスは一人一人その人のおはなしを完成させるための勉強会

一度にあれだけの貧乏神を聞く機会は初めてでしたが、全く飽きることなく、次はどんな貧乏神?と楽しい時間でした。同じおはなしでも「さっき聞いたおはなしやん」となりませんでしたね。
この気持ちを忘れず、日々精進していきましょう!

👐手遊び(山形のわらべ歌) 『レブラディ ボーラディ♪』👐

語り
➀「おいしいおかゆ」 『おはなしのろうそく3』/東京子ども図書館
➁「山寺の化けもの」 『日本の昔話1」/福音館書店
➂「鬼の面 お福の面」 『語りの森昔話集6』/語りの森
④「ゆうかんな靴直し」 『子どもに語るイタリアの昔話』/こぐま社
⑤「トリレヴィップ」 『子どもに語る北欧の昔話』/こくま社

ヤンさんの語り
「さるの婿さん」 『語りの森HP』⇒こちら

個人的に特に「なるほど~」と感じた「おいしいおかゆ」について報告します。

Nさんは「おいしいおかゆ」を図書館で語る予定で発表されました。
アドバイスとして、小さい子どもに語るときはテキストを変更する必要があるそうです。
「、」で文章がつながっており、一文が長すぎるため、小さい子どもにはイメージができません。「、」を「。」に変えればいいそうです。

例えば、
*すると、ひとりのおばあさんに会いましたが、そのおばあさんは、女の子のこまっていることをちゃんと知っていて、ちいさなおなべをひとつ、その子にくれました。
→すると、ひとりのおばあさんに会いました。そのおばあさんは、女の子のこまっていることをちゃんと知っていました。そして、ちいさなおなべをひとつ、その子にくれました。
*そのうち、台所がおかゆでいっぱいになり、家のまえの道も、おかゆでいっぱいになり、それから、となりの家がおかゆでいっぱいになりましたが、おなべは、まだ、ぐつぐつ、ぐつぐつ、にています。
→そのうち、台所がおかゆでいっぱいになりました。それから、家のまえの道も、おかゆでいっぱいになりました。それから、となりの家がおかゆでいっぱいになりました。それでも、おなべは、まだ、ぐつぐつ、ぐつぐつ、にています。

「。」に変更するだけで、おかゆがあふれ出す情景が自然にクレッシェンドになります。
ヤンさんからの経験から、1.2年生までは変更したほうがよい、想像する力がついてくれば、ろうそくのテキストのまま語ればいいそうです。
私も一度低学年に語ったことがあるのですが、全くうけずに終わり、それ以来封印しているおはなしでした。
なぜだろう?と思っていた疑問がすっきり晴れ、今後語るおはなしにも活かそうと思いました。

10月の語りクラスで発表した「金の鳥」を小学5年生に語ってきましたので、ここで報告します。
一クラス目、静かに聞いてくれていましたが、反応があまりなく………大好きなおはなしという感情が出過ぎた?きつねのアドバイスは真剣になりすぎ?と反省しつつ、”語り手はおはなしを手渡すだけ”、”聞き手が自分でイメージして楽しむ”を意識して、二クラス目を語りました。

・末の王子が何度も失敗する→「またやん、あほやな」
・きつねが自分を撃ち殺して首と前足を切り落とす→「えっ?!」(全体の雰囲気が引き締まる)
・井戸のふちに腰をおろしておしゃべりをしよう→「(首を横に振りながら)だめだめ」
・2人の兄さんは処刑されました→「良かった~」
・それからはみんなは生きている限り幸せにくらしました→「満足」
子ども達の次々に変わる表情を見ながら、楽しく語れました。
練習するたびに「ええはなしやな」と思っていましたが、今回は初めて子どもに語って、更に好きになりました❤

次回は2月10日(火)です。少し早いですが、よいお年をお過ごしください☺

おはなし入門講座 第3回

たいへん遅くなりましたが、ききみみずきんより、11月18日「おはなし入門講座」第3回のご報告です。

 

今回は、「どうやっておぼえるの?」

おはなしの覚え方と語り方がテーマでした。

講座の内容に入る前に、前回の宿題、受講者それぞれが選んだおはなしのテキストのコピーを提出しました。そのお話を選んだ理由も聞かせていただきましたが、皆さん思い入れや魅力を語ってくださり、今から来月の発表が楽しみになりました。

さて、講座第三回はヤンさんの語り「三びきの子ブタ」から始まりました。石井桃子訳『イギリスとアイルランドの昔話』(福音館書店)のテキストです。最初と二番目の子ブタがオオカミに食べられてしまったり、三番目の子ブタがオオカミを食べてしまう結末など、みんなが知っているお話との違いを話し合いましたが、これがイギリスに伝わるオリジナルの昔話であることを聞きました。昔話の一見残酷に思えるストーリーが実はそれこそが子どもに必要なものであることなど、昔話の魅力の一端に触れて、いよいよ覚え方に入っていきます。

まず最初にすることは、ストーリーをおぼえる

①全体を声に出して何回か読む

この時、ただ文字を追うのではなく、場面をイメージしながら読みます。物語が映画を見ているかのように脳裏に再現できるまで読みましょう。この時に築いたイメージが、覚えるときにも、そして何より、語るときに重要なカギになってきます。おろそかにしてはいけないと改めて思いました。

②あらすじを書く

元のテキストを見ないで書き出してみましょう。テキストと照らし合わせて、抜けている部分や思い違いをしている部分をチェックします。

③意味段落に分ける

小学校の国語の授業でやった、あれです。意味段落の目安として、

1.場面が変わったとき

2.時間が経過したとき

3.登場人物の出入りがあるとき

があげられます。みんなで「三びきの子ブタ」の段落分けをやってみました。エピソードがきちんと三回繰り返され、出てくるモチーフの順序も定まっていて、形の整ったおはなしだということがよくわかりました。

さて、いよいよ覚えていきます。

一日に一段落ごとおぼえる

段落をさらに一度に覚えられる長さで数行ずつに分けて、しっかり大きな声を出して繰り返し読みましょう。自分の声を耳から聞くことで覚えられますし、大切にしたいのは言葉のリズムを感じ取ること。よいおはなしは心地よいリズムを持っているのです。

イメージしながらおぼえる

細かいイメージを深めながら覚えていきます。実際に見たり、体験したことをイメージするのもよいでしょう。語り手のイメージがそっくりそのまま聴き手に伝わるわけではありませんが、語り手の発する言葉にリアリティを与えます。これは、私はストーリーテリングに出会ってから実感するようになりましたが、お芝居でも、スピーチでも、国会答弁でも、話す人が言葉にどれだけの思いを込めているか、伝わり方が全く違います。イメージすること、これがストーリーテリングの肝といっていいと思います。

一つの段落を完全におぼえてから、次の段落に移る

意味段落で覚えることで、自然に語りの間も生まれます。そして、大事なポイントが、次の日は前の日に覚えた段落を復習しないこと。それを繰り返すと、初めに覚えた段落の練習ばかり重なり、後に覚えた分と練習量が変わることで、イメージの深み、ひいては語りの厚みに差が出てしまいます。結末が尻すぼみになってしまっては、どんなハッピーエンドも台無しです。これはその後いくら長く続けてもその蓄積は変わることがありませんから、おはなしのバランスは永遠に失われてしまいます。こわいですね!

すべての段落をおぼえたら、初めて最初から最後まで語ってみる

すると、当然ですがたくさん忘れているところがあります。そこはテキストを見て修正し、必要に応じて重点的に練習します。

最初から最後まで覚えたら、以降は日常的に語って練習します。家事や散歩をしながらでも、ぶつぶつぶつぶつ語って、自分の口に耳に、お話をなじませてしまうのです。ヤンさんはよく「寝ていても語れるように」とおっしゃるのですが、そこまでいけば、もうそのおはなしは、あなたのものです。

もっと早く覚える方法はないのか?と思いますが、時間をかけて、じっくりお話を付き合うことが大事です。そして、聞かせたい人に語って、反応が得られれば、おはなしは立体化します。

物語を耳から聞いて想像して楽しみたいという普遍的な欲求があるのではとヤンさんはいいます。古代エジプトの昔話に、現代にも伝わる昔話の類話があるとか。スマホ全盛の時代ですが、子どもは今も昔も変わっていません。子どもたちはおはなしが好きです。その想像力も、純粋さも、正義感も失われてはいません。子どもたちに、よいおはなしを届けて、よりよい未来につなげていきたいと思います。

最後に語り方のポイントを。

上手に語ろうとしない

話しなれない口調や声色を使ったり、大げさに演技したりせずに、気取らず、自然体で語りましょう。聴き手は語り手を見に来ているのではなく、おはなしを楽しみに来ています。語り手は前面に出すぎてはいけません。聴き手に、物語を手渡すのみです。

最後まで語る

語り始めたら、忘れようとも間違おうとも、とにかく結末まで語ること。語りは、聴き手への「おもてなし」です。責任をもって、お話を終わらせてください。言葉が出てこないときは、自分のイメージから言葉を絞り出して、先に進む。ここでもイメージが助けてくれます。おはなしの力を信じることです。結末に向かって、主人公が連れて行ってくれると信じて、語りましょう。

今回も主催側である私たちにとっても有意義な講座となりました。

受講生の皆さまには、会場の変更によるご不便をおかけしましたこと、また資料配布に不手際がありましたことお詫び申し上げます。

次回12月16日はいよいよ最終回、実際に語る発表会です

楽しいおはなし会になると思います!どうぞ皆さん、かぜなどおめしになりませんように!

11月のプライベートレッスン

すっかり朝晩が寒くなり、ダウンコートを着ている人も多くなりましたね。
わたしも、すっかり冬のあったか服を着ていますが、天気のいい日中は半袖の人も見かけます。
一日じゅう冬のジャンパーを着こんでいるわたしには信じられない光景です。
元気有り余ってるの?
今月のプライベートレッスンの報告です。

英語の出典から語るためのテキストをつくる
「THE STORY OF A LITTE GRAY MOUSE」by DOROTHY SHERRIL
『READ MORE STORIES』THOMAS Y. CROWELL COMPANY
「小さな灰色のネズミのお話」ドロシー・シェリル
英語から再話するということをやっておられるヤンさんによると、いちばんいいのは英語文を見ながら語り用のテキストを作っていくことだそうです。
つまり、日本語訳をはさまないんですね。
英語文には英語文の持つリズムがありますので、そのリズムを日本語に変えるときに持ち込めるかどうかを考えるのにはそれがいいということですが、それは相当難しいと思われます。
リズムのことの他にも、どの言葉を選ぶかとか、言葉を抜いたり足したりとか考えることは山ほどあります。
だから、わたしがもしやるとするならば、英語文の直訳を元にして語るためのテキストにするしかできないなと思いながら、聞いていました。
以前勉強会で、「三匹の子ブタ」の英語のカセットテープを聞かせてもらったことがありました。
それは、『イギリスとアイルランドの昔話』の石井桃子さんの訳の「三匹の子ブタ」より、数分短かかったです。
でもとってもリズミカルでした。
それを、石井桃子さんは、日本語でリズミカルになるように考えて訳されているんだなと分かり、翻訳することの難しさと、石井桃子さんのすごさを感じました。
わたしは前に、北欧の長い話を英語訳と日本語訳を見ながら短くするという作業をヤンさんに教えてもらいながらしたことがありますが、それも大変でした💦
その時は、ただただ短くするためで、今回の「小さな灰色のネズミのお話」とは趣旨がちがいましたが、へとへとでした(笑)
でも、一度やってみたかったというか、挑戦したかったんです。
ガッツがあったわたし!
その頃の自分を懐かしく思いながら、今回も、がっつり勉強できてよかったです。
英文からテキストを作ることに興味のある人は他にもいると思うけど、この内容はプライベートレッスンでしかできないし…。
個人の興味のあることにとことん応えてくれるのがプライベートレッスンだなと改めて思いました。

11月の語りクラス

みなさん、秋を楽しんでますか~~~
先日、滋賀のマキノまでドライブして、メタセコイア並木を見てきました。
写真で見て想像していたよりも、もっと壮大でした。
滋賀の湖西の方はもう随分紅葉していて、その自然な秋の山々が美しかったです。これまでは、お口ばっかり秋を堪能してましたが、目からも秋を満喫♪

手遊び 『どんぐりころちゃん』

語り
1.「金の鳥」/『語るためのグリム童話3』/小峰書店
2.「北風に会いにいった少年」/『愛蔵版・おはなしのろうそく7』/東京子ども図書館
3.「なまくらトック」/『おはなしのろうそく3』/東京子ども図書館
4.「鉄のストーブ」/『語るためのグリム童話6』/小峰書店
5.「さる地蔵」/『子どもに語る日本の昔話1』/こぐま社

今日はしっかりと長いお話が多く、とても聞きごたえがありました。
そして、語り手のどんな悩みも「基本として、スラスラとよどみなく語れるようになること。まずそれがあって、あとは現場での経験から学ぶこと」に尽きるというヤンさんからのお言葉がありました。

*以下、ピンク字は個人的心の声
スラスラとお話がなめらかに出て来る時の「語り」の心地良さ。
(たいがい、お話の始めの辺りはスラスラやねん、間違いなく!めざせ、最後まで最初と同じスラスラ!)
そこまで到達して初めて聞き手の様子を「観ながら」語れるわけです。
(あぁ、鼻ほじってんなぁ、とぼんやり認識しながら、口はスラスラ、後ろにお話をバッチリ背負って語るわけですな)
その語り手の余裕があってこそ、聞き手を観ているからこそ自然に生まれる「間」を体得していける。
(おっ、急に顔上げた!ここか~!ってな具合で)
一期一会の語りの場のために費やす練習の労力と時間こそが、何倍もの気づきと学びになって返ってくる。理想です。
(とにかく早めに着手して、練習練習、ちょっと休んでまた練習)


次回の勉強会は12月9日(火)です。

その前に、11月30日(日)はドキドキ、ワクワクの「総会」です!

語法クラス3回目

ちょっと報告が遅くなりましたが、10月に第三回語法クラスがありました。4カ月ぶりですので、記憶の引き出しをひっくり返して、がさごそ。奥の奥にあるものを思い出します。前回取り扱った昔話の「平面性」については、みなさんが提出された課題プリントを頂きましたので、非常に勉強になります。自分では到底気が付かない、考え及ばない部分がありますし、色んなおはなしがあげられていますので、そうなのかー!と感心するばかりです。

さて、今回は『昔話の語法』p220

「 抽象的様式」です。冒頭を少し言い換えました。

「平面性が決定的に一貫しておこなわれると、昔話は現実から離れた性質をおびてくる。昔話はそもそも昔から、私たちの現実世界を、そのさまざまな観点のまま、感情移入的に行動や振る舞いを真似しようとめざしているものではない。昔話は、現実世界をつくりかえ、その色々な要素に魔法をかけて別な形を与え、独自な特徴をもった世界を作り出す」

絵画でいうと、昔話は抽象画と似た描き方をします。

抽象画とは、人物、風景、静物などの具体的な対象をそのまま描かず、色、線、形といった要素を用いて、作者の内面や感情、あるいは抽象的な概念を表現する芸術です。具象画(現実の形を描く絵画)とは対照的で、観る人によって様々な解釈や感動が生まれるのが特徴です。

●小説は具象的

文学の場合で言えば、小説のほとんどは具象的です。主人公の生活を細かく描写したり、町のようす、あるいは列車の中のようすを具体的に描写していきます。

●昔話は抽象的

それに対して昔話は、具体的に語ることをやめ、独特の語り方でもって、いわば魔法をかけて、世界を抽象的な世界へと作り変えてしまいます。

【抽象的用様式】

世界を作り変えてしまう魔法のしかけ①〜⑥(今回は)

①名指すだけ (描写しない)

昔話は話のすじの展開を楽しむものなので、図形的登場人物を、ある点から次の点へ導いていくばかりで、描写のためにどこかに立ち止まることはしない。どのような人物か、どんな場所か、どのように事件が起きたかという説明はしない。単純な統一された言葉で事柄のみを述べる。耳で聞かれる昔話としてはこの方が分かりやすい。

②するどい輪郭、個体、柔らかいものも固く

一寸法師の針の刀、御椀の舟、桃太郎の、にぎりめしころころではおにぎりは鋭い輪郭線で転がってもばらばらになりません。「弥三郎婆」→HP、「炎の馬」大木→日本の昔話⑤おざわとしお再話(以下五巻本)

③小さな空間にとじこめる

登場人物は、堅固な家やお城、あるいは地下の宮殿などに住む。「馬方やまんば」山姥のすまい、「さけのおおすけ」一件の家→HP

昔話は、主人公を塔の中や、あるいは宮殿の中、トランクの中、あるいは箱の中にとじこめる

「ラプンツェル」、「ひひ神退治」お棺、長持「三枚のお札」「お月お星」木の箱

④固いものを好む

「へっぴりよめご」石の臼→HP、「仙人のおしえ」石の玉→五巻本⑤、「おしらさま」→HP、「天の庭」酒樽→五巻本③、「海行こう、川行こう」目玉→HP、「きじない太郎」目玉→HP、「山姥とくし」くし→HP

⑤高貴なものを好む

黄金や銀、銅など、めったにないもの、高価なものは周囲よりもひときわ目立って見える。孤立性が強調されている。

⑥原色を好む(灰色はある)

金、銀、赤、白、黒、(紺青)

「白雪姫」、「きもだめし娘」「ぼっこ喰いあねさま」→HP、白雪姫の白、赤、黒の極端な美は、一歩あやまればその極端のゆえに人を震え上がらせるような性質ではないでしょうか。また、馬は黒か白、あるいは赤です。「師番の馬」→五巻本②

*白と黒は、非個体的対照(色というのは中間色で微妙な差を持つ、連続的な違いがある。白と黒はそれがなく、二つにはっきり分ける)

⑦鋭く明確なすじの線

昔話のすじは遠方へひろがっていき、登場人物を長い道のりをこえた遠い国へ連れて行く。また、援助者が主人公に与える贈り物のなかでは、とくに移動手段となるものが多い。ふしぎな馬や車・靴・マントなどが主人公を遠くへ運び、指輪は主人公が望むところへ連れて行く。「かくれみの」→HP、「夢見小僧」千里車・万里車→五巻本①、「灰坊」→五巻本⑤、「イワンの夢」魔法のじゅうたん、いだてん靴→HP

今回はp230まで読みました。これは孤立性、あれは極端性と決めすぎずに、いくつかの性質を兼ねている場合もあることも教えて頂きました。

口頭伝承であった時代、語り手一人一人の中にテキストがありました。昔話は本来そういうもので、自分の中に素養があると語れるもの。時代は移り変わり、私達はテキストを覚えて語りますから、よく考えれば、本当の語りではないですもんね。ちょっと痛く刺さります。長い年月をかけて、何度も語り、子どもたちの反応から教えてもらって、テキストに手を入れることで、良く聞けるようになれば、それが自分のテキストであり、それは一人一人がする作業です。(そうすることで本来の語りに近付けると理解しました)語りクラスでヤンさんが私達に伝えてくれている事が、さらに深く根を下ろした学びとなりました。時間をかけて細かい所まで丁寧に勉強会の準備をして頂き、本当にありがとうございます。そして、こうしてブログを書かせてもらうことで数日かけて復習をしたら、勉強会の時とはまた違う感覚です。ちゃんと合っているかは不安な部分もありますので、皆様コメントにてご意見、ご感想、補足などよろしくお願いします!

宿題は、上記①〜⑥(⑦は昔話のほとんどがそう)を自分のレパートリーのテキストから探してA4一枚にまとめて、11/30までに提出です。

次回の語法クラスは12/24(火)です。