ホームの「お問合せ・リンク」のぺージ、7月7日の昔話の語法勉強会のおしらせに誤りがありました。
締め切り日⇒6月30日です!
諦めていた方、まだまだ大丈夫なので、どうぞお申込みください。
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お話の勉強会 🐌
講評するって、難しいんですよ。
いっちばん大事なのは、講評する人間は自分の好みで相手の語りを聴いてはいけないってことね。
自分がいちばん、というか、相手より上って思うと、自分を基準にしてしまうのね。
だから、選びも、声も、語りかたも、無意識に好き嫌いで判断してしまう。
それはとっても不遜なことなの。
そんな講師や先輩が必ずいうこと。
1、どうしてその話を選んだの?
2、以前、ほかの人が語ったのを聞いたときは、~~~だった。
わたし、若いころ、これでけっこう惑わされてね。迷って迷って(笑)
仲間にも悩んだ人もいるし。まああっけらかんと、ふう~んてやり過ごした仲間もいたけど(笑)
で、じきに開き直ってね。こんなふうに考えるようになった。
1、好きやからに決まってるやん。ほっといて。失礼な!
2、そんなん私、聞いてへんから知らんがな。再現できるんやったらやってみて。
だから、わたしは、こんな講評はしない。
もちろん、中級講座では、同じ話で違う再話や類話はなかったか、どうしてそのテキストにしたのかを説明してもらいますけどね。「ちゃんと他のテキストも見てから選んだんやろね。安易に飛びついてないやろね」ということね。ちゃんと調べる努力をしてから選びましょうということです。
初級講座はね、ふふふ、楽しいのよ。
とにかく語り手としての最初の話を聞いてますからね。おぎゃ~って生まれたときの。
途中からの人でもね、ピカピカの話を聞かせてもらってるから。
その人たちが、一話、一話、と成長するのを見るのが、ほんっとに楽しい。
語り手が100人いれば100の語り。
声の出し方や話し癖も、自分で気づきながらそれを味(個性)にしていく。
日常語講座は、もちろん、あなたの語りを追求しましょうって方向で、アドヴァイスします。
答えはあなたの中にある。
それでも、たった一つだけ、自分の中にきびしい基準を作っています。
「見えること」です。
わたしは聴くとき、じっと「見る」ことに集中しています。顔とちゃうよ(笑)
語り手が描き出す世界を、です。
その世界がぼやけるとき、そこはこうすれば見えるんじゃないかな、と思うことをアドヴァイスします。
それもその人の語りの中で、こうすれば、なんです。私ならこう語る、は、めったにいわない。
だから、相手によって言うてることが違うやんってよく言われます。
でも、せんじつめれば同じことを言っているわけです。
ババ・ヤガーでは講師のヤンがいて勉強するけどね、それ以外の勉強会では、みなさん、どんな感じかな?
おすすめは、お互いのいいところを言い合う会にすること。
10人いたとして、それぞれがよくない所を教えあったら、その人は10個の欠点をなおさなくてはいけない。ああしんど。
いいところを教えあったら、このままでいいってところが10個もある。次もがんばろうって思わない?
子どもたちに善意で奉仕している者同士、気持ちよく、楽しく、きびしく、成長したいですね。
5月の中級講座
今日は母の日、だったと気が付きました。
あ~あ、何にもしてないよ、不出来な娘を許して<(_ _)>
強引に、先週の金曜日の、おはなし中級講座の報告です(^^♪
レポート付きの語り
「がちょう番のむすめ」
このおはなしは、もう、テッパンですね。
ええはなしや~~、って思います。
よくぞこれを選んでくださったと、とてもうれしかったです。
この話は、むすめの成長の話ですが、成長を助けるのは最後に結婚相手となる王子ではなくて、その父王です。
王さまのほうが、がちょう番にされたお姫さまの上品さに気づき、事の真実を探偵のように調べて、最後に悪い腰元に罰を与えるのです。
王子さまは、まるで肉料理の皿についているパセリくらいの存在です。
王さまの存在に注目してみると、語るときに王さまのセリフが重要になります。
そこのところをヤンさんに指摘してもらって、とても参考になりました。
やっぱりおぼえたいなあ~(また、言ってるよ…)
そして、本日の教訓は、「語法を指摘できても、その箇所が大事という意味が分かっていないといけない。」です。
最後の、腰元が自分に罰を与える箇所です。
このエピソードの孤立は大事なところなので、自分の中で納得させておいたうえで、淡々と語る、のでございますよ!
(詳しくは、昔話の語法・エピソードの孤立性2をご覧ください → こちら)
二つ目の語りは「はらぺこピエトリン」
楽しいお話です。
そして、語り手さんの「このお話楽しいわあ~」っていう思いが聞いていて伝わってきました。
まわり全体が、明る~くなる感じがしますね。
昼食後は、呪的逃走譚のお勉強です。
今まで日本のお話の呪的逃走譚をレポートで報告してもらいましたが、この日からはみんなで世界の話を見ていきます。
その第1回目はグリム童話の中の呪的逃走譚を読んでいきました。
時間の関係で残り半分は宿題。
次回までにデータでやり取りして完成する予定です。
そして、うれしいことに、またメンバーが増えました。
ご新規さん、いらっしゃいませ~(^◇^)
これからどうぞよろしく、そしてみんなでがんばりましょう(^^)/
4月のがらがらどん
今日はがらがらどんの日でした。
前回から一カ月、こんなにも気温が上がるんだと思い知るほどの暖かさ!
惰性で長袖を着ているけれども、半袖でよかったと思う一日でした。
だんまりくらべ 語りの森HP →こちら
熊の皮を着た男 『おはなしのろうそく7』東京子ども図書館
シドモアの桜 『日本・人力車旅情』より 有隣堂
がちょう番のむすめ 『語るためのグリム童話5』小峰書店
てきぱきシアンシアンのむこえらび 『子どもに語る中国の昔話』こぐま社
三枚のおふだ 『おはなしのろうそく5』東京子ども図書館
赤鬼エティン 『子どもに語るイギリスの昔話』こぐま社
雨の日も晴れの日も泣く 昔ばなし大学ひょうご研究会がたろG再話
新作絵本の紹介
今日のおはなしのタイトルを見てください!
大きい話が多いですね!
もう、タイトルを見ただけでお腹がいっぱいです(笑)
しかし、じっさいに次々とおはなしを聞いていくのはまったくもって緩やかに和やかに、する~~っと時間が流れていきます。
それはきっと、この日自分が聞くだけで語らなかったからかもしれませんが…
いや、やっぱりそうではありません。
トップバッターの語り手さんの手遊び、「太郎君と花子ちゃん」でしたっけ?もう忘れてますが、何とも楽しいストーリーのある長い手遊びでした。
一気に場がゆる~くなったところに「だんまりくらべ」が語りはじめられました。
今日の参加者さんは、長いお付き合いのかたばかりでしたが(注:あくまでジミー目線、お前なんか長く付き合ってないわいと思われていたとしても関知いたしません)、しかし、時としてハッとするほど語り方が変化されることがあるのですね。
自分のことは全く分かりませんが、顔なじみの方の語りは、いろいろ変化に気づくものでございます。
その日その日の体調やご機嫌、あるいはまだ覚えたてとか急に言葉が飛んだとか、自分でもしょっちゅうありますが、その程度のことではなく今日はハッとするほど変わられたと思う語りを聞けました。
聞けば、相当練習されたとのこと。
おみごと!納得でございます。
そして、たくさんのおはなしを聞けて、絵本も読んでもらって、楽しい時間でした(^O^)/
『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』📖
おはなし会の最後に、今日のお話の出典を紹介するでしょ。
ところがね、「かきねの戸」とか「まほうの鏡」とか「九尾のきつね」とかの場合、「これは本になってないの」っていうと、子どもたちがっかりするのです。
原話の出典本を見せることもあるけど、子どもには読めないし、やっぱりがっかりする。
だから、「昔話っていうのはね、口伝えやからね。みんなさっきの話覚えてるでしょ。本がなくても、ほかの人に話して教えてあげてよ。昔話って、そうやって伝わってきたんよ」と説明する。
子どもは納得してくれるけど、やっぱり読みたいと思うよ。
だから、本にできたのは、とってもとっても嬉しいのです。→こちら
「ここにのってるよ」って紹介して、子どもたちが手に取ってくれたら、し・あ・わ・せ
ババ・ヤガーの勉強会では、いつも一回500円の会費をいただいています。
会場費や資料代等を差し引いた残りをこつこつ貯めて、出版のための原資にしました。
だから、この本はみなさんのおかげで作ることができたのです。
みなさま、ありがとうございました。心から感謝いたします。
そして、どうぞ、しっかり活用してやってください。
昔話資料を読んでいると、心躍る話があふれるほど見つかります。
それを語りたい。
でも、生きてるうちに語りきれないほどたくさんあるのです。
いままでは自分が語るために再話してきましたが、これからは、それに加えて、ほかの人に語り伝えてほしい話も再話していこうと思います。
そうなると、より普遍的な文章を練らなくてはなりません。
自分が語りやすくっても、ほかの人たちの口にのらなければだめです。
どうぞ、第1巻、声に出して読んでみて語ってみてください。そして、語りにくいところ、聞いてわかりづらいところがありましたら、教えてください。
もうひとつ、わがままなお願いです。
この本のことをお友達にも広げてください。
たくさん買ってくださったら、第2巻が早く出せます。
え? 再話はもうできてるよ~