10月プライベートレッスン

稲刈りの季節になりましたね。
うちの近所は、いっせいに田んぼがほぼなくなりまして、今年から稲刈り時期特有のにおいがしなくなりました。
毎年、稲刈り時期は花粉症みたいになってて、それはそれで苦しかったのですが、田んぼが無くなるとススキやガマやたくさんの植物もなくなって、つるんとした平地を見ているとなんとなく寒~く感じます。
そして、ほこりっぽい…。

さて、今月のプライベートレッスンは3話。
それぞれにたくさんおはなしが聞けて、面白かったですよ~(^O^)

1話目 語り
「かちかち山」『日本の昔話4』おざわとしお/再話 福音館書店
3年生に語る予定だそうです。
あらかじめ、ご自分でテキストを少し修正されていて、それを覚えて語られました。
語りのあとは、テキストの修正箇所をひとつずつヤンさんに見ていただきました。
この話は、最後のたぬきの死ぬところを、子どもがきいて残酷だと思わないかと気になる人がいるようです。
そのことが話に上がりました。
わたしは、「さるかにがっせん」でも、親のかたき討ちはいいことだというセリフがありますし、うさぎがおじいさんに変わってかたき討ちをすることはいいことだと思います。
だから、うさぎは理由があってたぬきをだましているのだから、自信をもってだませばいい、というふうな気持ちで語ればいいのではないかと思いました。
「かちかち山」は、わたしの子どものころはポピュラーな昔話でしたが、残酷云々の風評のために近年は人気がないとしたら悲しいです。
自分は持ちネタではないのに言うのは申し訳ないですが、どんどん語ってほしいと思います。

2話目 語り
「ゆうかんな靴直し」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子/訳・再話 こぐま社
先の「かちかち山」担当の方と、ペアになって3年生に語られます。
こちらも、テキストをご自分で修正した箇所があるので、語りのあとにそれらをヤンさんに見ていただきました。
靴直しのセリフをどういうか、迷っておられました。
怖いと思っている気持ちをどのくらい声に表すのかという点です。
しかしながら、この話の面白さは、靴直しが怖いと思っていたとしてもそれを声には出さない。
むしろ、恐れることなく強く言い返す、言い返し続けて最後に短いセリフ「こわかったなあ」で、ふっと聞き手の気持ちも緩んで「ふふっ」と笑わせる。
靴直しが怖い気持ちを押し殺して平然としている、心情表現がなくて行動で示しているのは昔話の平面性の現れだと説明を聞いて、「おっと、語法が出てきた。気付きませんでした_| ̄|○」とドキッとしました。
本番が近いらしいので、どうぞ頑張ってくださいね。

3話目 語り
「終わりのない話」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子/訳・再話 こぐま社
2話目と同じ出典ですね。
このかたは、お話会のおわりに少し時間が余った時などにつかえるように、短い話を探しておられまして、この果て無し話を覚えられました。
いつまでも続いて終らない話なので、どんな顔をして語っていつ終わればいいのかというご質問でした。
わたしは、果て無し話は覚えていないのでまったく参加者さんと同感ですが、ヤンさんは数ある持ちネタと膨大なお話会経験の中でのいろんなパターンを話してくれました。
そして、日本の果て無し話が、関敬吾の『日本昔話大成』の10巻にまとめられているそうです。
『語りの森昔話集』にもいくつか載っています。
果て無し話は、聞き手との双方向のやりとりで成り立つ話なので、聞き手との信頼関係ができていないと、「このおばちゃん、なにしてはんの…。」になってしまう可能性があります。
恐ろしいことですね。
考えただけでも震え上がってしまいます。
でも、成立できたらこんな楽しいことはないはず。
参加者さんは、定期的に通っているおはなしの場をお持ちなので、きっと楽しく成功されるでしょう。
また、どんな様子かお知らせくださったらうれしいです。

昼間と夜間の気温差が激しい時期ですので、みなさん体調を崩されませんように(^^)/

消えてはいけない~🕯

もうすぐ、ハロウィンですね。
うちは、全く何にもしないんですが、お店の飾りや売り物がハロウィンだらけで楽しいです。
10/25の図書館のお話会の報告です(*^_^*)
始まり時間では人が少なめだったんですが、始まって間もなくすると人が増えて、参加者は子ども12人、大人9人でした。

手遊び く~るぽん
おはなし 「命のろうそく」『語りの森昔話集6』村上郁/再話 語りの森
 〃   「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく26』東京子ども図書館
絵本 『おばけときょうりゅうのたまご』ジャック デュケノワ/作 おおさわあきら/訳 ほるぷ出版
 〃 『そしたらそしたら』谷川俊太郎/文 柚木紗弥郎/絵 福音館書店
 〃 『おおいすくないどっちどっち?』鹿子木康弘/作 La ZOO/絵 PHP研究所
 〃 『おべんとうなあにかな?』小林治子/絵 ひかりのくに
 〃 『ちゅるちゅる』視覚デザイン研究所/作 内山悠子/絵 視覚デザイン研究所
手遊び さよならあんころもち

「命のろうそく」は、ヤンさんが始めるときに「ちょっと難しいかもしれへんけど…」と一言いわれたので、わたしも気合を入れて聞こうと気が引き締まりました。
別にそんな必要はないのにです(笑)
常連さんもいましたが、小さい子どもさんもいたから「命のろうそく」は、たしかに小さい子には難しいかもしれません。
でも後ろから見ていたら、大方の子どもはよく聞いていたと思います。
さすがヤンさん、わたしならとても決断できないでしょう。
そして、小さい子どもさん用の話をひとつして絵本にいくという安全策をきっととると思います。
ああ、修業は続く…。
でも、子どもたちのおはなしを聞きたい気持ちや、楽しみにしている気持ちには応えたいと思うし、異年齢の子どもが集まる場所ではほんとにプログラムが難しいですね。
自分の持ちネタの範囲が限られている中では限界がすぐそこなんで、やっぱりいろいろ語れるように話を増やすほかないという、ず~~っと前からわかっている結論にたどりつくわけです。
記憶力低下と戦いながら頑張ります(笑)
『おおいすくないどっちどっち?』で、子どもたちはすぐにどっちか言ってたけど、わたしはよくわかりませんでした。
差があるように見えて、ほんとは同じじゃないのかなと思って見ていたんですが、そうじゃなかったみたいで、子どもの目ってほんとにすごいですよね~~(^O^)/

第2回入門講座

第2回目 おはなしの選び方

▣今日のおはなし
「ひなどりとねこ」
「命のろうそく」
「くらいくらい」

▣どんなおはなしを選べばいいの?
①語り手の視点から
・初めて覚える話は自分の好きな話を選ぶ
・出来るだけ沢山のテキストの中から選ぶ
・自分が好きと思ったものは相手に伝わる
・自分の心が動く話
・誰かに聞かせたいと思う話

②聞き手の視点から
・相手(聞き手)が求めている話
・相手に押し付けるのはダメ
・聞き手(子)の成長段階にあった話
・自分の聞き手(相手)を知る

③おはなし(テキスト)の視点から
・語りに向いている内容の話
・結末に満足できる話
・耳で聞いてわかりやすい文章である
・読むために書かれた文章は選ばない様に
・登場人物が少ないもの
・ストーリーが単純で結末に向かって速いスピードで一直線に進む話
・情景描写や心理描写が最低限である話
→なぜか…聞き手が自分で思って考え感じる事が大事だから

▣選びの手順
①出来るだけ沢山のテキストを読む
②気になる話をチェックする
③自分の口にのりやすいか声に出して読んでみる
➃その中から1つ選ぶ

▣次回までの宿題
覚えたいお話を1つ選び
その本文と奥付を2部コピーして
次回持ってくる
1部は提出する
※奥付とは書籍の巻末に記載されるその出版物に関する詳細な情報、発行年月日、出版社、印刷所、発行者、著者、などが記載されている部分

▣次回テーマは
おはなしの覚え方!

以上。

ひとつできた

 日差しは暑いけど、夏じゃなくなってホッとしている毎日ですが、夏に「命を守る」とか言って、ほっておいた雑用が、山積みな事に気がついて‥‥。いつまでたっても、なんだかんだ、あれこれありますねぇ。
 さて、遅くなりましたが、10月11日土曜日の図書館おはなし会の報告です。担当は私おらふでした☺️

 子ども 12人 おとな 9人

手あそび くーるぽん
おはなし 「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎/実業之日本社
絵本 『キャベツがたべたいのです』シゲタ サヤカ/教育画劇
絵本 『ひまわり』和歌山静子/福音館書店
絵本 『そら はだかんぼ』五味太郎/偕成社
絵本 『まんまるだあれ』今森光彦/アリス館
絵本 『たべものなんだ』べかたろう/KADOKAWA
絵本 『まっくらまっくら』いちかわ けいこ作/たかはし かずえ絵/アリス館
手あそび さよならあんころもち

 「くーるぽん」初挑戦!5回までいきました。さすがに10回もやったら、全力使ってくたくたになっちゃいますよ〜 ヤンさん、すごいですね😄
 前日の晩におはなしに合わせて絵本を選んで、検索して、「ある、ある、この本もある」と確認して寝たんですけど、当日行ってみたら、「ない!何一つない!」あったのは書庫の2冊だけ。え〜どうしよう。ちょっとしたパニックです。で、噛み合わない絵本の数々とおはなし二つするのはあきらめて、残念無念。
 というわけで、長年ほっておいた「パスワードをわすれてしまいました」の一言をカウンターにいる司書さんに泣きながら訴えると、とっても親切にやり方を教えてくれて、無事予約できるようになりました。ほんとに、どうりでヤンさんが「がらごらどんのカードで借りてるから、ちょっと待っててね」と、最後に返却手続きをするわけです。やっとわかりました(今までわからなかったのがおかしすぎるんですけど)何事も手間をかけないといいものにならないということなのですね😓
 でも、やらなきゃいけないことが1つできて、晴々とした気持ちで、図書館を後にしたおらふなのでした🤗

久しぶりだね

蒸し暑い。日が差すとめちゃ暑い。その上雨も降る。今日は変な天気でしたが、運動会や秋のお祭りなどがあったでしょうか。10/18 図書館のおはなし会は子ども10人、大人7人でした。

手遊び くーるポン

おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1』語りの森

絵本「あきはいろいろ」五味太郎/作絵 小学館

絵本「おおきなおおきなおいも」市村 久子/原案 赤羽 末吉/作絵 福音館書店

絵本「いちごをたそう 1から5まで いちばんはじめのかずのほん3」赤木かん子/著 田村康二朗/監修 埼玉福祉会

絵本「ヤンティとバナナ」片平直樹/作 はたこうしろう/絵 ひかりのくに

絵本「つん こん ぱっ」こぺんなな /作 福音館書店

久しぶりの小さな男の子がきました。「ぼくお姉ちゃんいたよね」「うん、お姉ちゃん何歳だと思う?」「3年生!」「うん、何歳だと思う?」「えー、(計算中)9歳!」とかなんやかんや色々会話をしてくれました。最後に来た時は、お姉ちゃんについてきただけという感じでふわふわしてましたが、こんなにおしゃべりできるようになってるんだと、感心しました。もう一人の子もご無沙汰で、お互い「どーもー」とでもいうように目と目で通じ合いました。行きつけの場に知ってる人がいるって嬉しいですね。それでも、今日は小さな子たちが多めでしたかね。おはなしを自分の中で心静かに楽しむ子たちが来てくれてましたね。常連の小学生女の子は、自由に本を読みつつ自分のスタイルをいっていましたし。この子はおはなしも好きなのですが、すでに知ってるおはなしだったんでしょうね、生粋の本好きで、周りの子に影響なさそうだったので、声は掛けませんでした。そして、私は「おおきなおおきなおいも」の力を再び感じました。絵に描いていたお芋が本物として話が進む、疑うことなく子どもたちがストーリーに入り込んでいる姿が見られて、本の力に加え子どもたちの想像力もすばらしいなと思いました。そして、子どもの成長は早いですね。その時を逃さないように、そう思うとおはなし会のプログラムも慎重に吟味しようと心新たにしました。また来週も楽しみです!