1月のおはなし会🍢

1月19日(月)

ことも園 3歳さん1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」『日本・中国・韓国の昔ばなし集3』小澤俊夫再話
ろうそくぱっ

生まれて初めてのおはなし会。
まずは、おはなしのろうそくの手遊びから。
わたし「ろうそくってしってる?」
子ども「しってる!」「ケーキにつけるやつ!」
みんなの知っていることからおはなしの世界に入って行きます。
わたし「わたしのまねをして、ろうそくに火をつけようね」
といっても、そのことがよくわからない子が半数。
そうやね、見たことない人の言葉って、小さい子には呑みこめないよね。
ひとりひとりの目を見ながら、丁寧に話しかけます。子どもも、一生懸命耳を傾けてくれます。

ようやくろうそくに火がついて、おはなしが始まります。
わたし「人参とごぼうと大根が仲よくいっしょに住んでいました」
子ども「笑~笑~」
何がおかしいんやろうねえ(笑)

わたし「はい、おしまい」
子ども「はや!」「早!」「はっや!」

とっても上手に聞いてくれてありがと~~

1月20日(火)

こども園 4歳さん1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ねずみじょうど」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
おはなし「暗~い暗~い」『語りの森昔話集4』
ろうそくぱっ

どちらのクラスも、部屋に入って行った瞬間から、おはなし嬉しいモードに入っていて、語り始めるとめっちゃ集中しました。
そばもちが、コロンと地面に落ちたとたん、口々に「おむすびころりんや!」
となりの欲張りじいさんがやってきたら、「ほら、やっぱり!」って笑います。

暗い穴の中をこうこうと風を切って飛んでいくと、子どもたち、しーんとして目はまんまるになっていましたよ。
ラスト、欲張りじいさんが、まっくらがりの中で手をのばしてあたりをごそごそ探るところも、口を半分を開けて、しーん。
情景がちゃんと見えているようです。
どちらの場面も、わたしが大好きなシーンなので、子どもたちと共有できてうれしかったです。

「ねずみじょうど」は、このまえ、図書館で失敗してたので、今日はどうしようかとちゅうちょしたんだけど、思い切ってやってよかったです。

おまけの話は、また「くらいくらい」です。
子ども「おばけの話!」
わたし「またあ?}
子ども「がっちょぶっちょの話!」
わたし「あれは長いなあ」
子ども「がいこつの話!」笑~笑~
わたし「よし!がいこつの話!」
子ども「わあああああ」
わたし「むかし、あるところに、くらーいくらーい山がありました」
子ども「え~~~!山あ???」
結局、さいごは、「おばけ!」じゃなくて「がいこつ!」
みんなひっくり返って折り重なって笑い転げていました。

子どものあんな姿を見るのは、ほんと、幸せです。

 

1月の大人のためのおはなし会

昨日の天気予報、気温が上がるので黄砂がやってくると言っていました。私の喉イガイガ症状はほとんど無かったので助かりました。またすぐ寒くなるようですし、用心したいと思います。テーマは〈囲炉裏端〉、8人の方が来てくれました。

おはなし「大歳の火」『語りの森昔話集2』語りの森

おはなし「馬方やまんば」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

手遊び おもちやいて

おはなし「山寺の化けもの」『日本の昔話1』おざわとしお/再話 福音館書店

おはなし「あちちぷうぷう」『語りの森昔話集5』語りの森

絵本「やまのこどもたち」石井桃子/文 深沢紅子/絵 岩波書店

絵本「いろりからでてきたくろいて」西本鶏介/文 星野イクミ/絵  鈴木出版

絵本「おおきなおおきなねこ」せなけいこ/作・絵 金の星社

はじめに、みなさん子供時代の囲炉裏事情について話が交わされました。さすがに囲炉裏はなかったけど、火鉢があったという方がほとんどでした。暖を取ったりお餅を焼いたり、家族みんなで囲む火鉢の情景が浮かびました。そして、囲炉裏は家庭の中で大事にされていた場であり、火の存在に敬意をはらうもの、神が宿るもの、そんな事をおはなしから受け取りました。囲炉裏はほとんど見る事はなくなってしまった現代ですが、どんな時も暮らしの中にあった囲炉裏、その大事な精神性も含んだ記憶が、おはなしの中にこれからもあり続けるのだと思いました。子供の頃、長い休みになると泊まりに行った、友達のおばあちゃんの家があって、掘りごたつと五右衛門風呂でした。服やら髪やらが煙の匂いに。今や懐かしい匂いとなりました。

次回は2月12日(木)テーマは〈暖炉〉です。囲炉裏は日本のおはなしや絵本でしたが、外国ものを中心としたプログラムとなりますね。お楽しみに〜🥰

1月のあったかペーチカ

今年もよろしくお願いします〜!寒い日が続いています。もっと寒い地域では、吹雪いて大雪のようなところもあるようですし、気を付けて過ごして頂きたいです。私の方は、雪など季節のおはなしをしたためているこの頃です。

手遊び あめこんこん ゆきこんこん

「えとのはじまり」『語りの森昔話集5』語りの森

「こぞうさんのおきょう」『てぶくろを買いに』新美南吉/作  高野玲子/画 大日本図書

「松の木のお伊勢まいり」『日本の昔話4』おざわとしお/再話 福音館書店

「かきねの戸」『語りの森昔話集1』語りの森

「なぞの歌」『日本の昔話2』おざわとしお/再話 福音館書店

「山の上の火」『同名絵本』岩波書店

「夢を見たこぞうさん(夢見小僧)」『日本の昔話1』おざわとしお/再話 福音館書店

「ありとこおろぎ」『語りの森昔話集1』語りの森

「あちちぷうぷう」『語りの森昔話集4』語りの森

Mさん絵本紹介

「たねちゃん」乾栄里子/作 accototoふくだ+あきこ/絵

「おじいちゃんのたびじたく」ソ・ヨン/文絵 斎藤真理子/訳 小峰書店

「のこったのこった」おおなり修司/文 中川学/絵 絵本館

「かえりみち」ブリッタ・テッケントラップ/作 絵 木坂涼/訳 ひさかたチャイルド

「できるよ  できるよ」同上

「もういっかい」同上

私は三連休が終わるまでばっちり正月気分でおりました。年始めのプログラム、この時期ならではのおはなしもたくさん聞けました。聞き手は刺激や影響を受け、私も覚えよーと思ったり、絶対やらないわと思ったり!逆におはなしが語り手を選んでるんだな〜と感じる事も多々あります。そして、ありとこおろぎは滑舌練習に最適ですよ〜と私からお勧めしました。先日も3年生のおまけで語ったのですが、今や私の定番です。ペーチカでジミーさんに頂いた感想を元に心持ちを改め語りました。そしたら、子ども達がまたいつもと違った感じになり、最後のセリフをしっかり聞いてくれました。「友達はお互いに助けあわなくちゃね!」のあと「いややー!」(笑)としっかり反応してくれました!そしてペーチカに戻って、Mさんに紹介してもらった絵本も新しいもの、知らなかったものばかりで、楽しくほっこりしました。語りとおしゃべりと色んなお菓子🥰で心豊かな時間を頂きました。来月も楽しみです。

次回は2/1(日)です。

おはなしが育つ🐴

今週の大人のためのおはなし会(16日金)にむけて、「馬方やまんば」をもどしています。
・・・出典は『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店

この話は、2004年に小学5年生に向けて語ろうと、「母の目玉」とセットで覚えました。
もう22年育ってきたんやなあ、と、感慨深い。
幼児から大人までたくさんの人に語ってきました。

前半は、馬方がやまんばに追いかけられる、いわば鬼ごっこの場面。
手に汗握るドキドキは、自分も子どものころ経験してるから、しぜん、リアリティが生まれる。で、子どものドキドキと、馬の足を切って投げるという現実にはあり得へんけど、夢の中やったらあるよなあって、子どものやっぱりリアルな驚きが、語り手を乗せてくれる。
語るたびに子どもといっしょにドキドキしてびっくりするうち、おはなしはわたしの中でしかと根を張る。

後半は、いろりの上の梁にかくれる、いわばかくれんぼうの場面。
前半が「動」なら後半は「静」・・・このはなし、構成がうまいなあ

ここでは、いろりに火をおこすこと、甘酒をあたためること、背あぶりすること、もちを焼くこと(以上やまんばの行動)と、梁にかくれること、屋根から茅をぬいてそれを使って飲み食いすること(馬方の行動)を、語り手がリアルに想像できることが、話の肝になる。
とすれば、語り手の想像力と表現力が試されるわけね。

もう何年も前に民族学博物館のツアーで白川郷に1泊したことがある。
ほんとは2泊のはずが、1泊で切り上げになったわけは、道中雪が降り始め、着いたときには大雪で、12月にこんなに降ったことがないといって、地元の人たちが、雪対策に大忙しで、お客の相手はしていられないから帰ってくれといわれたから。
大雪の中、小さなバスで荘川のほとりを走るの、恐かったよ~

それはさておき、とりあえずその晩は合掌造りの大きな家に泊まったの。
寒かったから、いろりの周りにみんなで集まって、地元の人たちと会談。
おおきないろりでね、めっちゃ大きな薪を放りこんで、火をたく。その煙いこと!暖かいこと!
寝る前にくるりとうしろを向いて背あぶりすると、芯まで温まって、ひと晩じゅう暖かいのよ。

あのときの外気の寒さと、いろりの暖かさ、外界と遮断された静けさが、「馬方やまんば」の後半を語るとき、わたしの中に再現されるの。
何度も何度も語り、伝えているうちに、それはわたしの中に根を下ろす。

レパートリーの1話1話に育ちがあって、それが楽しい。それが語り手の幸せやと思います。

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きのうのホームページ更新は《外国の昔話》
「相棒」です。
真面目なような笑いばなし?

 

 

おもちやいて~

年が明けて、今年初めての図書館のお話会の報告をします。
寒い中、来てくれたのは、子ども11人、大人10人でした。

手遊び おもちやいて~
おはなし 「おもちホイコラショ」『語りの森昔話集4』語りの森
 〃   「ねずみじょうど」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本 『十二支のお節料理』川端誠/作 BL出版
 〃 『ピーナッツなんきんまめらっかせい』こうやすすむ/文 中島睦子/絵 福音館書店
 〃 『あのこはだあれ』北村人/作絵 岩崎書店
手遊び さよならあんころもち

たくさん子どもたちが来てくれたけども、小さい子が多くて、貼りだしてある予定では「ねずみじょうど」でしたが、ヤンさんが「おもちホイコラショ」を語り始めたので、小さい子どもに合わせて話を変えられたんだなと思っていました。
でも、続いて予定通り「ねずみじょうど」を語られたので、話が聞けてうれしいけどもびっくりしました。
というのは、自分なら「ねずみじょうど」はとてもできないから。
あとで聞いたら、ヤンさんも「聞くのは無理かもと思ったけれども、本日の予定は「ねずみじょうど」だからやってみた。修行です」とおっしゃったので、ヤンさんが修行といわれるならわたしはただただ「ははあぁぁ~」とひれ伏す気持ちになったのでございます。
でも後ろから見ていたら、難しいとはいいながらも、子どもたちはだいたいは聞いていたように思います。
動じずに最後まで語るヤンさんの力量ですね。
たぶん初めて来てくれた親子だと思うんですが、終ってからお母さんが絵本を三冊とも借りていかれました。
絵本のことをヤンさんにいろいろ話しておられたようですが、お話会に心をつかまれた様子だったのでうれしいことです。

この辺りは雪が降るほどではないけれどもここ最近寒くて、昨日は強風で風の音が怖いほどでした。
しばらく寒いんでしょうね~(-“-)
でも、図書館はあったかいから、土曜日のお話会にたくさん来てくれることを願っています(^O^)/