今日、このHPの外国のおはなしにある「天までとどいた木」を初めて子供たち
の前で語りました。
6年生 4クラスです。
一クラス目で、おばあさんが出てくる部分を、すっかりとばして語ってしまいま
した。
ヘルムは、木に登ってから数日で、天上の世界のドアをもう開けているのです。
何たることか…
気がついたのは、すでに佳境に入っている佳境のど真ん中、お父さんの声が聞こ
えてくるところでした。
物語の筋に破綻はきたしていなかったので、それまで子供たちの顔にハテナが出
ることはなく、間違いを考えるのではなくて、このまま最後まで失速し てはい
けないと必死でした。
語りはぶれなかったと思いますが、心が動揺していました。
だから、大反省会(涙)
いいわけはあります。
でも、言ったところで何になりましょう。
自分をよりむなしくしてしまいます。
2番目からのクラスはきちんと語りましたが、自分の未熟さに自分であきれます。
身動きもせず聞く子どもの率が高かったです。
もちろん、そうでない子どももたくさんいますが、耳が聞いているのが分かります。
要所要所は、それまで聞いていない子どもも振り向かせます。
そういう話だと手ごたえを感じました。
それなのに、一クラス目の子どもには申し訳ないことをしました。
これは、慢心なんだろうなと思います。
語り歴10年。
車で言うと、ちょっとなれてスピード出したいころ。
あと、おばあさんの部分、子どもは笑いませんでした。
妻が「私が美しいことをだれにもいわないで」というところ、数人ですが笑いま
した。
大人と子どもの反応の違い。
それと私の語り方の課題が出ました。
課題だらけですが、めげない!
日別アーカイブ: 2015年3月17日
音声を入れました byヤン
HOMEの≪外国のおはなし≫のすべてに音声を入れました。
お話の題の後の♪をクリックしてくださいね。
PDFで載せているお話のテキストは、語るために再話してあります。
だから、目読しただけではおもしろみが分からないかなと思います。
それで全話に語りの音声を入れました。
いつもいつもよい録音がとれるとは限らないのが、つらいところ。
とちゅうでチャイムが鳴ったり、廊下でしゃべっている声が入ったり。
赤ちゃんが泣いたり。
ICレコーダーの置き場所もバチッと決まらないし。
バチッと決まったはずなのに、スイッチ入れるの忘れるし。
だいたいが、ライブは雑音が多くて聞きとりにくいです。
それで、子どもの反応がおもしろいものだけライブで入れました。
あとは静かな室内で語っています。
子どもがしきりにうなづいたり、身を乗り出したり、口をぽかんとあけたりっ
て、どうせ聞こえませんものね(笑)
話題の「かきねの戸」は3年生のライブ。
この話は、いくつも録音をとったのですが、どれもこれも笑い声が大きすぎ。
で、この録音は、ICレコーダーをわたしのほうに向けてとりました。
おかげで子どもの面白い発言がとっても聞きにくいです……
「こびとの贈り物」は2年生のライブです。
子どもたち、いっしょに歌ってるでしょう。
この話はどこで語ってもいっしょに歌いますね。
おはなしが終わってからも歌います。
道で会っても歌ってくれます♪
「ジャックと豆の木」も2年生。
子どもたちがかなり緊張していたので、テキストを少し変えて、恐い部分を
ちょっとだけゆるめて語っています。
再話しながら語ってるって言ったら、また騒ぎになるんやろうなあ(笑)
まあ、テキストを見ながら音声を聞いてみてください。
「三びきのくま」「六匹のうさぎ」は1年生です。
良くも悪くも、子どもたちがどのように話を聴くのかを、考えるための参考にし
てくださいね。
録音の仕方とか、よい知恵や工夫がありましたら、教えてください。
ヤン