月別アーカイブ: 2015年8月

2学期が始まりました  byヤン

関西では、毎年9月1日が始業式だったのに、数年前からちょっと早くなって、
今年は27日から二学期が始まりました。
その始業式の日に、さっそく、学童保育のおはなし会、行ってきましたよ〜
約40名、30分。
おはなし「豆の大木」 『子どもに贈る昔話14鬼とあんころもち』小澤昔ばな
し研究所
おはなし「ババ・ヤガー」  村上郁再話
おはなし「九尾のきつね」 村上郁再話
絵本「モグラくんとセミのこくん」 ふくざわゆみこ作 福音館書店
絵本「ちへいせんのみえるところ」 長新太作 ビリケン出版
毎月行っているおなじみの子どもたち。
夏休みが終わって、どんな感じかなあとちょっと心配でしたが、ぜんっぜん、い
つもと同じ。
むしろ、いつも以上の集中力でした。
ヤンは、「ババ・ヤガー」と「九尾のきつね」を語ったんだけど、再話したて
だったので、みんなの集中にたじたじとなってうろたえました(笑)
再話したての話って、頭の中でまだ言葉と格闘してるんですね。無意識に言葉の
再再検討をしてしまう。
バチッと聞いてくれたら、バチッと返したいのに、まだ言葉を探っている。それ
で、子どもたちの直球を受けとめられないでバチッと返せない。
はい、間抜けな語りになってしまいましたよ(笑)
本当ならもっと慣れてから子どもに語るのですが、2話とも≪外国のおはなし≫に
近々アップする予定なのです。
それで、音声はライブがおもしろいってみなさんいってくださるものだから、
ちょっとがんばって録音したかったんですよ。
つまり、「こちらの事情」ね。本末転倒、いけませんね。
しかも、録音失敗。いい音声取れなかったし……(涙)
以後気をつけます。
きょうは、支援学級のおはなし会
6年生3人。朝学習の15分。
絵本を三冊読んで、10冊置いて帰りました。
「モグラくんとセミのこくん」
「ちへいせんのみえるところ」
「くまさんのおたすけえんぴつ」 アンソニー・ブラウン作、さくまゆみこ訳
/BL出版
はずかしながら、長新太は好きなのですが、子どもたちに読むのが難しくって苦
手です。
でも子どもたち、よろこびますものね。
「でました」というたびに、「え〜っ」って、驚いてくれます。
さてさて、また、おなじみの子どもたちと丁々発止とやり合う季節が始まりました。
クリスマスまでの長丁場、めちゃ楽しみです〜〜〜
  ヤン

語りつぐということ

かぶさんが、コメントで、お話の選び方について書いてくださっています。
≪語るために≫で7月に更新した「おはなしの選び方」を読んでくださってのこと
だと思います。
ありがとうございます。
このようにご意見をいただくと、やりがいが出ます。
8月の新聞には、「語り継ぐ」という言葉がたくさん出てきますね。
歴史の中で私たちが経験した様々な苦しみを世代を超えて語り継ぐことのたいせ
つさ、むつかしさが話題になっています。
さて、私たち語り手は、まさに「語りつぐ」作業を日々くり返しています。とく
に昔話を語るとき。
だれかがごく個人的な関係の中で語ってもらったストーリー(昔話)を、つぎに
向けて語ったその記録(テキスト)をもとに、私たちは語ります。
ごくごくおおざっぱに図式化すると下のようにりますね。
  語った人→私たち→聞き手
いつも書いているように、「私たち」は媒体ですね。
で、「→私たち→」の部分が、「語りつぐ」という作業だと考えていいと思います。
現代の語り手である「私たち」には、「語った人」の顔が見えません。
でも、その人たちが語りついでくれたものの中に、自分の琴線に触れる話があ
る。それを、どうしてもつぎへ伝えたくて、語るわけです。
かぶさんが、自分が語る話をよく知らなくてはいけないと書かれていますが、そ
の通りですね。
ババヤガーの中級講座では、いま、そこにスポットを当てて勉強してもらってい
ます。
それは当然のこととして、ここで問題にしたいのは、「→聞き手」の部分です。
聞き手の顔が見えていますか?ということなんです。
一方的に語り手の事情で、私の琴線に触れたのよ〜といって、聞かせていいもの
かどうかということです。
さらに、私、こんなふうに感じるのよ〜と、パフォーマンスしてもいいものかど
うかということなんです。
媒体が媒体としての役目を果たすのは、両者をぴったりくっつけたときです。
語ってくれた人の顔が見えないのは仕方がないけど、聞き手は目の前にいる。
聞き手の求めるものを語りましょう。
そのためにしないといけないことは、聞き手を知ること。
これが一番難しいことです。
でもね、聞き手の子どものすべてを知る必要はない。お話のおばちゃんとして、
知ればいいのです。
子どもがお話のおばちゃんであることを知ってくれて、「こんな話して」とか、
「それおもしろくない」とか自然に言える関係を作れば、十分。
そのための努力が、おはなし選びに重要だと思います。
おはなしを語る団体はたくさんあります。
「語りつぐ」ときの「→聞き手」をしっかり考えないと、覚える努力も、どんな
練習も、話し合いも、無駄になってしまうと思います。
  ヤン

8月も行ってます。 byぽん

ぽんです。
8月もお話会に行っています。で、報告。
〇保育所
3才 25名ぐらい ろうそくなし 20分 今回が3回目
ろうそくのうた
お話「世界でいちばんきれいな声」 『おはなしのろうそく11』 東京子ども
図書館
絵本「たまごのあかちゃん」  
    かんざわとしこ/文 やぎゅうげんいちろう/絵 福音館書店
絵本「ひまわり」 和歌山静子/作 福音館書店
童唄「さよならあんころもち」
ろうそくのうた
お盆明けすぐということで、ちょっと人数は少なめ。
前々回が絵本で「おおきなかぶ」、前回がお話で「おおきなかぶ」、今回初めて
絵本の前振りなしにお話をしました。
でも、「子鴨」が子ども達にわからないと思ったので、「鴨っていう鳥がおるね
ん。このお話は子どもの鴨「こがも」が出てくるお話なん。鴨はな「ク ワッ、
クワッ」って鳴くねんで」と説明してから、お話しました。でも、「クワッ、ク
ワッ」ってお母さんが鳴いてるのを聞いて、「わあ、世界でいち ばんきれいな
声だあ」と嬉しくなる結末は、意味不明、分かっていない様子でした。「○○って
言えるでしょうか?」「言われへーん」「そう、とても ムリ」のやりとりは、
楽しかったんだけどね。
もう1冊「いたずらこねこ」を読むつもりだったんだけど、お話も絵本も子ども
達の声を拾ってゆっくりやりすぎて、タイムオーバー。来月することに しま
しょう。
そうそう、今回の「さよならあんころもち」は「きなこ餅」と「チョコレート
餅」でした。
5才 これまた25名ぐらい ろうそくなし 30分
ろうそくのうた
お話「マーシャとjくま」
絵本「かぶとむしのたたかいのおきて」
  本郷儀人/文 小堀文彦/絵 福音館書店
絵本「うみやまがっせん」 
  上沢謙二/原案 長谷川摂子/文 大島英太郎/絵 福音館書店
ろうそくのうた
2冊目の絵本はかがくのとも2015年8月号。ちょっと難しいかと思ったんだ
けど、大変よく聞いてくれました。
とっても食いつき良かったですよ。目ぇまん丸。この年代の子達には「たたか
い」って大切なのかもしれませんね。男の子達、よっぽどお行儀のよい子 は別
として、ちょっと目を離すと「たたかいごっこ」してますもんね。まるで、女の
子の「ままごと」みたいに。だから、子ども達にはカブトムシ達の たたかいが
身近だったのかも。
「うみやまがっせん」、この夏、4才児クラスで読んできて、初5才児。大盛り
上がりでした。カニがぷっつーんと糸を切るところも「うわあー、切れ
たー」って。これは4才ではあんまり言われなかったかな。5才ではここが盛り
上がりマックス。4才ではちょっと「えっ?」となって盛り上がってき たのに
肩すかしな感じ。この辺に成長の証を感じますね。
さて2カ所目
〇保育所 4才 25名弱 ろうそくなし 30分 今回3回目
ろうそくのうた
お話「世界でいちばんきれいな声」 おはなしのろうそく11 東京子ども図書館
絵本「とくべつなよる」 岡島秀治/文 稲田務/絵 福音館書店
絵本「うみやまがっせん」  福音館書店
ろうそくのうた
前々回がお話で「がらがらどん」、前回がお話「鳥のみじい」(他のメンバーの
方がされました)
今回「世界でいちばんきれいな声」、やっぱり鴨は説明しました。子ども達の反
応は3才とあまり変わらないかなあ。
絵本「とくべつなよる」、4才で夏によく読んでいます。表紙のセミの幼虫が土
の中にいる絵、子ども達は必ず「あっセミの抜け殻や」と言います。
で、私「抜け殻ちゃうねん。セミの幼虫やねん」、たいていの場合子ども達
きょっとーん。きょっとーんとさせといて読みます。セミにカブトムシ。夏 の
定番。子ども達にも大人気の虫ですよね。男の子だけでなく、女の子も良く聞い
てくれます。このころは虫に対する興味って男女差はあんまりないの かなあ。
そして、
〇図書館
ろうそあり
お話「アナンシと五」 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社
お話「三びきの子ブタ」 『イギリスとアイルランドの昔話』 福音館書店
絵本「かきごおり」 樺山祐和/作 福音館書店 
絵本「うみやまがっせん」 福音館書店
私は「三びきの子ブタ」と絵本2冊を担当しました。
なーんと、聞き手、子どもが3人とお母さんが1人。いずれも常連さん。お盆中
ですから、仕方がありません。イヤ、むしろ、そんな中来て下さった4 名の方
に感謝です。
子どもちゃん達、年長さんが2名(友達同士女の子)と3才ちゃん(男の子)が1
名、そして、年長さん1名と3才ちゃんのお母さん。つまり3才と年 長さんと
お母さんの家族連れと、そのお友達1名ですね。どのお話も絵本も、お母さんも
含めてたいへん熱心に聞いて下さりました。
「かきごおり」、私、赤と黄色と緑のシロップのかかっているかき氷の絵が書い
てあるページを見せて「何のかきごおりが好き?」。子ども「ブルーハ ワ
イ」。私「・・・」。時代を感じました。
あと、この夏保育所で読んできた虫の絵本も男の子用に用意したあったので、紹
介すると、ごっそり、借りて帰ってくれました。うーん、やっぱり女の 子でも
虫の絵本見るのねぇ。
と、まあ、暑くても細々とお話会に行っています。
次の土曜は図書館で「恐いお話大会」。
週明けに、もう一つ保育所に行きます。
もうすぐ、夏休みも終わりやん、と焦っている、ぽん でした。

楽しかった?。  byぽん

ぽんです。
お久しぶりです。朝夕は随分涼しくなりましたね。どんなに夏が暑くても、秋の
気配はちゃんとやってくるんですね。
さて、14日金曜日、お盆の真っ只中に、ヤンさん、ジミーさん、ぽんの3人で、
千里の万博公園内にある国立民族学博物館に行ってきました。
「何しに?」って?
7/21のブログに書いた『文字がたてに書いてある厚い本』、これが気になって、
気になって。それで、漢字圏以外の縦書きの文字について、調べに 行ってきま
した。
調べに・・・なぁんてかっこよく書きましたが、実際には「行って、見てきまし
た」程度なんですが、「言語」のコーナーで、世界の文字について色々 見てき
ました。
結果的には何の成果もなく、結局この文字が何文字で、この本が何の本だったの
か分からなかったんですが、実際に世界中のいろんな文字が見れたし、 また、
その文字の系譜や伝播していった地域など、いろんなことがわかって、とても勉
強になりました。
また、この博物館には、今のこの時代に実際に世界の各地で使われている様々な
ものが展示されていて、お話のイメージをつかむのに、とても参考にな るもの
がたくさんありました。
それを、三人で「ああでもない」「こうでもない」と言いながら、グルグル見て
回り、勉強になるだけでなく、とっても楽しい時間を過ごすことができ ました。
久しぶりに本当に楽しかった!
この民博、皆さん、行かれたことありますか?
私は、多分小学校と中学校の時に、社会見学か何かで、一回ずつ来ていて、それ
がとても楽しかったので、その後親に連れてきて貰ったことがあると思 うんで
す。そして、大学生の時におデートで何度か来ました。その後、私の子どもが小
学生の時にも、2・3回。そして、今回約15年ぶりぐらいに来 ました。
私、民博大好きなんです。
ヤンさんも、民博好きで、何回も来られたことがあるとか。ジミーさんは初体験。
本当に楽しかったです。あんまり楽しくて、ゆっくり見歩いてしまい、ホンの一
部しか見られなかったのがちょっと残念でしたが。
皆さんも是非行ってみてください。
私達も、また必ず行くつもり。興味のある人はご一緒しませんか。
そして、そして、来年の春頃には服部緑地内にある『日本民家集落博物館』に日
本の古い家屋を見に行くツアーを企画しようと思っています。
馬方が隠れた天井の梁や、子ガニが隠れた水瓶、また、やまんばが背あぶりした
囲炉裏なんかをみんなで見に行きましょう。
その民家の一部を借りることが出来るので、出来ればそこで、お話会もやれれば
良いなあと、三人で夢見ています。
いやいや、夢見てるだけじゃありませんよ。これからちゃんと調べる予定。
もし、このお話会付きのツアー、実現した時には、皆さんご参加下さいね。
ああ、ほんとに民博、楽しかったー。
                                 byぽん

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トーべ・ヤンソン展   byヤン

トーベ・ヤンソンの生誕100年を記念して展覧会が開かれています。
トーベ・ヤンソンは、ご存じ、ムーミンの作者。
ムーミンたち、絵はとってもかわいいのだけれど、物語は、かわいいというよ
り、彼らの真摯に生きる姿に深い悲しみさえ感じられます。
それで、楽しみにして、展覧会に行ってきました。
発見その1
10代のころから、政治風刺雑誌「ガルム」に挿絵を描いていた。
う〜ん、ナチスの時代にヒットラーを嘲笑するイラスト。衝撃でした。
政治活動はしなかったが、果敢に戦争批判をしていた、と解説にありました。
「ガルム」の表紙には、隅っこにムーミンらしいイラストが描かれています。
発見2
生涯、画家であろうとした。
展覧会の前半は、彼女の油絵が掛けられています。
寡聞にして挿絵画家としてしか知らなかったので、発見でした。
とくに、61歳の時の自画像の力強さには圧倒されました。
発見3
ムーミンの挿絵の小さいこと!
あの細かな線はペンで描かれていました。
老眼では細部がちゃんと見えないほど小さな絵でした。
ずいぶん前に読んだなつかしのムーミシリーズ、改めて読み直そうっと!
今回が国内巡回の最後だそうです。
あべのハルカス美術館で、9月27日まで。
PS.
たくさんのグッズも楽しかったですよ。
ただ、生まれたての孫に贈るには渋すぎた(笑)
ミッフィーワールドによってうさこちゃんバスタオルを買いました〜
  ヤン