日別アーカイブ: 2016年6月8日

6月 日常語の語り勉強会

今回は語り7話、テキスト3話でした。
語り
天福地福」『日本の昔話2』
だんだん飲み」『日本の昔話5』
産神さまの運定め」『日本の昔話2』
若がえりの水」『日本の昔話4』
花さかじい」『日本の昔話1』
鬼子母神とザクロ」『子どもと家庭のための奈良の民話1』京阪奈教育情報出版
はしごそうめん」『丹後伊根の昔話』
京都府立総合資料館  より再話

テキスト
鷲にさらわれた子ども」『日本の昔話1』
おばすて山」  「語りの森」≪日本の昔話≫
リンクこちら→http://katarinomori13.com/jfolktales.html
ねずみのすもう」『日本の昔話5』

※『日本の昔話1〜5』は福音館書店の 小澤俊夫/再話 です。

今回も色んなおはなしが聞けてとても楽しかったです(^O^)
おまけで「はらぺこピエトリン」(共通語)も聞かせていただきました!こちらも語る人によって雰囲気が随分変わります(^_^)面白いですね〜

今回は全部で10話(ピエトリン入れると11話!)のおはなしについて、勉強(?)しました。
盛りだくさんです。

皆さま、勉強熱心です。

真面目です。

正直です。
………そうです。
今回は、「正直」が話題になりました。
「天福地福」の中で、
「おじいさんは正直だから、つぼのお金には手をつけなかった」という内容の部分があるのですが、これは「正直」ということなのか?と、しっくりこなかったんです。
ちょっとニュアンスが違う気がして…
確かにこのおじいさんは「ばか正直」なのです。でも「ばか正直」ではこれまたおはなしには合わない…
それに昔話では、登場人物の性格づけは言葉でするのではなく、行動によってあらわす、のでしたよね。(昔話の語法ね〜)だから「正直」という表現は、なくてもいいかな、と思いました。おじいさんの行動で性格わかりますもんね~
そして、また
「産神さまの運定め」で、おはなしの冒頭にある「正直な大工がいました」の「正直」これは要るのだろうか?という話になりました。

「正直」って難しいもんですね〜

もう一つの話題、「副詞」について。
「副詞」は名詞以外を修飾する言葉。オノマトペも「副詞」になります。
今回は、その  位置  について、ヤン総監督からお話が。

<副詞は、修飾する言葉の直前におく>

なぁ〜るほど、です。
場面を想像するのに、ものごっつい分かりやすくなりますね!

毎回、必ず、勉強になります…

また、次回、よろしくお願い致します。

m(_ _)m

かたづけ小僧さん +

うちの家にはむかしから、かたづけ小僧さんというのが棲んでおりまして、家の者がちょっと横着したり油断したりすると、すぐに、物を自分のすみかにとりこんでしまうのですよ。
ゆうべもわたしのお箸が片方なくなってしまいました。どこに取り込んだのか。
夕飯の洗い物のあとのちょっとしたスキにやられたんですよ。

そうそう、先おとといのことでした。私の大切な机、学習机っていうやつですが、娘のおさがりなのですが、あれって重いですよねえ。めったに動かさない。
たまたまその向こう側をそうじしたのですよ。そこがすみかだったんですねえ。
出るわ、出るわ。

今森光彦の一筆箋。
クリアファイル8枚。
ものさし。ほら、円とか四角とか、ひし形とか三角とかの穴の開いたやつ。幅が5センチくらいの。
押しピン1個
書類クリップ大1、中7、小1。
郵便局のレターパック。未使用!
なんか、彼の趣味が分かるような気がする。

あ、あの奥の暗がりに見えるあれはなんだ?
足がもじゃもじゃといっぱいからんでるやつ。しかも、足、光ってる!
いや、赤、白、青・・・の足。
ううう、捕りたくない。さわりたくない。
おまえ、いったい、何を取りこんでいるのだ・・・?

しかたがない、奥までそうっと手を伸ばして、しゃっと引き出しました。
あああ、磁石にくっついたゼムクリップ15個。

なんかとても得した気分の一日でした。
かたづけ小僧さん、ますます大忙しです。

 

それはさておき、今月26日のがらがらどん例会は、幼稚園おはなし会大会です。
がらがらどんのメンバーは全員が幼稚園で月一回のおはなし会をしています。その去年度の記録を公開します。そして、よりよいお話会にするための交流会をします。
小さい子どものためのおはなしがなかなか選べなくてこまっているあなた。ヒントがもらえるかもですよ~

ヤン