大阪府吹田市にある国立民族学博物館は、世界の昔話を知るうえで、なくてはならない宝物庫だと、思っております。
人びとの手あかのついたぬくみのある品々。
昔話が語られる場から、あったか~い風が吹いてくるような気がするのです。
で、行ってきましたよ~ 総勢14名。
土砂降りの雨の中~
だれや、雨女は!!!
まずはおはなし会。・・・さすが語りの森 ♪
「貧乏神」『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店
「赤ずきん」『子どもに語るグリムの昔話5』佐々梨代子/こぐま社
「おはなし亀さん」『朝鮮の民話』瀬川拓男/偕成社
「三枚のお札」『日本の昔話5』おざわとしお再話/福音館書店
「フクロウの神の自ら歌った歌」京都昔ばなし大学再話研究会わたしぶねグループ再話
「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく2』東京子ども図書館
「こびとと靴屋」『語るためのグリム童話2』小澤俊夫監訳/小峰書店
「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『まほうの馬』高杉一郎/岩波書店
「九尾のきつね」語りの森HP
はい、おしまい。
おはなしに堪能した後は、腹ごしらえ。
そして、いよいよ、クイズラリーのスタートです。
クイズはぜんぶで25問。
そのうちの何問かを写真とともにご紹介しましょう。
*フィンランドのバター桶、こぶたが入れるのは細長いほう?丸いほう?
う~ん。どっちかなあ~
こたえ=右の長細いほうの桶です。左のは攪拌用の取っ手と足がついてて転がらない(笑)
*『もどってきたガバタばん』はアフリカのお話。ガバタばんは東南アジアにもあるゲームです。なんと呼ばれているでしょう?
だれや? 学芸員さんに質問した人は~?
こたえ=チョンカック
*日本の芥川賞作家が乗っているアフリカのお祭り用の操り人形は何と呼ばれていますか?
あら、こんなところに。
こたえ=ソゴ・ボ
わたしのいるとこどこでしょう~???
わたしも迷子、あなたも迷子、世界じゅうで迷子!
*モンゴルのゲルの屋根には何が乗っているでしょう?
エコやね~
こたえ=太陽光発電のパネル
*「三年峠」のおじいさんの家を見下ろしているのは誰でしょう?
ふうん。このひと、だれ?
こたえ=檀君 (朝鮮の伝説上の王さま)
*アイヌの家「チセ」の神の窓は家のどの方角にありますか?
イナウがたくさん供えてあります。
こたえ=南東 (神の窓は第一の窓ともいって、東に作られているのですが、ここでは南東にありました)
*モンゴルの馬頭琴は何の象徴になっているでしょう?
彫刻がうつくしい~
こたえ=富
*生駒のはなさかじいさんの箕のそばにある、もっとハイテクなもみをふるう農具は何ですか?
ううむ。これのことかいな?
こたえ=唐箕(とうみ)
ラリーのあとは表彰式。
一問だけ△であとはぜんぶ正解のNさん、トップ賞おめでと~
土砂降りの雨の中、疲れ果てて帰りました(笑)
参加できなかったジミーさん、直前まで準備をがんばってくださってありがとうございました。
あなたがいなかったら今日のくたくた、いや、らんらんはありませんでした。
だいたい、博物館ってつかれるけどね、特にみんぱくは必死で観てしまうからね、みなさん、ほんまにお疲れさまでした~
ヤンはたのしかったです!