きょうは、4月に入って最初のおはなし会。幼稚園の5歳さんでした。
子どもたちが何人か職員室の前で待っていてくれました。
「ムラカミさ~ん」
「〇✖△◎~~~」
「また、ほんとうのことではない昔話、してくれるの~?」
びっくりしました。
本当のことではない昔話!
5歳の子どもが、ちゃんと知っているのです!
昔話は、「むかし、あるところに、、おじいさんとおばあさんが、」と、冒頭で、時代・場所・人物を不特定に語りますね。
それは、この話は本当にあったことではないのだよ、架空の話だよ、という宣言です。
一年と3カ月、昔話を聞きつづけてきたこの子は、昔話がファンタジーだってことをちゃんと理解していたんですよ。
すごい!
ヤンは教えてもらうまでそんなこと考えもしなかったのに。
ヤンよりすごい!
ね、子どもって真実をつかむ能力がすごいのね。
年をとるにつれてあほになっていく・・・
さて、新しい年度が始まり、子どもたちの笑顔もピカピカです。
きょうは、いつもの小学校に打ち合わせで行ってきたんだけど、何人もの子どもに出会った。
みんな、きらきらしてた。
「何しに来たん?」
「きょうは何年生のおはなし会?」
「いつ来てくれるの~」
子どもと話をすると、自分の心もまっさらになる。
わたし「きょうはね、いつお話会するかを決める日を決めにきたの」
子ども「やった~」
わたし「???」