梅雨の真っ最中で、今日も梅雨らしい降りそうで降らないけど、ちょっと降るという、いずれにしても洗濯を外に干せないお天気です。
ジェニイさんが残念ながら欠席されましたので代わりに報告します。
「この世の光」 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
「かめのピクニック」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
「こんぶ」 語りの森HP → こちら
「三つの五月のもも」 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
「リスとてぶくろと針」 『子どもに語る北欧の昔話』こぐま社
「かしこいモリー」 『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
「ヤギとライオン」 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社 ヤンさん
みなさんからいろんな話が聞けて、今日も楽しかったです。
ヤンさんが、それぞれの語り手さんにアドヴァイスされた内容はもちろん当然それぞれなんですが、終わってみて、これはみなさん共通に感じていらっしゃるんじゃないかなと感じたことがあったのでそれを書きますね。
「発表するときに緊張してしまう」問題
家で練習しているときは完ぺきだったのに、いざみなさんの前に出て語るとなると緊張して言葉が出てこない。ひとつ引っかかったり、言葉を飛ばしてしまうとよけい緊張してしまい、その後の言葉が出てこない。ああ、もう帰りたい…。
緊張するのはどなたでも多少ありますね。
元は司会者とかコンパニオンとか、そういうかたは大丈夫かもしれませんがだいたいは緊張されます。
でも、個人差の大きいことですし、ここを乗り切るのは場数を踏むしかないのでしょうが、〝練習は裏切らない〟を心に唱えつつ、ヤンさんがいつもおっしゃる〝寝てても言えるくらいに〟練習しておくことしか、乗り切る方法はないのではないでしょうか。
ここを乗り切らないと、ぶつぶつ切れてしまってリズムが生まれようがありません。
リズムは歌の部分だけとか、話の一部分だけに生まれるものではないので、全体を通してリズムがあるということが重要だと思います。
わたしは緊張を解くために、心の中で「子どもたちは、話を聞きに来ている。わたしではない。わたしは影。わたしは透明」みたいなことを念じています(笑)
「自分の意にそぐわない話を覚えることになった場合」問題
みなさん、いろんなご事情がありますね。
お話会の予定と各自の予定、各自の持ちネタ事情、上下関係、いろんなことがありますから、残念ながらそんなことになった場合、さあどうしましょうかね。
たいへん幸せなことに、わたしはそれは一度もないのでございます。
頑張ってください、Kさん。
……あんまり無責任なので、ちょっと考えました。
昔話の場合かもしれませんが、長いあいだ語りつがれてきたということは何かそこにメッセージがあるはずですね。
昔話のメッセージを勉強してみると、自分が最初に感じた印象と違ってくることがよくあります。
語法を勉強したり、再話を勉強していると、そういうことがよくあり、「え!そんなにええ話やったんか?!」と思うことがあります。
今回は、「かしこいモリー」でしたが、これもほんとにいい話です。
いい話は、子どもたちが食いつくように聞きます。
あんまり好きじゃないと思っても、メッセージを掘り下げてみるのもいいかと思いました。
「○○と言われた」問題
何のことか分かりませんよね、すいません。
勉強会なんかで、語りあい、批評しあうみたいなときに、いろんな意見が出ますよね。
それこそいろんな意見がありますから、中には家に帰ってからひとりで涙することもあるかもしれませんよね(笑)
もうね、いちばんの先生は聞き手の子どもたちですからね、大人に言われたことはもういいんじゃないでしょうか。
天気予報ではなくて天気予想くらいの、まあ、一応聞いとこうかみたいな(笑)
でも、怖いなと思うのは、いろいろ言われると本人は当然気にしますよね。
気にしている気持ちや、ショックを受けた気持ちは引きずってしまうので、それが語りに出てしまうんですよね。
せっかくいい語りができるのに、ホントに残念なんですよね。
もし人に何か言うんだったら、そんなことまで考えて、責任もって言ってほしいですよね。
悪気じゃないと思いますけどね。
言われたほうにしてみたら、いっしょですからね。
ああ、かつてわたしもショックなことがありましたので、思い出して力が入ってしまいました(笑)
ジェニイさんみたいに丁寧に報告できなくてごめんなさい。
次回は9月です。
もう、エントリーは満杯!
次回も、エキサイティングな初級クラスの予感です!