オンラインの勉強会です。
日常語の語りでは、選んだ話を日常語のテキストに置き替えて、それを覚えるわけですが、今回は、置き替えたテキストの見せ合いっこです。
「だんだん飲み」『日本の昔話』おざわとしお再話/福音館書店
「千人力」語りの森HP《日本の昔話》
「ねずみのすもう」『日本の昔話』おざわとしお再話/福音館書店
「しんぺいというざ」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』
「仙人のおしえ」『日本の昔話』おざわとしお再話/福音館書店
短いのから長いのまで、怖いのからかわいいのからまじめなのまで、いろんな話が並びました。
言葉も、たとえば同じ京都府でも、市内と府下ではずいぶん違うし、そこに大阪とか近辺での生活が反映されると、また違ってくるし。
個性豊かで、聞いていて心地よかったです。
話し言葉は、住んでいる所の人たちとのコミュニケーションのためにある訳なので、たいていの人は、できるだけ自分の言葉とその土地の人の言葉をすり合わせようとします。それで、何弁だといいきれない土地言葉になるのですね。それは、当然のことだし、また、価値あることだと思うのです。
混じることを楽しむといいなと思います。決してコンプレックスは抱かないで。
もうひとつ、まるまる自分の普段使いの言葉ではなくて、記憶にあるおばあちゃんなんかが使っていた言葉を使うというのもいいもんですね。
伝承の語り手のようにお話を伝えてもらってはいなくても、言葉は伝えてもらっていると思うのです。それを、声とともに思い出すことは、なつかしいだけでなく心の安定にもなると思います。
物語を声に出して語ることの意味を、日常語の語りは教えてくれると、思っています。
年が明けたら、語りの形で発表です。
語りは同じ空気の中でこそ良さが分かるんだけど、オンラインでやります。
おかげで遠い所の人とも語りあえます。
京都と愛媛がつながります。
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きょうは、この冬一番の寒さです
あったかくして、おいしいもん食べて、寝よˋ( ° ▽、° )
わたしも、5人のかたがそれぞれに違うご自分の言葉でテキストを作られ、五つの心地よいおはなしを聞けて楽しかったです。
「仙人のおしえ」のかたは、わたしよりずっとお若いかたですが、そのかたの言葉がわたしの母ととっても似ていて「おかあさ~ん!」という気持ちになりました。
母は今でも使うけれどもなぜか私の世代は使わない言葉遣いなので、この日きゅうに再会しておどろきました。
ちなみにその方と母の出身地は全然違います。
関西という範囲ではいっしょですが。
次回、みなさんの語りを楽しみにしております(^_^)
ジミーさん、コメントありがとうございます(●’◡’●)
今日は昨日よりもっと寒いです◑﹏◐
あれれ、送信しちゃった。
でね、寒いけれど、語り手の体温を感じられる日常語の語りって、いいなあって、言おうと思ったの。