「お月お星」の語法、感想2💌💌

第17回、会場での勉強会の感想です。

aさん
今日の講義で、私は語りの最初の段階をきちんと自分のものにせずに何年も我流でやってきた不遜さを思い知りました。
子どもさんたちに語るときに、本を覚えたとき、自分の感情を入れて、こう伝えたいと考えていたことが、なぜ間違っているのか、今日は明確に理解できました。一から検討しなおして臨まねばと思っています。

bさん
自分の身に起こることをすべて受け入れ、最後に許すことで幸せになったお月。
大好きな姉に起こる事を知恵を持って助けることで、最後に家族全員で幸せになることに導いたお星。
語っていただいたとき、お父さんとの再会、お母さんとの和解のシーンで、ジーンと感動しました。いいお話です。
「聞き手を幸せにしたい」の想いで語り手は語ること。そこに行きつくための昔話の語法の勉強、貴重ですね。

cさん
すごく大きな体験的理解、認識を頂いたと思いました。
叙事詩の力、昔話の力、心情描写をしないことの大切さがやっとわかりました。その力が強い「お月お星」をYさんの語りで、聞き手として聞いて体験した上での語法の勉強に、とても自分が変わるような予感をもらいました。
ちゃんとわかってなかったことが多々あったなと思いました。
すべては聞き手の幸せのためだと改めてとらえ直しました。

dさん
お月お星、とても美しいお話でした。 
単純で素朴な動詞の言葉遣い、多くを語らないひかえめな登場人物、そのお話によって、背景や心情、景色の色合いまで想像が広がりました。
けしの花の咲く場面は、斎藤隆介さんの絵本『花さき山』のページを開いたような印象でした。
昔話が主人公の幸せを願って、苦しみを乗り越えながら一直線に進んでいくということに感動しました。
寡黙な人物像、力強い物語の進み方、春に花が咲くのを待つイメージが、岩手県と合うような気がしました。

みんな、まじめやね(✿◠‿◠)

特徴的な感想のみ書き写しました。
みなさん、勉強会が終わってすぐの感想なので、感動冷めやらず?~笑~
あ、いや、オンラインの場合のように、あとから改めてじっくり考えて書くのとはちがった新鮮味がありますね。

単発の勉強会で感想を書いていただくのは、ひとつは、私自身のためです。伝えたかったことがちゃんと伝えられているか、反省するためです。その回によって、また受講者のみなさんの語り経験によって理解が違ってきますけど。伝えきれなかったと思ったときは、次の勉強会でその部分を補強します。
次回の勉強会では、語法の最も基本的な抽象性について、細かく見て行こうと思いました。
感想のもう一つの目的は、みなさんの復習のためです。振り返りって大事ですからね~

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おはなしひろばは、笑い話「ゆでたまご」です~
聞いてくださいね~
先週はコロナ副反応発熱で、とばしちゃった。ごめんね。

 

1 thought on “「お月お星」の語法、感想2💌💌

  1. ほかのかたの書かれた感想を読ませてもらうことで、勉強させていただきましたm(__)m
    自分ではつかめなかったことを教えてもらいながら復習もさせてもらった気がします。
    ありがとうございました(^o^)

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