月別アーカイブ: 2023年9月

あったかペーチカ

かたつむり  『語りの森昔話集3』語りの森

サルとトラ(ラオス・モン族の民話) 『同名絵本』福音館書店

サトリ  『日本の昔話5』福音館書店

ゆうれいのおんがえし『子どもと家庭のための奈良の民話一』京阪奈情報教育出版

ついでにペロリ 『おはなしのろうそく6』東京子ども図書館

元気な仕立て屋 『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店

さるかにがっせん『語りの森昔話り集4』語りの森

残暑厳しい毎日ですが、そんな事もどこかへ飛んでいってしまうようなホッとするおはなしの時間でした!

「おはなし探しで、これだ!というおはなしを見つけられない。みなさんご自身に合った話を選んでいるなと感じる。どのように探して選んでいるのでしょうか?」というある方の質問から。それに皆さんが応えて、「今回はどうしてこの話を選んだのでしょうか?」というその方の理由を聞くところからアウトプットしてもらいました。言葉に出すと気づくことがありますね。自分が好きな話を選ぶ。本で探すより耳で聞いた方がこのおはなしいいなと感じられることも多いので探し方を耳からにする。色んなおはなしを知って、そのおはなしの姿を知ることが、おはなし選びを助けてくれる。言い忘れたのですが…、語りの場があると「この子らに次はこんな話を語りたい」という気持ちが出てくるなど。強い気持ちがあると、長い練習もできるし、楽しめるし、おはなしの長さも気にせずに選べるんですよ~というアドバイスがありました。他の方からのご意見では、「ほんとその通りだなと心に響いた、自分に聞かせる話を語っている」とのお話でした。

「ゆうれいのおんがえし」では、ストーリー構成とタイトルについて、語り手の問い掛けから話が盛り上がりました。その他、子どもたちの反応のこと、体験談、語り方のこと、日常語のこと、深い話、ちょっとした話、さまざまなお話が聞けて、そうかそうか~!と心が喜びました。次のおはなし選びに背中を押してもらいました。語り手同士の交流の場になりますし、興味のある方はどなたでも、ふらっと遊びに来てください~

次回は10/12㈭です

 

じいちゃんばあちゃんもとうさんかあさんもみんな一緒に🌞

9月2日(土)
図書館のおはなし会(*^▽^*)
子ども8人 大人8人

プログラム
じゃんけん ちーちゃんぱーちゃん
おはなし「カメの笛」『ブラジルの昔話』カメの笛の会
絵本『みず、ちゃぽん』新井洋行作/童心社
絵本『なにをたべたかわかる?』長新太/絵本館
絵本『みんなうんち』五味太郎/福音館書店
絵本『ちいさいじどうしゃ』ロイス・レンスキー作/渡辺茂男訳/福音館書店
手遊び さよならあんころもち

今日は、ちょっと年齢が低かった。
「カメの笛」って、やっぱり小さい子にはストーリーについてくるのが難しいのね。
頭の上に「???」が浮かんでる小さな子どもたちに、「わかってくれえ~」って念じながら一生懸命語ったんだけど。ほんと、語りのいい勉強になります(笑)
でも、大人の方たちからはひそかな笑いが聞こえてて、ま、よかったかな。

子どもの親だけでなく、ご自分が聞きたいと思って周りの椅子に腰かけて聞いてくださっていた年配のかたが何人かいてはりました。
楽しんでくださってたんだけど、カメがヒョウの骨を拾うところは、まゆをひそめた人たちがいました。
これって、ほっといたらあかんなって思ったので、
「これは、ブラジルの子どもたちに伝わっている昔話で、弱いものが強い者に勝つ話なんです」って、言わずもがなの一言を言ってしまった。

でね、その一言を言ったとたん、語り手としてのわたしの気持ちがね、その場の全員に向かって開いたの~~
これ、囲炉裏端のおはなし会やん。
そのあと絵本を読んでるとき、子どもと一緒にお父さんまで、笑ったりなんじゃかんじゃ言うてはりました。

オープンなのって、いい╰(*°▽°*)╯

今日は、読んだ4冊の本、てんでにぜんぶ借りていってくれました。
うれしい!

けじめ😊

ようやく9月の声を聞いたけど、ぜんっぜん夏は終わらない。
つくつくほーしもこおろぎすずむしも鳴きだしたけど、ぜんっぜん涼しくならない。
なんで(⊙x⊙;)

ヤンは8月に一個歳をとるんですよね。
一個歳とるごとに先のことを考える、っていう年代に差し掛かっております。
8月はババ・ヤガーの勉強会がお休みでした。だいたいが暑さが苦手なのでね、お休み。
そのあいだに、一個歳をとって、がく然として、考えた。
体力集中力が衰えても一番やりたいことをやるにはどうしたらいいか。

答え
勉強会の運営をやめる。
あ、運営って、日取りを決めたり会場を確保したりそれを会員に伝えたり、会費を集めたり支出したり、出欠連絡に対応したりなど、会を維持存続させるためのもろもろの仕事ね。

え、なんで?って(っ °Д °;)っ

子どもに語ること、再話すること、このふたつが、わたしのやりたいことのすべてで、もうこれだけをやっていたい!
わがままかね?
再話は、資料を読んで見つけた話を多くの人に伝えることやから、子どもに語ることと同じ意味が、わたしにはあるのね。
許されるなら、最後まで、伝承する者として生きていきたいなと思ってる。

もちろん、培ってきたスキルを後輩につたえることは全然嫌じゃない、お役に立ててもらえればうれしい。
だから、たのまれれば、可能な限り講師やアドヴァイザーとして勉強会に出向きたいです。
どんな遠くでも行くよ~

ただ、勉強会やおはなし会の運営は、もう卒業させてもらってもいいかな。
エネルギーのある次の世代に任せたいと思うのよ。
ヤン、もう十分やってきたからね。

ほんと、年を取るとね、今までやって来てたあれもこれもはできなくなるのよ。
みんな、覚えておいた方がいいよ。

ババ・ヤガーの運営は、ジミーさんとふたりでやっています。
いま、どんなふうにフェードアウトしようか、ふたりで考えています。

どんなグループでも、世代交代って難しい課題だと思います。
次の世代が気持ちよく、時代にあった活動をしてくれるように、先輩世代はでしゃばらず、でも的確なサポートをしたいですね。
そして、若い世代の人たち、先輩を上手に使ってやってくださいね。