一昨日くらいから、朝、窓を開けるとほのかに香ってきます。
むかし、高校の中庭に大きなきんもくせいの木があって、学校祭のころになると、木の周りの地面が丸く黄色く染まるのです。
あこがれの先輩はたった2つしか年が離れていないのに、ずいぶん大人に見えました。
(何度目かの)初恋の香りでもあります。
なんだかやっと、自分にもどれたような日々になりました。
それでもまだ嵐は去ってはいないのですけどね。
あしたは図書館主催絵本の読み聞かせ講座の4回目。絵本の選びかたについてお話します。自分の中に絵本を選ぶ眼を養うことが、絵本選びの基本。それだけで話が終わったらきっと皆さんがっかりだろうと思うので、ちょっとしたポイントを伝授します。
来週の第5回では、みなさんに選んだ本を読んでいただいて、思いを語ってもらいます。
その次の週は、高校の絵本読み聞かせの講義です。
これは、めっちゃエキサイティングなんですよ。
何が起こるか分からない(笑)
とまあ、絵本関連が続いています。
その準備があるものですから、なかなか昔話関連に時間が割けないでいます。
それがストレスかな。欲求不満というか(笑)
午前中に語りの練習を1時間やって、再話を1話やる。このふたつのアウトプットにバランスをとるように研究書を読む。
そんな午前を過ごせたら、ゴキゲンなのです。
小学2年生の孫が、いま、『語りの森昔話集』にはまっているそうです。
おもしろいって。
だからそろそろ第6巻を出したいなと思います。
5歳から10歳が昔話年齢といわれています。間に合うかしら?
11月に入って嵐が去ったら編集にかかります。