月別アーカイブ: 2024年7月

暑くても、図書館へ

昼間の暑い時間帯なんですけど、夏休みだからかいるいる~子どもたち。おはなしおばちゃんたちは、図書館の往復だけでも夏の日差しで、カラカラの干物になる寸前です。そうなる前に、おはなし会で子どもたちから元気をもらいました。子ども19人、大人9人。

手遊び 小さなはたけ

おはなし 「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ

絵本 『わにさんどきっ はいしゃさんどきっ』五味太郎/作 偕成社

絵本 『うんこ日記』中村季衣/作 川端誠/絵 BL出版

絵本 『じゃぐちをあけると』じんぐうすすむ/作・絵 福音館書店

絵本 『ててててて』五味太郎/作・絵 偕成社

絵本 『おふろにはいろ』三浦太郎/作 童心社

絵本 『のんびりしてたら…』 五味太郎/作 ポプラ社

絵本 『からすがかあ!』 とうごうなりさ/作・絵 福音館書店

手遊び さよならあんころもち

おはなしの「ギーギードア」ヤンさんの語りとお顔に、子どもも大人も釘付けでしたね。最後、ちょうつがいに油をさしてもう一押し…のドアのきしむ音、文字に起こせないような音を出すヤンさん(笑)どこから声を出しているのでしょう!?若いご夫婦が、語りを楽しんで聞いている様子が印象的でした。そして、ヤンさんの隣で助手をしていた常連の男の子が、よく声を出してくれていました。絵本で主人公の名前が「しょうへい」だった時には、「大谷翔平っ」と、すかさず反応!他にも、『仮面ライダー』の本を読んでくれという子、まったりしだして寝ころがる子、お父さんに呼ばれて去っていく子、大きなあんころもちを素早く食べてしまう子など、ほんの一時の間、色んな子が一緒くたになって、全部受け入れてもらう良い時間だな~と思いました。おはなし会が終わってから、ヤンさんが『仮面ライダーウィザード』の本を読み聞かせ、読んでもらった子は嬉しかったでしょうね。

また来週まで、干物にならないように用心しましょう~!

7月🌤大人のためのお話会

7月の大人のためのお話会は、お暑い中にもかかわらず、思いのほかたくさんのかたが来てくださいました。
その中の大部分は数回目以上の常連さんで、このお話会も定着してきたのかなとうれしくなりました。
先月来てくださったかた2人と新規のかたの合わせて3人の男性を含み、全部で15名の方が来てくださいました(^^)

絵本『ぼくはふね』五味太郎/作・絵 福音館書店
おはなし 「魚のなる木」 語りの森HP → こちら
おはなし 「さるの海岸見物」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
絵本 『わたしはふね』曹文軒/作 石川えりこ/絵 小学館
おはなし 「くじら大王」『子どもと家庭のための奈良の民話二』村上郁/再話 京阪奈情報教育出版
絵本 『クジラがとれた日』小島曠太郎 えがみともこ/作 ポプラ社

今回のテーマは〝海🌊〟
「魚のなる木」はパラオ、「くじら大王」は奈良の話です。
外国と日本の話に、船の絵本、くじらの絵本。
美しいプログラムとなっております(自画自賛!)
終了後メンバーだけの時間に、絵本の読み方についてヤンさんから改めて基礎的なことを学びました。
わたしは、ベテランとは言えませんが、年月だけは重ねまして中堅となり、でもこうやって基礎を繰り返すことの大切さと、それができる師と仲間がいることのありがたさを実感いたしました。
そして来月は、8月22日、テーマは〝怖い話〟です。
子どもたちにはめったにできない、あるいは決してしないような話を、メンバー総出で語ります。
まさに、大人対象にしかできないお話会!!
一同、怖い話を思いっきり語れるチャンスと張り切って練習しています~~
みなさんのおいでをお待ちしております(^O^)/

7月🌞再話クラス

近畿地方、梅雨が明けましたね。
とたんにこの暑さ💦

7月の再話クラスは、諸処の事情で予定していた3話のうち、1話だけの再話検討となりました。
「藺草ずきん」『イギリス民話集』河野一郎/編訳 岩波書店
話型はATU923「塩のように愛す」、ATU510B「ろばの皮」だそうです。
なるほど~~
時間に余裕ができたので、まさに重箱の隅をつつくように細かいところまで意見が出て、最後の最後まで疑問点を絞り出すような検討ができました。
短い話ではないとはいえ、1話に3時間近くかけるというのは、異例のことで、勉強になりました。
だから、かなり完成に近づく指摘になっています。
今回の担当さんはラッキーでしたね。
時間が余った時のためにヤンさんが用意してくださっていた資料、日本の昔話「長柄の人柱」は、ゆる~い宿題になりました。
資料の上部が原話、下部がヤンさんが再話されたもの。
これを教材にしてみんなで検討し、再話を完成させようということでしたが、時間がなくてできませんでした。
いつかみんなで検討する日のために、自主練として原話と再話を比べて読んでみるという声が上がったので、やろうと思う方はどうぞということになりました。

日本の昔話の原話は、書かれた土地の言葉がわからない、あるいはその土地の人でもすでに使われておらずに意味が分からないという問題があります。
ですから、できるだけ自分がわかる土地の言葉で書かれた原話から再話することを心掛けるということを教わりました。
その点、外国の昔話は共通語で翻訳してあるので問題ないことになります。
そういわれますと、おっしゃる通り外国の昔話ばかりを選んで再話しておりました。
でも、確かに地元の昔話を集めた本を読むと、少々古い言い方でもすいすい頭に入ってきます。
魔法昔話が大好きでその辺ばっかりあたってましたが、日本の昔話も語れるようにならないとなと、反省した次第です。

うちの一番若くて元気なのが、この暑さにやられてダウンしております。
みなさまくれぐれもお体を大切に。
次回は、9月24日です。
みんな、元気でお会いできますように~~(^O^)/

リラ~ックスおはなし会

 梅雨明けしましたね!暑いです😓今年は土用の丑の日が二回もあるんですか⁈ う~ん暑い夏の予感……。
7月20日土曜日の図書館は、たくさんの人の熱気でクーラーのききも悪いのかなと思うほどです。

子ども13人 おとな8人

手あそび ちいさなはたけ
おはなし「三匹のくま」『語りの森昔話集4』村上郁/語りの森
絵本  『かいじゅうたちのいるところ』モーリス・センダック/じんぐうてるお訳/冨山書房
絵本  『いわしくん』菅原たくや/文化出版局
絵本  『ふしぎなナイフ』作:中村牧江 林健造/絵:福田隆義/福音館書店
絵本  『パンダおかおたいそう』いりやまさとし/講談社
手あそび さよならあんころもち

 夏休みに入ってすぐの土曜日ということで、お出かけはまだ先なのかな。でも、気分は夏休み。子どもは素直ですよね、みんなずいぶんリラ~ックスしてきいていました。しかしツッコミは忘れません。表紙のかいじゅうをみて「こわそー」と、そんなにこわそうでもなさそうに言ってみたり、「ぼくはおよいだ」のいわしに「えっ⁈」と反応したりと、かわいいのです。季節の変わり目でしたので、集中力も落ちてしまいますが、常連さんがおはなし会に来てくれるのは本当にうれしいです。ヤンさんの鈴がなるようなきれいでかわいい声が、おおきいでっかいくまと、ちゅうくらいのくまと、ちいさいちっぽけなくまを楽しそうにおはなししているのを聞いて、と~っても幸せな気持ちになりました😊

7月のおはなし会🎋

3日(水)
中学校1年生朝学習

おはなし「この世の光」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「九尾のきつね」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話

10分間、ぎりぎりセーフで出典本の紹介してそそくさと終わりました。
全員の目がビシィっとこちらに注目して聞いてくれて、快感でした(笑)

18日
こども園4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「さんびきのくま」『語りの森昔話集』村上再話
ろうそくぱっ

どちらのクラスも、なぜかみんなゴキゲンで、わたしのひとことひとことに、ひっくり返って笑ってました。

「おばあさんは、どうなったでしょう?」
1クラス目
「死んだ!」
2クラス目
「逃げた!」
どちらのクラスも、「ろうやにぶち込まれた」っていうのがウケてましたね。

こども園5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編著/実業之日本社
絵本『フォックスくんのあそびかた』五味太郎/ブロンズ新社
ろうそくぱっ

わたし「いち、に、さん、し」
子ども「ご!」
わたし「あかんやろ。5って言ったら死ぬねんで!」
・・・・
わたそ「いち、に、さん、し」
子ども「ご~~!」
わたし「5って言ったら死ぬって!」
子ども「ご~~~~笑」
わたし(もうええわ)

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おはなしひろば、一日遅れで更新です。
インドの「木こりの宝」。いい話です。聞いてくださいね~