3月 日常語勉強会   by ジミー

昨日、今年度最後の日常語勉強会がありました。
年度末のせいか参加者が少なくてちょっとさびしい会でしたが、1話についてい
ろいろなことを考えられて良かったです。
メニューは、語りがふたつ。
(出典は共に『日本の昔話』福音館書店)
「竜宮女房」
これは、ブログの3月16日、ヤンさんの屋根裏の寄り合い報告のコメントにあ
る、ごぶさんです。
先にコメントを書いてくださっていたので、より勉強になりました。
楽しい語りでした。
ヤンさんの解説で、子どもたちの反応のよさの裏づけと言うか、テキストとごぶ
さんの語り方がうまくマッチしての〜、本番での子どもたちの反応につ ながる
のだなと言うのがよくわかりました。
「きつねと熊」
語る前の段階の、テキストに手を入れる勉強のときにも気付かなかったこのおは
なしの面白さ、素敵さを、語ってもらって実感しました。
ええ話やな〜、と、みんなで言い合うほどでした。
ふくろうは、熊をだましているわけではないけれど、熊に知らせずにきつねに罰
を与えている。
熊は実際きつねを罰したけれども、その事実を熊は知らない。
すでに読んでいるはずなのに、読んでいるだけでは気付きもしなかった、ええ話
やな〜、が分かって、とても幸せな気持ちになりました。
やっぱり、昔話はいいな!
ジミーでした。

3 thoughts on “3月 日常語勉強会   by ジミー

  1. ごぶです。
    今回も勉強になりました。
    実際に語ってみて、微妙な修整と確認。「竜宮女房」をヤンさんに聞いてもらい、アドバイス頂くのは2度目です。おはなしと、ひとつひとつの言葉と、向き合う事でどんどん自分のものになって、自分のものとして出ていく感じがします。
    きつねと熊
    ほんとにえぇ話~
    おはなしってほんとに人柄が出ますね
    選ぶ時から出てるんだ…
    あのおはなしを選んだ◯◯さん、熊ちゃんとだぶって見えました。
    おはなしの深~いとこまで、まだまだ読み取れない私。
    精進しなければ…

  2. ごぶさま
    おっしゃるとおり、選ぶときから人柄が出ると、今回は感じましたね~
    もし、語り手の好みだけで選ぶような、実際はありえないけど、そういうことになったら、人柄が白日のものになってしまう( ̄□ ̄;)
    なってしまうと思った時点で、私はもうさらけ出してしまっている?(ノ∀`)アチャー

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