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語りの森を作った魔女

選びとるということ🕯

とっても嬉しいメールをいただきました。
語りの森を応援してくださってるかたで、お顔も存じ上げないかたからなんですけど。

ようやく図書館のおはなし会が再開して、厳しい感染対策のなかでのおはなし会。
《日本の昔話》に再話している「犬神山のおおかみ」(こちら⇒)を子どもたちに語られたそうです。
「みんなでいっしょに薬を取りに行って、そして無事に帰ってこよう!そし
て病気には負けないという思いをこめて」語られたそうです。
つらい状況の今だからこその思いだと思います。
子どもたちはよく聞いてくれたそうです。
そう、思いは通じるのです。

世の中にはたくさんのおはなしのテキストがあります。
そのなかで、語りの森っていうこんな小さなサイトの、わずかな数の話の中から、「犬神山のおおかみ」を選びとってくださったことに、感動しています。

わたしは、たくさんの昔話資料の中から、この話に心ひかれて、原話として選びとりました。
そのわたしの心と語ってくださった方の心とが、つながったと思いました。

じつは、この話が資料に残ってきたのも、原話の語り手が、かつて聞いたたくさんの話の中から、無意識に選びとったからなのです。
その語り手に語り聞かせた人(親か祖父母か知りませんが)も、同じように無意識に選びとって語ったのです。
はるかな時間のかなたから、たくさんの人に選びとられて、連綿と残ってきた話だったのです。

この原話を選びとったとき、わたしは、過去の人たちとつながりました。
そして、今日メールをくださった方は、わたしと、過去の無数の民衆とつながったのです。
それと同時に、子どもに語ることで、未来とつながったのです。

子どもたちは、この「犬神山のおおかみ」の連綿とした時間の流れの最先端にいます。
語りに思いが乗せられて、ちゃんと伝えられたら、この流れはさらに先へと進んでいく可能性を秘めています。
語りを聞いた子どもたちのひとりが、他の誰かに語るかもしれないからです。
そんなの、奇跡だって?
奇跡が起こるのが、昔話です。
だって、そのわずかな可能性があって初めて、今に残ってきたんですから。

メールくださって、ありがとうございます。
とても勇気づけられました。

みなさん、ご自分の琴線に触れる話を選びとりましょうね。
それは、語り手の責任でもあるし、語りのだいご味でもあります。

************

今日は、週に一度のおはなしひろばの日~
「うそつきくらべ」
聞いてくださいね~

 

冬支度

京都府南部、そろそろ寒くなってきましたよ。
今年の冬は寒いって、天気予報が言ってた。
天気予報ってあんまり当たらんけど。

こたつ出しました。
足をつっこんで、はじめて冷えてるうって気がついた。
ぬくぬくしてると、居眠りしそうや。

おこたに入って、お茶いただいて、甘いもん食べて、本読んで。
しあわせや。
現役の時はそんな日は夢のまた夢やったけど。
そやし、ええねん、太ってもo(* ̄▽ ̄*)o

あ、新い本、出しましたよ。
『語りの森昔話集5ももたろう』
こちらから見てください。⇒書籍案内
ほんで、ええな💖って思ったら買ってください。

 

 

読書の秋📚🕯

青空は高く、スイーツはおいしい。
いい気候だが足腰が痛い。
午前は晴れても午後になると時雨れる。
本を読むにはもってこいだ。

次から次へと昔話集を楽しむ。
その合間に、違ったジャンルの本を読む。格別の面白さがある。

『チョンキンマンションのボスは知っている』小川さやか著/春秋社
副題が「アングラ経済の人類学」
香港に住むタンザニア人の経済活動について書かれている。
人類学の研究をもとにしたエッセイ。
想像もしない価値観を教えてくれるのが人類学だと思う。
ボスのカラマの魅力にはまった。

『14歳からのプログラミング』千葉滋著/東京大学出版会
語りの森ホームページ、リニューアル前はHTMLというプログラム言語を使ってて、ヤンの手作りだったんです。でも、独学ではスマホ対応が難しくて、おおかたをワードプレスってブログソフトを利用するように。リニューアルしたんですよ。
手作りの名残が《HOME》《プロフィール》《お問合せ・リンク集》《秘密基地》なんです。ね、この4頁だけ、見た目がちょっと違うでしょ。
でもね、ソフト使うより、自分で作るほうが自由がきくし、それに、アニメを入れたいと思っててね。
それで、プログラミングをいちから勉強してみようかと思ったの。
この本は、JavaScriptってプログラム言語で動画が作れる。
語りの森の次のリニューアル、アニメやら迷路やら入れるよ。いつになるか、知らんけど。

『室町は今日もハードボイルド』清水克之著/新潮社
副題が「日本中世のアナーキーな世界」
中学高校のとき、中世ってなんだかよくわからなくて、好きじゃなかったの。
古代って、資料が少ない分、教科書はすっきりまとまってたし、近世になると江戸幕府って組織がかっちりしてて分かりやすかった。
でも、中世はねえ・・・
でもそのよくわからん部分がおもしろいって、この本を読んでわかった。
庶民が自由でアナーキーで、めっちゃ面白いの。
作者の文章力もあるんだろうけど。
うちのご先祖様といわれてる村上海賊のこととか、おもしろ~い。

 

 

11月のおはなし会🎑

11月7日(日)

あったかペーチカ 大人9名

今日は、あったかペーチカの出発の日、初めての会合だったので、ヤンも行ってきましたよ。
初級クラスと中級クラスの人がいっしょになって語りを楽しむ会です。
ほんと、あったか~い語りの会でした。

「おだんごぱん」同名絵本/瀬田貞二訳/福音館書店
「お経を忘れた和尚さん」『語りの森昔話集4』
「しんぺいとうざ」『語りの森昔話集3』
「なぞの歌」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店
「お経を忘れた和尚さん」『語りの森昔話集4』
「メケー・ドマ」『語りの森昔話集1』
「まほうの馬」『まほうの馬』トルストイ文・ブラートフ文/高杉一郎・田中泰子訳/岩波書店
「いばら姫」『語るためのグリム童話集3』小澤俊夫編訳/小峰書店
合唱「ペチカ」

9名参加で8名語り。すごい!
おもしろかった~
講評もなく、みなさん気楽~に語られました。
練習にという人もいれば、復習をという人もいました。

感想を言い合う会もおもしろかったです。
コロナがなければ、お茶しながらおしゃべりできるのにね。
会場の人数制限があるので、いまは初級中級メンバーだけです。
メンバーさんたち、ぜひ参加してくださいね。

お世話くださったみなさま、ありがと~~~(✿◕‿◕✿)

11月8日(月)

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「ひなどりとねこ」『子どもに聞かせる世界の民話』岩崎源九郎/実業之日本社
ろうそくぱっ

おりこうさんのクラスです(笑)
きょうは、思いきり羽目を外して笑ってもらおうと、おばあちゃんはがんばりましたよ~
おはなしが終わってからも、子どもたちの声をひろいながらしばらくおしゃべりしました。
意外な言葉は出てきませんでしたね・・・
常識派がそろってるんですね。
でも、それはそれでいいんですけどね。
まあ、これからもカラを破る努力を続けます(笑)

幼稚園5歳

ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』
ろうそくぱっ

はじけるクラスです。
が、今日は、めっちゃまとまってましたね。先月からぐんと成長していました。
劇遊びが始まったからのようです。
めっちゃまとまってはじけてくれましたよ。
あひるのおくさん⇒うさぎのおくさん⇒はとのおくさんと、ハラハラがクレッシェンドしていきます。
はとのおくさん「それから、・・・」
子ども「あかん!」
はとのおくさん「わたしののっているぶん!」
子ども「はあああ(ため息)」
おもしろかった~

子どもたちに語ると、ほんとに元気になります。
精気を吸い取っても吸い取っても(笑)、無限のエネルギーを持ってますねლ(╹◡╹ლ)

 

 

おはなしの秋🕯 毎日新しいお話だよ😄

二度咲きのきんもくせいが満開です。
ああ~、いい香り(❤´艸`❤)

さてさて。
いきなり思いついて、11月限定で、まいにち新しいお話をアップすることにしました~

なんで?
いや、今日、なんとなく思いついて(笑)

というか、まだ紹介してない昔話がどんどん増えててね、ほっておくとお話に復讐されそうでo(*°▽°*)o
ほら、インドの昔話で、語ってもらえないお話が語り手に復讐する話あったでしょ~
恐いし。

金曜日はおはなしひろばだけど、あとは《日本の昔話》と《外国の昔話》を交互にUPしようかと思っています。
おはなしひろばで以前紹介した話も、テキストほしいってかたがいらっしゃるので、UPしますね。

そして、読んだら、だれかに語ってくださいね。
家族でもいいし、友だちでもいいし、おはなしサークルででもいいし、もちろん子どもたちにも!
でないと、復讐されますよ~笑

1日に紹介した「主人と召使い」「じゃんこじゃんこ」は、どちらも立場の弱い者が強い者を知恵で負かす話でしたね。
今日は「いぬときつねの旅」。小話です。
語ってね~