「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

最初にネタばらし💦

先週の土曜日は、すごい雨が降っていました。
濡れながら図書館に行くと、駐車場はいっぱいなのに図書館の中は普段より静かで、「どういうこと?」って思いました。
参加者は、子ども5人、大人3人でした。

手遊び く~るぽん
絵本 『どうぶつしりとりえほん』薮内正幸/作・絵 岩崎書店
おはなし 「はん点をなくしたヒョウ」『大きいゾウと小さいゾウ』アニタ・ヒューエット/著 清水真砂子/訳 大日本図書
絵本 『バナナじけん』高畠那生/作 BL出版
 〃 『さるさるおさる』乾栄里子/作 高畠那生/絵 金の星社
 〃 『これなあに?くだもの』フォトエージェンシーアイ/写真 ジュリアン
手遊び さよならあんころもち

おはなしを始める前に、おはなしに登場する❝ヒョウ❞を分かってもらうために『どうぶつしりとりえほん』をみんなで楽しみました。
そして、いよいよおはなしが始まった時に、ペンキが出てきたとたんに男の子が「ペンキで塗る…」とネタばらしをしてしまいました!
まったくその通り、正解!!
でも、語っているヤンさんはとても焦ったそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
そりゃそうでしょうとも、誰でも焦りますよね、こんなハプニング。
でも驚くのはそのあとも続いて、見事に話の内容を言い当てた男の子はずっと話の進むごとに反応してくれて、その雰囲気が周りにも伝わってどんどん楽しくなっていくんです。
小さい女の子のパパがこれまたノリのいいパパさんで、子どもたちと一緒に楽しんでくださり、後ろから見ていたら、ヤンさんが、子どもたちに向ける視線と同じ視線をそのパパさんに向けておられたのが面白かったです。
普段語り手は、(その人にもよりますけど)、子どもたちを見てるから大人の人は目に入らないほうが多いと思うんですよね。
参加者が少なかったけれど、語り手と聞き手のやり取りが満開で、とっても楽しい時間でした。
短い絵本なのに、1ページずつみんなといろいろやり取りするものだから、時間がかかる(笑)
絵本の楽しさを、こうやって読むとやり取りできるんだということを、学ばせていただきました。
ああ、楽しかった(*^_^*)

10月のおはなし会👻

ようやく10月も後半。秋になって、おはなし会を再開。
8月9月と2か月も休んでいたので、ちょっとドキドキしながらのおはなし会です。
図書館の毎週土曜日のおはなし会のほかに10月は子ども園で語りました。

10月21日(月)
4歳さん 1クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「あなのはなし」
ろうそくぱっ

わたし「べつにどこへも、ただ世の中を見たいと思ってね」
子ども「また!」
やっぱりこの子たちも繰り返しが好きですね。
おはなしが終わったら、てんでに自分の靴下に穴が開いていないか確認していました(笑)
わたし「もし穴が開いてたら、いっしょに旅に行きね~」

5歳さん 1クラス
ろうそくぱっ
おはなし「ヤギとライオン」
おはなし「くさかった」
ろうそくぱっ

きのうころしたあ♬
やっぱりこの子たちもこの歌好きですね。
おはなしが終わったら、「みじか~い」っていうので、絵本も持って行ってなかったので、「くさかった」をしました。
オチはやっぱり先生が喜んではりました(笑)

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写真は、マツタケです。
息子が滋賀の山の中で採って来ました。
うちには2本だけ送ってくれました。
国産のとれとれは、香りも歯ごたえもちがうなあヾ(≧▽≦*)o

 

 

消えてはいけない~🕯

家では、飾りも仮装も何にもしませんが、お店や店員さんがハロウィン仕様になっているのを見るとなんだかうれしくなります。
先週土曜日の、図書館のお話会の報告をします~👻
子ども10人、大人7人。

手遊び く~るぽん
おはなし 「命のろうそく」『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森
絵本 『フルーツパフェをちゅうもんしました』岡田よしたか/作・絵 PHP研究所
 〃 『たれてる』鈴木のりたけ/作 ポプラ社
 〃 『おふろのぼうず』乾英里子/作 石井聖岳/絵 ひさかたチャイルド
 〃 『だれのほね?ぼくたちきょうりゅう』たけうちちひろ/作 出版ワークス
 〃 『いないいないぶー』おおのたろう/作 ポプラ社
手遊び さよならあんころもち

「命のろうそく」を語るには参加者の年齢が低かったのですが、ヤンさんが分かるように工夫しながら語っていくと、少ししたら子どもたちがぐっとおはなしに入ってきたのがわかりました!
すごく勉強になる瞬間に立ち会えて、語り手としてラッキーでした!!
絵本はどれも面白かったけれど、わたしとしては『おふろぼうず』が懐かしかったです。
小さいころ、よくやってもらいました!
親はもちろんですが、たま~にお風呂に入れてくれた祖母やいとこも、当然のようにやってくれました。
ひとりではいるようになってもやっていて、大きいのに挑戦してました。
自分の子どもにはあんまりやってないなあ~(笑)
この絵本で、いろいろな思い出に浸れました(*^_^*)

10月の大人のためのおはなし会

過ごしやすく、心地よい秋の季節。旅にでたくなります。木々の紅葉ももうじきでしょうか。今回のテーマは「旅」です。5名の方の参加がありました。

絵本「えきべんとふうけい」マメイケダ あかね書房

おはなし「オオナムチとスクナヒコの国作りの旅」語りの森HP

おはなし「ロバの子」『語るためのグリム童話7/星の銀貨』小峰書店

絵本「オレゴンの旅」ラスカル/文 ルイ・ジョス/絵 山田兼士/訳 セーラー出版

絵本「たからもの」ユリ・シュルヴィッツ/作 安藤紀子/訳

まずは、列車で東京を出発して、各所の駅弁を食べながら、この駅弁はどの辺り?とみなさんで会話しながら読み進みました。島根県で幕の内弁当を食べて、列車の旅も終点となりました。そのまま次は、二人の神様が出雲の国を出発!しかも国作りの旅です。名付けられた地名や二人の旅の痕跡が今もその地にあるというのは神話ならではですね。そして、ロバの子です。自分の姿を見たロバの子は、広い世の中に出ていきます。主人公は、本質的な物と出会うためには旅にでなくてはなりません。オレゴンの旅もそこと同じ質を持つ絵本で、道化のオレゴンがサーカスのくまを連れて、北アメリカの森を目指します。くまのいるべき場所へ。その後オレゴン自身は?道化師オレゴンも自分を取り戻し、再び歩きます。最後はたからもの、夢のお告げから、主人公はたからものを探しに長い長い旅にでます。大方は歩きます。でも、目的地で知るのです。「宝は自分の家にあり」(このモチーフ、私はパウロ・コエーリョの『アルケミスト』を思い出します)

みなさんで一緒に旅に出て、色んな場所へ行きました~。無事に家に帰ってきました。心の旅はどこへでも一瞬で行けますね。

次回は11/22(金)テーマは「おばあさん」です(^^)

いつものおはなし会

 10月19日土曜日の図書館おはなし会は、久しぶりの雨☔じゅうたんコーナーに子どもたちは集まってくれているのですが、館内は先週より静かです。いつもの雨のはずですが、どこかで災害が起こっていないかなとか、大雨になって明日学校が休みになるかもとか、すぐに考えてしまうのは私にもグローバル化が身についてきたのでしょうか⁈ 久しぶりの雨に子どもたちもどことなく、そわそわしているように感じます。

 子ども10人 おとな9人

手あそび くーるぽん
おはなし 「かきねの戸」『語りの森昔話集1』村上郁/語りの森
絵本 『りんごがドスーン』多田ヒロシ/文研出版
絵本 『くじらだ!』五味太郎/岩崎書店
絵本 『ぱっくんおおかみとくいしんぼん』木村泰子/ポプラ社
絵本 『ならんでいる』五味太郎/絵本館
絵本 『おばけのてんぷら』せなけいこ/ポプラ社
手あそび さよならあんころもち

 おはなしの部屋から図書館のすみっこのじゅうたんコーナーでおはなし会をするようになって、いちばん変わったことは保護者の方が多く参加してくれるようになったことです。何やってるのかなとちょっと足を止めてくれたり、子どもと一緒にじゅうたんに上がっておはなしをきいてくれたり、親子でおはなし会を楽しんでくれています。オープンスペースのおはなし会はちょっとイベントぽく見えるのでは?と初めの頃はいろいろ思っていましたが、最近はここが「いつものおはなし会」になってきたような気がします。
「かきねの戸」も、手あそびも、懐かしめの定番絵本も、うきうきしているような、落ち着いているような、そんな間の中で子どもたちもお母さんお父さんも楽しんでいました😊なんだかおもしろい日でした😁