「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

椅子に座ってセイゾロイ

秋だ秋だと喜んでいたのも束の間、気温がぐんぐん上がった10/5(土)の図書館おはなし会報告です。子ども7人、大人8人でした。

手遊び どんぐりころちゃん

おはなし 「さるかに合戦」『語りの森昔話集4』語りの森

絵本 「やきいもするぞ」おくはらゆめ/作 ゴブリン書房

絵本「どんぐりのき」亀岡亜希子/作・絵 PHP研究所

絵本「おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました」渡辺朋/作 高畠那生/絵 童心社

手遊び さよならあんころもち

幼児さんたちみんなが椅子に座って足をぶらり。ジミーさんの語りをじっくりちゃんと最後まで聞いてました。言葉を添えて、子どもたちが分かるように丁寧に語られてましたね!さすがです。小さな子ばっかりだ!と、始まる前はジミーさんも私もドキドキでしたが、なんのその。そのままストーリーのある絵本を。1冊目は、焼き芋を食べたらアレがでます。動物たちのおなら大会とお芋の神様登場!2冊目は、どんぐりを実らせるのをやめた木のおはなし、心温まる絵本。おまけは、「ががががーん、ぞぞぞぞーん、ごごごごーん(そんなのあったかな?)」と衝撃的な状況と共に、色んな擬態語や擬音語がとびだしました。絵本を3冊しか読んでないのに、気が付けばもう時間です。私も子どもたちの顔が見える場所にいましたが、集中して、少し声をだしたり、にんまりしたり、いいお顔をしてました(^^)おつかれさまでした。来週からヤンの復帰です!わいわーい!

よかった~テーブルの足で!

朝晩は、すっかり涼しくなってきましたね。
図書館のお話会にくる子どもたちも、顔を真っ赤にして汗だくという姿は無くなったようです。
昨日の図書館のお話会は、子ども12人、大人10人の参加でした。
担当は、ウーカーさん。

手遊び どんぐりころちゃん
おはなし 「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子/編訳 福音館書店
絵本 『そら はだかんぼ!』五味太郎/作 偕成社
   『とっています』市原淳/作 世界文化社
   『すもうとりのでし』ねじめ正一/文 大高郁子/絵 福音館書店
   『いろいろおんせん』ますだゆうこ/文 長谷川義史/絵 そうえん社
   『あかにんじゃ』種村弘/作 木内達朗/絵 岩崎書店
手遊び さよならあんころもち

ミアッカどんは、名前はかわいいのに子どもをさらって食べる怖い怪物!
それなのに主人公の少年は、行ってはいけないと言われているミアッカどんのテリトリーに行ってしまう。
狭いところに入り込んではいけないのにはいって出られなくなる、鼻の穴になぜ子どもは豆を入れてしまうのだろうか?!
そんな子どもの探求心というか冒険心というか、未知なるものに対する好奇心を抑えられない気持ちを、ど真ん中でとらえている話だなと思います。
わたしはこの話を聞くと、子どものころ押してはいけないボタンを押してしまったことを思いだします(笑)
そしてしばし、一瞬現在を忘れさせてくれるというか、いや、決して現在がいやなわけではありませんが、全く思いださないよりはちょっとうれしい気持ちになったりします。
わたしにとっては、何度でも聞きたいおはなしです。

絵本のほうは、〝はだか〟がテーマだったのかな?
終ってからウーカーさんが絵本の選びについてしゃべってくれていたと思うんですが、もう覚えていないという_| ̄|○
『あかにんじゃ』は、「赤い時点で忍者失格じゃないか!」と突っ込みを入れながら見てました。
時代劇好きとしては、とってもテンションが上がる絵本で楽しかったです(*^_^*)

ちびちゃんが、いなーい!

 9月21日土曜日の図書館おはなし会は、駐車場がガラガラで、静かなおはなし会になるかな……と思っていたのですが、時間が近くなるとじゅうたんコーナーに小学生や小さい子や赤ちゃんが集まりだして、慌てて書庫から絵本を出していただいたり、小さい子用の本棚から絵本を選んでもらったりしながら、はじまりました~担当はおらふです。

 子ども12人 おとな8人

手あそび どんぐりころちゃん
おはなし 「風の神と子ども」『おはなしのろうそく9』東京子ども図書館
おはなし 「くさった風」『日本の昔話3』おざわとしお/福音館書店
絵本 『おじいちゃんの木』内田麟太郎ぶん/村上康成え/佼成出版社
絵本 『おつきさまこんばんは』林明子/福音館書店
絵本 『パパ、お月さまとって!』エリック・カール/もりひさし訳/偕成社
絵本 『へびくんのおさんぽ』いとうひろし/鈴木出版
絵本 『どいてよへびくん』五味太郎/偕成社
絵本 『へんしん!』北村直子/こぐま社
絵本 『ぐるりんラグりん』新井洋行/大日本図書
手あそび さよならあんころもち

 まさにちょうど今太平洋高気圧の南風から大陸からの北風に変わろうとしている、こんなにはっきりした境目にこのおはなしをすることができて、ラッキーでした。もひとつ風のおまけのおはなしして、絵本一冊読んで、さあ、ちびちゃんたちおまたせ~と『おつきさまこんばんは』を読もうとしたら、あれっ、ちびちゃんたちがいない!………小学生のパワーに押されてしまったのでしょうか、申し訳ないことです。残されたのは用意していたちびちゃん用の絵本……。大きい子用におはなしの絵本も持って来てたけど自分のカバンの中。もうこれでいいかと読みはじめると、それはそれでちょっとピッタリ。後できいてみると図書館のおはなし会にははじめてきた子どもたちのよう。楽しんでくれたみたいで良かったけど、いろんなおはなしをきいてほしいから、ほんとにほんとにまた来てね!

9月の大人のためのおはなし会

本日も蒸し暑い日でしたが、テーマは「小さい秋」でした。常連さんと初めての方数人、9名の方が足を運んでくださいました。

絵本「ゆうやけにとけていく」ザ・キャビンカンパニー/作 小学館

おはなし「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『まほうの馬』岩波書店

絵本「あきをみつけたよ」平野恵理子/作 福音館書店

おはなし「ちょうふく山のやまんば」『日本の昔話3ももたろう』おざわとしお/再話 福音館書店

絵本「まつり」いせひでこ/作 講談社

『ゆうやけにとけていく』…どんな子にもやってくる。色んな1日があって、色んな子の夕やけ風景が描かれます。よろこびとかなしみがゆうやけにとけていく。そうして静かな夜がやってきますが、最後にはこう言ってくれます。「ゆっくりおやすみ」自分の声で、この絵本の素敵な言葉を受けとめてくれる人がいて、なんというか、味わったっ事のない清らかな幸福を感じさせてくれる絵本でした。『アリョーヌシカとイワーヌシカ』は、あつくてあつくてあせびっしょりです。おはなしが状況にぴったり。終盤、みなさんの雰囲気に飲まれて、大事なところで噛んでしまいました!『あきをみつけたよ』では秋の七草や果物やおやつ、秋の空、鳴き声の素敵な虫たちなどがでてきます。『ちょうふく山のやまんば』は、Jさんの柔らかい日常語でしたので、聞き手のみなさん(ふんふん、それでそれで?!)という風に聞いてくれてました。語り手と聞き手の距離がぐっと近づく様子がうかがえました。そして、『まつり』いせひでこさんの美しい絵と物語で幕を閉じました。まさにこれから迎えるであろう秋を感じる時間になっていたら嬉しいです。初めての方々みなさん帰りがけに声をかけてくださって、来月の案内を受け取ってくれました。大人のためのプログラム、心に響くものを準備して、みなさんでほっこりする時間をつくれたら幸せです~。

次回は10月24日㈭、テーマは「旅」です。

集中しすぎたのかな?

 今日は十五夜ですね!おつきさまがとてもきれいに見えます😄 う~でもほんとに暑い暑い秋😓 なのですが、9月14日の土曜日、図書館おはなし会では常連さんが3人がとても集中してきいてくれました。担当はジミーさんとおらふです。
 
子ども 9人 おとな9人
 
手あそび どんぐりころちゃん
おはなし 「おはなしかめさん」『朝鮮の民話』松谷みよ子編/太平出版
絵本 『まいごのコールテンくん』B.G.ヘネシー/原案ドン・フリーマン/絵ジョディ―・ウイラー/訳 木坂涼/好学社
絵本 『おばあちゃんからライオンをかくすには』ヘレン・スティーブンス/さくまゆみこ訳/ブロンズ新社
絵本 『きめてよ、おじいちゃん!』ジャン・ルロワ文/ジャン=リュック・アングルベール絵/ふしみみさを訳/光村教育図書
絵本 『あらまっ!』ケイト・ラム/エイドリアン・ジョンソン絵/石津ちひろ 訳/小学館
手あそび さよならあんころもち

 後でわかったことですがこのよく聞く3人はなんと年長さんと年中さん。「たまにはドーナツつくりたい!」なんてツッコミいれて、この日も楽しく終わるところだったのですが、最後「今日読んだ絵本、借りてく?」のところで、1冊しかない『あらまっ!』に3人ともが「借りる!」…いつものおばちゃんなら、ちょっとかっこいいとこ見せようと、がまんできたり、譲ったりできたかもしれませんが、まだまだ幼児さん、場合によってはあきらめきれないきれないこともありますよね。「全部読んだことがある本ばっかり、読んだことない本だったんだもん」……楽しくて読んだことない本がんばって用意したいものです😓