「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

3月のおはなし会💗

3月18日(水)
学童保育  約20人 1~5年生

おはなし「ヘンゼルとグレーテル」
おはなし「かたつむり」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』
絵本『ココロのヒカリ』谷川俊太郎文/元永定正絵/文研出版
絵本『ピーターのいす』E・ジャック・キーツ作/きじまはじめ訳/偕成社

休校・休館になって以来、久しぶりのお話会でした。
「ヘンゼルとグレーテル」は覚えたてのこともあってちょっと緊張(笑)
16分は長いかと思ったけど、1年生もちゃんと聞いてくれましたよ。
毎月積み上げることの大切さを実感しました。

それにしても、子どもたちとのやり取りで、生き返りました。
今までどれだけ子どもからエネルギーを吸い上げていたか、実感しました(笑)
4月、新しい小さな仲間を迎えてのおはなし会、楽しみ!

先生方も、今までにも増して歓迎してくださったのは、きっとコロナ騒ぎで閉塞感やらストレスがあるからなんでしょうね。
早く日常がもどりますように!

ほんとに、大きくなったんだよね😊

春ですねぇ…ひな祭りですねぇ…なんて、世の中それどころではないのです😭
幼稚園、小学校、中学校、高校も急にお休みになりました。
仕方がないとはいえ、何もかもが突然で、別れの準備もできないまま卒業なんて、
今年の卒業生さんは本当に気の毒なことです。
あぁ…遅くなってすみません!図書館お話会がまだ開催されていた
2月22日土曜日、おはなし会の報告です!
子ども12人、大人5人。何やらそわそわした空気……。
 
 手遊び  「梅にうぐいす」
 おはなし 「スヌークスさん一家」 おはなしのろうそく2
 絵本   「バナナです」 川端誠 文化出版局
 絵本   「よじはん、よじはん」 ユンソクチュン 福音館書店
 絵本   「じゃぐちをあけると」 しんぐうすすむ 福音館書店
 絵本   「のせてのせて」 松谷みよ子 童心社
 手遊び  「なかなかほい」
 手遊び  「さよならあんころもち」

ほとんどが初めてのお子さんでした。だから、ということは、ないのですが、
‘みんなでおはなしを聞く‘という空気に、はじけてしまう子どもさんだったり、
主張の強い「しってる、しってる」だったりで、なかなか手強かったですね😁
それにしても、2歳からほとんど毎週おはなし会に来てくれている
女の子がいるのですが、来年度はとうとう小学三年生。
もしかしたら、お別れが近いのかな?私はさみしいなぁ。
ヤンさんは、これはさみしいじゃなくて、喜ばしいこととおっしゃるのですが💦
毎週おはなしの部屋へ、まるで羽を休めにくるみたいに来てくれて、
わずかな時間ではあるけれど、一緒に過ごせたことは、きっと忘れられないです。
どんな女の子になるのかな?元気に楽しく毎日を過ごしてくれますように‼

2月のお話会2⛄⛄

2月17日(月)
幼稚園5歳児 一クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

幼稚園での最後のお話会でした。
3歳の冬から聞き始めて、よう成長しました!
先生方、親御さんたちの、並々ならぬ苦労のたまもの。
(え?親はなくても・・・?
たしかに、一人ひとり人間として、成長するエネルギーを感じますけどね)

A君は、はじめ、お部屋に入ろうとしませんでした。
廊下や園庭で、こちらからちょこっと話しかけるだけで、お返事ももらえませんでした。
それが、いつのころからか、部屋の中をうろうろするようになりました。
そして、いつのころからか、おはなし会の最中は、隅っこで絵本を読むようになりました。ときどき、目が合いました。お話が終わってから、膝に乗ってくるようになりました。

今日は、感動的な奇跡の日でした!
すっと絨毯の上に座って、ぴたっと目を合わせてくれたのです。
「がちょうはくちょう」は10分以上の話です。
彼の目がそれないことだけに集中して緩急をつけて語りました。
彼のおかげで、すばらしい「がちょうはくちょう」が語れたと思います。

ありがとうね。みんな、小学校に行っても会いたいね。

2月18日(火)
中学1年生 朝読書
おはなし「まほう使いの弟子」

1年生最後のお話会だったので、昔話について、ちょこっとコメントしました。
ほんと、気だての良い聞き手たちでした(笑)

2月19日(水)
学童保育 1~5年
おはなし「こんびたろう」『語りの森昔話集3』村上再話
おはなし「スヌークスさん一家」『おはなしのろうそく』
絵本『パンダともだちたいそう』いりやまさとし/講談社
絵本『ケーキやけました』彦坂有紀・もりといずみ/講談社

ここの子たちは、すごい集中力で聞いてくれます。
絵本はリラックスね。幼児絵本を、とっても楽しそうに聞いてくれました。

2月20日(木)
幼稚園4歳児
おはなし「大工と鬼六」
絵本『ケーキやけました』

大工と鬼六、「知ってるう~」といいながら、ハラハラして聞いていました。
名前当ての所は、いつも喜びますね~
おはなしが短かったので、絵本も読みました。

2月21日(金)
小学3年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「心臓がからだの中にない巨人」『おはなしのろうそく22』東京子ども図書館
おはなし「捨て子と鬼」『日本の昔話4』小澤俊夫再話/福音館書店
おはなし「お経をわすれた和尚さん」語りの森HP こちら→

この学年は三分の二ぐらいが男子。しかもめっちゃ生意気、あ、いや、口の元気な子たちです。
それで、このプログラムにしました。
それも、めっちゃ早口で(笑)
ちんたらやっていてはちゃんと聞いてくれない。
あ、お経をわすれた和尚さはんは子どもたち喜んで、あとでお経を唱えてました~

学童保育 1年生
おはなし「つるの恩返し」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』村上再話
おはなし「ホットケーキ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本『だっぴ!』北村直子/こぐま社
絵本『てぶくろ』ラチョフ/福音館書店
絵本『たぬきのおもち』せなけいこ/金の星社
絵本『ケーキやけました』

今日が最後のおはなし会でした。
ほんと、じょうずにおはなしが聞けるようになりましたね~
絵本も、「もっと~」っていうので、時間の限り、持って行っただけぜんぶ読んでしまいました~

おりこ~さん💓

梅の花にめじろが何羽もいて、まあ、その黄緑のあざやかなこと!
きれいなもんですね~。春なんですね♥
しかし、南極では9日に20度を記録したとか……。地球、大丈夫なんでしょうか?
そんな、2020年2月15日土曜日、今日も今日とておはなし会にの始まりです!
子ども14人、大人8人、お部屋のうしろにひっついて静かに始まりました。

 手あそび 「梅にうぐいす」
 おはなし 「がちょうはくちょう」 おはなしのろうそく27 東京子ども図書館
 絵本   「ありのおでかけ」 西村敏雄さく 白泉社 
 絵本   「こねこをひろったけどそだててみたら」 新井洋行さく BL出版 
 絵本   「かぜひいちゃった日」 キム・ドンス作・絵 岩崎書店
 手あそび 「さよならあんころもち」

7歳、8歳が3人ずつで、幼児2人、3歳3人、0歳~2歳が3人と、
図書館といえば、このバラエティに富んだところがウリですから。
ですが、今日お集まりの面々はとってもいいかんじ‼
8歳から0歳の子どもたちに(0歳までが、おとなし~くにこにこ聞いてたって!)
「がちょうはくちょう」のおはなしがすーっと入って物語の世界の中にいるよう。
くりくりした目、時々入るささやかな反応、よく聞いてましたね!
ホント、今日のおはなしきいてくれた子どもたち、
「おりこうさん」っていって、赤いスカーフあげたかったよ!
いえ、きっと、ちゃんともらったでしょうね😊
さあ、おはなしがしっかり入ったら、絵本はたのしいもの!
みんなで毎度「えー!?」とか言ったり、次を当てたりとかで盛り上がりマシタ‼

子どもたちの語り👩

2月13日、きのうは、他県まで遠征してのお話会でした。
小学3年生3クラス合同。

3年生ではたいていどこでも、国語で昔話を学びますね。ほら、「三年峠」とか。
ここの小学校では、子どもたちが昔話を覚えて語ります。
その学習のために、年2回お邪魔します。
1回目は2学期、授業で昔話を語ります。子どもたちには、ほとんど初めての語りを聞く体験です。
それを土台にして、『語りの森昔話集1~3』の中から、全員が一話選んで覚えます。

2回目は、子どもたちが語る日。昨日です。
保護者を招いての語りの会。
グループごとに、保護者の方たちとひざを突き合わせて、語り、感想を言い合い、おはなしの世界を深めるのです。
ね、いいでしょ!
わたしも、各グループを回って、成果を聞かせてもらいます。

子どもたちは、選んだ話の背景や国について、がっつり調べてノートにまとめてあるの。
すごい!
(ねえ、みんなそこまでやってお話を選んでる?それが大事なんだよ~って、あなたにいってるのよ~笑)

子どもたちの語った話
・ありとこおろぎ
・半分のにわとり
・岩の戸ひらけ
・かめのピクニック
・トロットリーナとおおかみ
・カンチルとわに
・トーレ・エッペの幽霊
・メケー・ドマ
・6ぴきのうさぎ

みんな、ほんとに生き生きと楽しげに語っていました。
子どもたちの感想
「覚えるのも大変だったけど、間をとったり感情を表すのが難しかったです」
ね、すごいでしょ。
家でも学校でも一生懸命練習したんやね。それを親御さんが見てきたっていうのが、いい!

私の語りを聞いた感想
「自分もストーリーテラーとして、目標にしたいと思いました」
小さな語り手の誕生、涙が出るほどかわいくってうれしい。

あ、私の語ったのは3話です。
・七羽のカラス
・馬方山姥
・アナンシと五

小さな語り手たち、吸い取り紙のように聞いてくれました。
保護者の方々も、子どもを通じて語るということを学ばれたと思います。だから、やっぱり、吸い取り紙のように。
濃厚なひと時、幸せなひと時でした。