「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

久しぶりだね

蒸し暑い。日が差すとめちゃ暑い。その上雨も降る。今日は変な天気でしたが、運動会や秋のお祭りなどがあったでしょうか。10/18 図書館のおはなし会は子ども10人、大人7人でした。

手遊び くーるポン

おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1』語りの森

絵本「あきはいろいろ」五味太郎/作絵 小学館

絵本「おおきなおおきなおいも」市村 久子/原案 赤羽 末吉/作絵 福音館書店

絵本「いちごをたそう 1から5まで いちばんはじめのかずのほん3」赤木かん子/著 田村康二朗/監修 埼玉福祉会

絵本「ヤンティとバナナ」片平直樹/作 はたこうしろう/絵 ひかりのくに

絵本「つん こん ぱっ」こぺんなな /作 福音館書店

久しぶりの小さな男の子がきました。「ぼくお姉ちゃんいたよね」「うん、お姉ちゃん何歳だと思う?」「3年生!」「うん、何歳だと思う?」「えー、(計算中)9歳!」とかなんやかんや色々会話をしてくれました。最後に来た時は、お姉ちゃんについてきただけという感じでふわふわしてましたが、こんなにおしゃべりできるようになってるんだと、感心しました。もう一人の子もご無沙汰で、お互い「どーもー」とでもいうように目と目で通じ合いました。行きつけの場に知ってる人がいるって嬉しいですね。それでも、今日は小さな子たちが多めでしたかね。おはなしを自分の中で心静かに楽しむ子たちが来てくれてましたね。常連の小学生女の子は、自由に本を読みつつ自分のスタイルをいっていましたし。この子はおはなしも好きなのですが、すでに知ってるおはなしだったんでしょうね、生粋の本好きで、周りの子に影響なさそうだったので、声は掛けませんでした。そして、私は「おおきなおおきなおいも」の力を再び感じました。絵に描いていたお芋が本物として話が進む、疑うことなく子どもたちがストーリーに入り込んでいる姿が見られて、本の力に加え子どもたちの想像力もすばらしいなと思いました。そして、子どもの成長は早いですね。その時を逃さないように、そう思うとおはなし会のプログラムも慎重に吟味しようと心新たにしました。また来週も楽しみです!

10月🍎大人のためのお話会

秋ですね~
家庭菜園で作られたお芋をいただきました!
秋ですね~~
嬉しさは食欲とつながっております(笑)

10月の大人のためのお話会のテーマはくだもの。
くだものいっぱいのプログラムになっております。
参加してくださったのは6人。
ババメンバーさんが、お友達を連れてきてくださり、うれしかったです。

絵本 『いちご』新宮晋/作 文化出版局
おはなし 「三つのオレンジ」『語りの森昔話集5』村上郁/再話 語りの森
絵本 『くだもののはななんのはな?』宮崎祥子/構成・文 網野文絵/絵 岩崎書店
おはなし 「風の神と子ども」『日本の昔話4』おざわとしお/再話 福音館書店
手遊び りんごコロコロ
おはなし 「福の神はくさったさくらんぼの中に」語りの森HP 外国の昔話 → こちら
絵本 『ふるふるフルーツ』ひがしなおこ/文 はらぺこめがね/絵 学研教育みらい

秋の果物だけでなく、南国の果物や春夏の果物など、いろんな果物が勢ぞろいしました。
担当は、前半がジミーで手遊びからあとがウーカーさんでした。

『ふるふるフルーツ』は、最後がフルーツパフェになるんです。
ほんとにおいしそう~~
手遊びも果物がいくつも出てくる楽しいもので、あとでウーカーさんに改めて教えていただき、歌詞もメモしました。
ほかのお話会でたくさんに使えそうで、いい手遊びを教えてもらえました(*^_^*)
しかし、今回も、絵本が二冊時間切れで読めませんでした_| ̄|○
例によってちゃんと計算してプログラムを決めているのにです。
なんでなんでしょうか?
きっとわたしが、クイズ形式の絵本を長く読みすぎたんでしょうね。
ウーカーさん、せっかく準備してくれてたのに、時間切れになってごめんなさい<m(__)m>
申し訳ない<m(__)m>

11月のテーマは❝さる🐵❞です。
日程は11月27日。
みなさんのお越しをお待ちしております♫

10月のあったかペーチカ

この日も暑かったのでクーラーを入れました。昼間は夏の気候、朝晩は秋の気候と、ここ最近毎日のように二つの季節を感じています。汗をかいたり、すーすーしたり、忙しいですね!さてさて、ペーチカは10人の参加がありました。

さる地蔵 『子どもに語る日本の昔話1』こぐま社

あなのはなし『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館

老犬ズルタン『語るためのグリム童話3』小峰書店

まほうの鏡『語りの森昔話集1』語りの森

三つのオレンジ『語りの森昔話集5』語りの森

しんぺいとうざ『語りの森昔話集3』語りの森

かちかち山『語りの森昔話集4』語りの森

三本の金髪をもった悪魔『語るためのグリム2』小峰書店

いちじく畑の亡霊『アルゼンチンの昔話』世界民間文芸叢書 より再話

鳴いてはねるヒバリ『おはなしのろうそく16』東京子ども図書館

これだけたくさんの語りを毎月聞くという体験は、希少なことだと改めて思います。想像力や耳を、五感を使う時間が長く、内側の人間力のようなものを鍛え育むトレーニングになっているような気がします。聞いている時はゆるやかに、身を任せておはなしを聞いているのですが、自然とそんな事になっているのではないでしょうか。私のことで言えば、人との会話でもその人の話が良く聞こえてくるようなところがあり、言葉以上の事が分かるような?気がするのです。それを客観的に見ている自分もいます。みなさん、そんなことないですか?おはなしのことばかりの毎日で、ちょっとおかしくなったかな〜(笑)色んな事がわかりたいなという自分の思惑も強いですね、実際は違うことも多々ありますし。勝手に判断、比較せずに、そのまま受け止める姿勢でありたいです。そんなことで、この日のおはなし談義では、「自分の好きなおはなし」から「おはなし会に来る子どもが喜ぶおはなし」への気持ちの転換が起きているとの嬉しい話がありました。今後のご活躍が楽しみです。

来月のペーチカは総会でして11/30(日)10:30〜「みんなで楽しむおはなし会 貧乏神大会」です。ぜーぶんのおはなしが貧乏神!ふるってご参加申し込みして頂きたいですー!

死神ってなに?

今日は中秋の名月🌕
今現在はまだまだ雲が多い空ですが、予報を見るとこれから晴れるようで、今夜はきれいなお月さまが見られるかもしれません。
9月4日の図書館のお話会の報告です(*^_^*)

手遊び くーるぽん
おはなし 「みじめおばさん」語りの森HP外国の昔話 → こちら
 〃   「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
絵本 『たべるぞたべるぞ』田島征三/作 佼成出版社
 〃 『へんなおにぎり』長新太/作 福音館書店
 〃 『おにぎりぱく!』はらぺこめがね/作 白泉社
 〃 『ぽとんケーキぱくっ』オオノマユミ/作 講談社
手遊び さよならあんころもち

参加人数は、子ども14人、大人11人。
この日、くーるぽんで、10個がでました!
1個、2個といつものように進んで、急に子どもが「10個!」と言ったのでヤンさんは慣行しました。
でも、10個はやりながら数えるのが大変で、一番大変なヤンさんはオーバーして12個くらいまで行ってましたよ(笑)
その後も、子どもが「100個!!」と言ったのでヤンさんが、「ええ~、図書館から帰れへんようになるで~」で、みんな大笑いでした(≧◇≦)
「みじめおばさん」では、死神が出てきますので、出てきたところで小さい子どもたちのために説明を入れられました。
ヤンさん「死神ってしってる?」
子ども「… … …」「知らん~」
ヤンさん「死神っていうのはな、これから死ぬ人を迎えにきはるねん。顔は骸骨になってて、大きな鎌持ってるねん」
子ども(初めて聞くものに対して、ふ~んという気持ちと、なんか怖いもんなんかなあという感じの口ごもりの反応)
こうして説明しておいて、話が進んで死神まで梨の木にくっついてしまった後、「その後どうなったと思いますか?」につながるわけですね。
「どうなったと思う?」とヤンさんが聞いて、子どもたちの反応をみてそれを受けた語りをする。
「おいしいおかゆ」でも、最後におかゆをとめることばを「なんやった?」とヤンさんが聞くとひとりの子がちゃんと覚えていて答えてくれていました。
くーるぽん10個といい、おはなし2話といい、ヤンさんが最近よく口にされる聞き手と語り手のキャッチボールを目の前でリアルに見せてもらって楽しいと同時にとても勉強になりました。
見ているのはとても楽しいのですが、自分のこととして考えると……
とても恐ろしいことなので、しばらくは考えないことにしておきます(笑)
絵本は、味覚の秋にちなんでいるのでしょう、おいしいものいっぱい!
さよならあんころもちのころには子供たち、食べ過ぎてお腹いっぱいなのか「もうええわぁ~~」「もうええってぇ~」
みんな笑いっぱなしでした(*^_^*)

わたしだけのためのおはなし「モリー」

 みなさま、秋刀魚が豊漁みたいですね。もう食べましたか? 今年の中秋の名月は曇り予報のようですが、美しいお月さま、見られるでしょうか😊
そう、秋なんですが、晴れると日差しが真夏です。何とかして~😓 遅くなりましたが9月27日土曜日の図書館おはなし会の報告です。

 子ども 18人 おとな 10人
 
手あそび くーるぽん
おはなし 「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』東京子ども図書館
絵本 『のんびりしてたら…』五味太郎/ポプラ社
絵本 『いわしくん』菅原たくや/文化局出版
絵本 『おしりじまん』齋藤槙/福音館書店
絵本 『ともちゃんとうし』市川朔久子 作/おくやまゆか 絵/岩崎書店
手あそび さよならあんころもち

 気候が良くなってきたせいか、図書館もなかなかの賑わいで、じゅんたんコーナーにもたくさん来てくれてはいるのですが、「モリー」きくにはちょっとだけ幼い子が多いかなぁ……そして、しかも、「出入り自由」ときています。きいている子どもたちに、おはなしに集中してもらうために、何とかしたい気持ちはあるのですが、あぁ、もどかしいことです😓 
 でも、小さい子どもと一緒にじゅうたんコーナーで聞いてくれていたお母さんが、後から来たお友だちのお母さんに「今日、モリーだったのよ!」と話しているのが聞こえて、「モリー」と知っていて来てくれてたんだと、嬉しくなりました。
 自分が主人公そのものになれるおはなしって、このくらい骨太じゃないと入っていけないというか、三回の繰り返しが物語を「ほんとう」にしてくれるからなのでしょうか。とっても楽しいです。
 親という立場からしても(朝方に見る訳の分からない夢みたいに急に視点が変わってますが)もしも、自分の子どもに危害を加えるヤツがいたら、こってんぱんにしてやりたいし、むしろ、これくらいで済んでよかったな!くらいに鼻息荒く捨て台詞を吐きたいくらいの爽快さを感じてしまいます。
 そう、わたし、ヤンさんの「かしこいモリー」を聞いて以来、「モリー」は聞くのも、語るのも、大好きです。子どもに何をおいてもあなたが一番大事、そのためにはあなたの周りの人にも幸せでいてほしいという願いが、このおはなしにある気がします。続く絵本も「大事なこと」をテーマにされていたのかなと思う素敵なプログラムでした!