「日記」カテゴリーアーカイブ

総会すんで、日が暮れて😄

年に一度のお祭りが、終わってしまいました。

楽しかったねえ。

近隣から聞きに来てくださったかたがた、ありがとうございました。
いやいや、今年は静岡からも懐かしいお顔を見せてくださいました。
再会というのは嬉しいものです。
新しい出会いも楽しい。
あの人もこの人も、おはなしでつながる縁は、あたたかいです。
ババのメンバーどうしでも、へえ、こんな人もいてたんやって、新たな驚き(笑)もあった事でしょう。
ババは、年齢の幅も広く、活動地域も広いので、世間も広がったかなと思います。

語ってくださったのは、それぞれ、思い入れのあるお話です。
ほんと、おもしろかった。
みなさん、緊張したって言うてはりましたが、後ろで聞いていたら、ふだんの勉強会のときとは、気合の入れ方が違いましたね(笑)
若手のかたがたもりっぱなもんです。
おはなしを自分のものにして、聞き手にさしだす。
聞き手はそれを素直に楽しむ。
いいなあ。

ヤンは、勉強会のときはめっちゃ集中して聞かないとだめなのね。
でもきのうは、ぼ~っと楽しませていただきました。
進行も、名詞会のジミーさんに任せて、完全にご隠居さんでしたあ~
ローソクわすれてごめんね~

準備やら、会場設営やら、みんなで作ったおはなし会でしたね~
たくさんの参加で、50枚のプログラムが足りなくなりましたよ。
来年もよろしくね💖

しんぺいとうざ

しんぺいとうざ
って、なんのおまじないだあ?
できたてほやほやの語りの森昔話集第3巻の書名。
正解は本の中にあります。
みなさん、読んでくださいね~

ところで、あしたは、語りの森の総会。
ババ・ヤガーで勉強している通年のメンバーたちが、一堂に集まってお話を楽しみます。
全員が語る時間があればいいんだけど、50人近くいるから、一日では終わらない(笑)
一般参加大歓迎!
ホームページを見てくださっているかたも、一度のぞいてみてくださいね。

ところで、屋久島の水害の報道がありましたね。
やっと春になったのに、梅雨や台風の季節になったらまた災害に気をつけないといけません。
日常をたいせつに生きていかなくっちゃ。

今日は午後から高校生に絵本の講座です。
楽しみなんだけど、ううう、じつは、風邪をひいてしまったのだ😢

ついて行けない。自信がない😅

買い物に行った。
その日はメール会員だけが全商品5パーセント引きになるすばらしい日だ。
かごにどっさりおいしい物や日用品を入れて、ケータイを準備してレジに並んだ。
いつも5パーセント引きメールを開くのに手間取るので、ちゃんと準備して並んだ。
レジのおにいさん「きょうはメール会員の日です」
わたし「はい!」とさっと差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど、まあいいです」
え?
メール文をよく見ると、こう書いてあった。
・・・5月15日(水)学童のおはなし会、よろしくお願いいたします・・・
ぎゃ~
あわててメールをさがし出してやっとのことでさし出した。
まあいいですって言ってくれているのに💦
おにいさんを待たせて申し訳ないと、こんどはさっと、ポイントカードを差し出す。
レジのおにいさん「これ、違いますけど」
ああ、イコカを渡していた。
まあいいですとは言ってくれなかった。
Oさんごめん。あなたのメールをレジのおにいさんに見せてしまった💌

~おはなしをたのしむ~ がらがらどん創作モノ大会 

あたりでは、桜の見ごろは終わり、桜吹雪となっております。
久しぶりの、そして平成最後のがらがらどん〝創作モノ大会〟が行われました。

プログラム
あなのはなし 『おはなしのろうそく4』東京子ども図書館
ごぞんじ、あなが四人の仲間と旅をするおはなし。子どもさんが来てくれていたことと、急用で来られなくなったプログラム1番だった語り手さんの代わりに、急きょヤンさんが語ってくれました。短い話の中に冒険がある、安定のロードムービー的なおはなしです。
二ひきの蛙 『定本新美南吉全集』新美南吉/大日本図書
小学校のお話会で新美南吉がテーマになるとき用のおはなしだそうです。黄色と緑の二匹の蛙が突然お互いの色をけなしあい、喧嘩が始まります。しかし冬眠の時期で喧嘩は時間切れ、「目覚めたら決着をつけようぜ」的に終わります。そして目覚めたとき二匹はどうなるのでしょう?
初代のシュレミール 『ヤギと少年』アイザック・シンガー/岩波書店
シュレミールとはいわば〝おろかもの〟です。ですから、〝元祖おろかもの伝〟みたいなおはなしで、おもいだすとおかしさがこみ上げてきます。シュレミールが奥さんの留守の間、赤ちゃんとにわとりの面倒を見る…はずが失敗するという物語。シュレミールが歌う歌が何とも言えずおかしいのですが、なんと、語り手さんの作曲だそうです。短調のメロディーにのった歌詞が笑える内容で、もうたまりません。そして、持ってきてくださった出典本は、貴重な初版でした!
くしゃみくしゃみ天のめぐみ 『くしゃみくしゃみ天のめぐみ』松岡享子/福音館書店
ものすごいくしゃみをするおっかあがいて、その息子の名前が〝はくしょん〟といいます。はくしょんが立派な若者になったとき、おっかあのくしゃみの勢いで遠い村まで吹き飛ばしてもらいます。行きついた村ではくしょんを待つ出来事とは…。
語り手さんの笑わせ方があまりにも狙っているように思い、あとで少し聞いてみましたら、やっぱりものすごく練習したそうです。さすが!語りは一日にしてならず!! 面白かったです。
いつか、ずっと昔 『つめたいよるに』江國香織/新潮文庫
この短編集の中では、「デューク」が有名ですが、こんないい物語もあったんだなと教えてくれました。主人公のれいこが恋人のこういちとデートしています。ですがれいこは、人間にうまれるまえは蛇だったことに気が付いて、気づくと同時に蛇になっていました。そして蛇の恋人と一緒にいると、蛇になる前は……。これは生まれ変わりの物語、はたまた夢か? 語り手さんの個性と相まって、くすっとおかしくもあり、そしてやっぱり不思議な物語です。
銀貨 『本当に読みたかったアンデルセン童話』イェンス・アナセン編/NTT出版
あんまり知られていないアンデルセンの物語です。ジミーが一年間中学校で語らせてもらっていました。外国へ行った銀貨が、にせ金と間違われて苦難の日々を過ごすという物語です。アンデルセンというと小さな子ども向けの話がよく知られているのですが、大人向けの物語もたくさんあります。大きくなっているからこそ、面白くて理解もできるという話が埋もれているように思います。ジミーはアンデルセンの物語が大好きなので、たくさんの人に、いろんなアンデルセンを読んでほしいと思います。
おしゃべりはだいきらい 『放課後の時間割』岡田淳/偕成社
野原にいるのが野ネズミです。だから、学校にいるのは学校ネズミというのだそうです。学校ネズミもいろいろあり、学校のどの場所にいるかで、語る話も違うそうです。この物語は、運動場にいるネズミが語る、プラタナスの木がとても沈黙を好むという話です。学校ネズミがいるなんて、ほんとおもしろい発想ですね!
遠い野ばらの村 『遠い野ばらの村』安房直子/筑摩書房
小さな商店を営むひとり暮らしのおばあさんが、架空の息子夫婦や孫の話をまわりの人にしゃべります。本当のことを知らない人はふんふんと聞きますが、昔からおばあさんのことを知っている人は「またか…」と思って聞いています。ある日、お店に〝おばあさんの孫娘の千絵ちゃん〟が、石鹸を卸しにやって来ました。そして一週間後(正確には一週間の一日前)には兄弟を連れて3人でやって来ます。いったい、誰?! おばあさんの気持ち、孫たちの可愛さ、野ばらの石鹸、手縫いのゆかた、あったかさとやさしさがあふれかえった物語に感激しました。そして、長い話を語ってくださったヤンさんに感謝! 聞いていて長いとは思いませんが、でもこの長さだからこそ出る物語全体の包み込まれているような温かさの中の感動! 自分では決して覚えられない物語を聞かせていただきありがとうございました<(_ _)>

ちょっとあらすじを紹介しようと思ったのですが、やっぱり長くなってしまいました。
でも、いろんな種類の創作の物語を聞くことができ、充実した時間を過ごせたことにみなさん満足していただけたようで、この大会もやれてよかったと思いました。
そして、創作の物語を知り、同時に昔話の良さも改めて認識するという一挙両得感も感じることができました。
語り手のみなさん、聞きに来てくださったみなさん、お疲れさまでした。
ありがとうございました<(_ _)>

さくら~ その2

もう1週間も前になりますが、京都府南部の井手町の玉川にお花見に行きました。
井出の玉川は、奈良時代から山吹で有名なところ。「井出の山吹」「井出の蛙」は古くから歌に詠まれています。
いまは、川沿いに、山吹もありますが、桜の名所になっておりますです。
叔母が写した写真でお花見をどうぞ~




京都はほとんど散っていますが、山形や、北のほうでは、これからですね。
以前、5月に仙台で、北海道では6月に桜を楽しんだことがあります。