「日記」カテゴリーアーカイブ

野村敬子先生と米山薬師💗

『語りの森昔話集2ねむりねっこ』に山形県の昔話「米山薬師」を載せています。
野村純一先生の『笛吹き婿』(桜楓社、1968年)を読んでいたときに見つけた話です。
めっちゃ面白い! 語りたい! と思って再話しました。
でもね、山形弁のリズムが美しくってね。共通語にするのも、関西弁にするのも、なんだかはばかられて、かなり迷ったんですよ。
迷って、けっこう苦労して、やっぱりみんなに聞いてもらいたい、語ってもらいたいと思って、『ねむりねっこ』に載せました。
みなさん語ってくださってますか?

野村純一先生は鬼籍に入られているので、奥さまの敬子先生に、感謝をこめて『ねむりねっこ』一冊、謹呈しました。
そうしたら、お礼状をいただいて💖、分かったんだけど、なんと、「米山薬師」は敬子先生のお母さまが語られたお話だったのです。
そんな大切なお話を、わたしなんかが再話してしまって。思わず体がちぢこまってしまいました。
でも、先生は「美しい語り口で再話」してあるとお褒めくださって、ありがとうとまで書いてくださいました。
先生は、昔話の伝承をとても大切になさってて、きちんと批判もされるかたなので、とても嬉しかったです。

HPの《日常語》《おはなし入門》にも書いてるけど、あ、トップページにも書いてるけど、昔話は人から人へと愛をこめて伝えられた。だから、お話は語ってくれた人の愛につつまれている。聞き手(子ども)にとってはすごい宝物だよ。
その宝物を全くの他人が手を入れるならば、そのことをちゃんと肝に銘じて、覚悟を持ってやらないといけないって、いつも自分に言い聞かせてるの。
えっとね、私は愛を持って私の聞き手に伝えるのだ、という覚悟ね。
野村敬子先生との出会いは、私にとってはすごい宝物💎

でね、ぼ~っとネット検索してたら、敬子先生のことが書いてあったので、ちょっと古い記事だけど、読んでみてね。
ここから→「昔話を追いかけて」

「米山薬師」 語ってくださいね~

レクイエム 歌いました ⛪

きのう、コンサートの本番でした。
フェスティバルホールは大きかった~💖
でも、まさか、自分があのステージで歌うなんて、思いもよらなかったよ。
温かな大友直人さんの指揮と大フィルの音楽につつまれて、至福のときでした。

42年前に亡くなった父の部屋の隅に、フォーレのレクイエムのPLレコードがあったの。
自分の命が長くないことを知って、ひとりで聴いてたんだなと、後から知りました。
父への思いを込めて歌いました。
とっくに父親の年を越えていても、娘にとっては「おとうさん」です。ふしぎですね。

フォーレもデュルフレもヤンにとっては新しい曲だったので、練習はしんどかったし、本番まで自信がなかったんだけどね。
合宿は大雨で行けなかったし、直前の指揮者レッスンは台風で中止になるし。
仲間の声に(勝手にー笑)ささえられて、なんとか歌い終えました。あちこちまちがえたけど~

初めての合唱団だったけど、新しい仲間ができて、ほんとに楽しかった。
ヤンには大阪の水が合うってこともあるしね(笑)

くたくたになって、でも充実感いっぱいで帰ってきたら、北海道の地震の報道。
今朝の新聞の、信じられないような写真と、家族を失った人たちの悲痛な声に、胸えぐられる思いです。
昔は、天災は忘れたころにやって来るっていったけれど、いまは日常化してしまっています。
他人事ではなく、人間と自然の関わりをいやでも考えさせられてしまいます。

語りの森に、ネットで繋がってくださってる全国の方がたへ。
顔は見えないし声も聞けないけれど、それぞれの場所で、一生懸命生きようね。
日常を大切に生きようね。

また台風🌀

また強い台風が接近しています。
京都も、今年三度目の台風🌀
洪水、地震、台風とつぎつぎにやって来ます。しかも雨が降るとすごい雷⚡
天が怒ってはるんやと思います。
自分のことしか考えてへんやないか、人間👹、言うて。

子どものとき、台風が来るとウキウキしたのはなぜだろう。
停電してろうそくの灯りでリコーダーを吹いていたのを、昨日のことのように覚えてる。
でも私が生まれる前の年に、台風で淀川の支流が決壊して家が浸水、屋根だけが浮かんでたんだって🚣
生まれてからも、台風のたびに山のお寺に避難した。
親は苦労したんやね。
結局団地に引っ越した。4階❣ 絶対水が来ないから。
リコーダー吹いてたのは団地に移ってからね。
親の余裕が子どもに伝染してたのかもしれない。

みなさん、本当に気を付けようね。
早めの避難。他人事やないからね。

ちょっと気晴らしのおはなしっ
テレビを見ていたらタコを捕って料理してたのね。
タコ、好物なんだけど、動いてると食べる気にはなれないよなと思って観てた。ふと、
わたし「あれ、思い出すわ。あれ、ほら、あれ」
夫「どれ」
わたし「ほら、映画でね、ジョニー・デップが主役で、その父親がタコのやつ」
夫「・・・」
わたし「ほら、海賊、カリブ海の。観に行ったやん」
夫「ああ!あれ!」
わたし「なんやった。映画の題」
夫「あれや、あれ」
翌日。
夫「(得々と)海賊の事、英語でなんて言う?」
わたし「知らん」
夫「パイレーツや」
わたし「そうや、カリブ海の海賊や!」
夫「(もっと得々と)パイレーツ・オブ・カブリアンや」
わたし「う~ん。ちょっとちゃうと思う。カブリアンか?」

本当に、早めの避難。かぶちゃん、川の増水を見にいかないでね。

夏も終盤!?

この時期、空の高いところで、夏と秋が出会ってるんですよ。
そう思うだけで心が癒されますね。
はよ、すずしくなれ~

きのう、畑の草抜きをした。
黙々と。
10坪の畑の半分がぴかぴかになった。
やっと雨が降ったので土が柔らかかった。
夢中で草を抜きながら、ああ、わたし殺生してるなあとしみじみ思った。
けど、快感\(^o^)/
にらの花をつんで帰って花瓶にさして台所の窓ぎわに置いた。
純白の花は清涼感いっぱい。
けさ見たら、花の中にハナアブがもぐりこんでいた。
「外に行く?」ってきいたら、「行く」っていったから、そっと掌にのせて放してやった。
嬉しそうに飛んでいった。
ところで、家の中で蚊に刺されたらいつまでもかゆいけど、畑の蚊は根性なしなのはなぜ?

みなさん、夏はどう過ごされましたか?
わたしは、あつくてお話覚えられへんし、レクイエムは覚えんならんし、やけくそで再話に没頭していました。
8月、日本の話6話、外国の話10話。
昔話集3、いつでもOKよ。
おっと、かぶさんジミーさんあわてるんでねい👹
さきにノート式おはなし講座を完成させなくては~

さてそろそろ体重を減らさなくては。
水ぶくれやねん😿
熱中症対策のせいで肥満になったあ(ちがうやろ)

老化ですか?🌹

あるとき
夫(自分の腕をながめて)「いろんな模様がついてるなあ」
わたし「それ、シミやん」
夫「いや、模様や」
わたし「それ、シミっていうねん」
夫「ほら、血管に沿って点滴の跡が模様になってる」
わたし「シミや。若かったら跡は残らへん」

またあるとき
わたし「🎵で~んしゃは走る~よ🎵」
夫「🎵せ~んろは続く~よ🎵 とちがうか?」
わたし「・・・そやな😿」