「日記」カテゴリーアーカイブ

2月ホームページ更新しました。

久々に、ホーム更新しました。
といっても2話だけです。

≪日本のおはなし≫
「くまのしっぽはなぜみじかい」
話型名 「 しっぽのつり 」 。この類話は日本だけでなく世界じゅうに分布しています。
氷の穴から尻尾を下ろして魚釣りをする、尻尾が凍りついて取れなくなる、という話です。身動きできなくなって、村人にこっぴどくやられることが 多いです。たいていは、動物のどちらかが悪がしこかったり、またはいつも乱暴な相手を知恵を使って懲らしめる話になっています。
大阪の和泉地方に残っていたこの話は、凍りついた尻尾が切れて短くなったという由来話になっています。そして、くまもきつねも何の駆け引きもし ていません。のほほんとしたくまになんとなく親切なきつね。どこにでもいる私たちのような二匹に心なごみます。

音声は学童保育でのお話会。この日は人数が少なく1、2年生のみ9人。わたしものほほんと語っています。―笑

きのうは、5年生に語りました。ロシアの「美しいワシリーサとババ・ヤガー」の後におまけとして。30分の緊張の後の緩和。くまの間抜けさに、 みな大笑いでした。

≪外国のおはなし≫
「白い子ねこ」
オーストリアの昔話です。
恐ろしい魔女。魔法の力で城は岩山に変わり、王と城の人たちはカラスに変身させられ、岩山の周りを飛びつづけなければならない。城の周りの湖は 凍りつき、だれも寄せつけない。
そのつめた〜い雰囲気が気に入って再話しました。主人公は女の子。可愛がっている四匹の白い子ねこの力を借りて魔法を解きます。

ちょっとホームの更新が鈍ってるでしょ。
いま、リニューアルのために必死で頑張っているところなのです。
新しいホームページでは、語りのステップアップとか、昔話の語法とか、ミニ知識とかのページも作ります。あ、絵本コーナーも。
いつになるかわかりませんが、ご期待ください〜〜〜と、自分にプレッシャーをかけている。

ヤン

屋根裏部屋の寄り合い

昨日、2月14日は屋根裏部屋の寄り合いの日でした。
おはなしのメニューは…
「大工と鬼六」 『日本の昔話2したきりすずめ』 おざわとしお再話 福音館書店
「しおちゃんとこしょうちゃん」 『おはなしのろうそく27』 東京子ども図書館
「だんまりくらべ」 『子どもに聞かせる日本の民話』 大川悦生 実業之日本社
「犬と猫とうろこ玉」 『おはなしのろうそく15』 東京子ども図書館
「クラゲとサル」 (出典不明 日本の昔話)
「あぶら取り」 『日本の昔話2したきりすずめ』 おざわとしお再話 福音館書店
「ロバと横笛」 『黒い羊』 アウグスト・モンテロッソ 書肆山田
「くまのしっぽはなぜみじかい」 HPババヤガー語りの森(まもなく公開) 原
話『和泉昔話集』 南要/和泉郷土研究会 村上郁再話
「大工と鬼六」 (出典はいちばんめの「大工と鬼六」に同じ)
そして、新刊絵本の紹介
いつもながら、バラエティーに富んだおはなしの数々です。
「大工と鬼六」は、同じ出典で、語り手のカラーと言いますか、やはり同じ話を
違う人が語ると、チト違うのが、楽しいですね。
ジミーは、絵本紹介が終わると、用事のために逃げるように帰ったんです。
まるで、灰かぶりが王子さまの引き留めるのを振り切って帰るようにです。
誰もそんなことは聞きたくありませんね。
とにかく、お茶の時間にいられなかったのが残念ということであります。
おはなしが聞けただけで満足です。
お菓子とお茶は二の次です。
でも、バレンタインだったし…。
しつこいですね。
失礼いたしました<(_ _)>
ジミー

かしこいモリーとかしこい一年生

月に1度、朝学習で1年生にお話会をしています。って、前に書いたっけ?
4月から聞きつづけて、今年も残すところあと1回。
きょうは事情があって、2クラス合同でした。40人ほどです。

プログラム
「かしこいモリー」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館刊
これだけです。
ろうそくを付けたり消したりするので、これで15分。

「かしこいモリー」はいつどこでやっても集中して聞きますね。
先週は、図書館でやりましたが、たまたま小学生がおらず2〜6歳が9人。
し〜んとまじろぎもせずに聞いていました。

きょうは、し〜んというわけにはいきません。
子どもたち、思わず「えぇっ!」「うわっ!」
わたし「いえいえ来ますわ、もうあと二回」
子ども「笑ー笑ー笑!」
わたし「モリーは橋を渡れましたが、大男は」
子ども「渡れませ〜ん!」
わたし「はい、おしまい」
子ども「ジャックと豆の木と同じやん!」
わたし「おお、ほんまや!」
子ども「けど、髪の毛一本橋がない」
子ども「かわりに豆の木がある!」
わたし「おお、ほんまや!」
子ども「大男は空の上におるねん」
子ども「モリーの大男はどこにおるん?」
わたし「おお、ほんまや!どこやろ」
子ども「子どもが捨てられるの、ヘンゼルとグレーテルといっしょや!」
わたし「おお、ほんまや!」

かしこい1年生たちの話をきいているうちに、チャイムが鳴ったのでした。

byヤン

1月 屋根裏部屋の寄り合い 

今年最初の屋根裏の集まりが、今日ありました。
初めての試みなのですが、今日はいつものお話会にプラスして、なんとかくし
芸!の日でした。
ではお楽しみいっぱいのメニューを紹介します。
第1部
おはなし
「十二支のはなし」 『かたれやまんば1』 藤田浩子 一声社
『のはらうた』より こざるいさむの詩 工藤直子 童話屋
「サルとカニ」 (加無波良夜譚による)『ストーリーテリングについて』 子
ども文庫の会
「びんぼうこびと」 同名絵本 福音館書店
「やまんばのひょうたん」 『かたれやまんば3』 藤田浩子 一声社
「水晶の玉」 『語るためのグリム童話7』 小澤俊夫/監訳 小峰書店
絵本 『しりとりえほん ちゃいろ』 星川ひろ子他 小学館
紙を切る 〜ふしぎな輪〜
新刊絵本の紹介
第2部
パネルシアター
南京玉すだれ
フォークダンス
まったくもって、いつもとは違う集まりとなりました。
違うって面白いですね。
めったに会えない方が来てくださいました。
あたらしいお客様もおみえになり、貴重な話も聞けました。
そして、常連の方々ももちろんありがとうございました。
今年もいい出だしになり、みんな笑顔で元気にお別れしました。
人のつながり、屋根裏の人脈のすごさを感じた本日の集まりでありました。
ジミー

私達は伝承の途中にいる

ぽんです。
このところずっと寒いですが、今日は一段と寒いですね。
その寒い中、我が家は防水工事が入っています。家に何とも言えない化学臭が
入ってくるので、換気のために窓を開けています。この寒空に・・・。家 で
ジャンバー(ジャンパーが正しいそうな。今パソコンさんに怒られました。でも
関西ではジャンバーよねえ)着てます。
さて、本当に嬉しいことがありました。
ふふふっ。
12月におはなし会に行った私が住んでる地元の小学校3年生の子ども達から、感
想文が届きました。
その中にね・・・、とっても嬉しいことが書いてあったんです。
その部分だけ書き写しますね。
『一番おもしろかったのは、「カーカーモーモー」です。おぼうさんをよんでと
言ったら、からすで、つぎがうしだったので、とてもわらいました。そ のお話
しを、おとうと・おかあさん・おとうさんに話すと、すごいみんなもわらってた
のしかったです。』
ブラボー!!
私は語りをやっていて、これを言われるのが一番嬉しい。だって、だって、その
子ちゃあーんと家族に口伝えしたんですよ。語り手としてこれ程嬉しい ことっ
てあります?私みたいな未熟な語り手でも、こうして、次世代に昔話が繋がった
んですよ。もう本当に踊り出したいほど嬉しかったです。
語りを始めて、12年目になりました。今までにも何回かこの喜びを得ることが出
来ました。本当に嬉しいです。
もっと言えば、このお話が自分たちで再話したお話だったこと、そして、その原
話の出典が『とろし』だったこと、さらにさらに、嬉しい。
(『とろし』については昨年の12/25のブログの中で「かあかあ、もうもう」の
出典を説明している箇所を参考にして下さいね)
「私達は、昔話の伝承の途中にいる」
小澤先生のこの言葉を忘れずに。
今年も頑張るぞー。
                              byぽん