「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

いやよ、そんなめんどくさい~

昨日は朝から大雨でしたね
夜なかには雷もなっていたそうで、大荒れの一日でした。

けれども25日の図書館のお話会の日はとてもいいお天気でした。
参加人数は、子どもが8人と大人が6人。

手遊び じゃがいもめだした
おはなし 「なまくらトック」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本 『ふんがふんが2』おおなり修司/作 丸山誠司/絵 絵本館
絵本 『ふしぎなたけのこ』松野正子/作 瀬川康男/絵 福音館書店
絵本 『めしあがれ』視覚デザイン研究所/作 高原美和/絵 視覚デザイン研究所
手遊び さよならあんころもち

この日、いつもヤンさんの膝の真ん前を占領する常連さんたちが来ていなくて、ヤンさんの真ん前が空いたんですね。
そしたら、いつもは遠慮してたのかな、毎回お母さんと一緒に来ている女の子が、ここぞとばかり膝前をひとり占めで陣取って、おはなしにいちいち反応するんですよね、楽しそうに。
めんどくさがりのトックのセリフに「ええ~~!」って(笑)
みんなの雰囲気も良くなるし、女の子のお母さんも楽しそうで、その場の雰囲気を後ろで見ているわたしも楽しくなりました。
お話会を楽しみに来てくれているのがしみじみわかってうれしかったです。

『ふんがふんが2』面白かったです。
文章が、最初から最後まで「ふんが ふんが」しかないんですよね。
しらべたら図書館には『ふんがふんが』もありましたので、そちらも借りてみます。
1のほうも、「ふんが ふんが」ばっかりなのか気になりまして(笑) 

合いの手バッチリ😊

 花粉が落ち着いて楽になった~と思っていたら、今度はイネ科のなにやらがキツイキツイ…。田んぼに水が張って鏡のようにきれいなんですけども😓
5月18日土曜日の図書館おはなし会は、5~6人からスタートしましたが、後から来た子や誘いにのってくれた子など合わせて
子ども 13人 おとな10人 となりました。

手あそび ぎおんのよざくら
おはなし 「半分のにわとり」『語りの森昔話集1』村上郁 再話/語りの森
おはなし 「くさかった」語りの森HP
おはなし 「じいとばあ」
絵本 『100にんのおとうさん』譚小勇・天野祐吉 再話/譚小勇 絵/福音館書店
絵本 『どこいったん』 ジョン・クラッセン/クレヨンハウス
絵本 『あてっこどうぶつずかん だれ』あべ弘士/KADOKAWA
絵本 『わ』元永定正/福音館書店
手あそび さよならあんころもち

 それぞれの子がその場その場で合いの手をいれてくれるので、とってもおもしろいおはなし会でした😄
ヤンさん「そのにわとりを半分にわって分けてしまいました」
 女の子「いた~い」
ヤンさん「ぼくのおしりからからだの中ににもぐりこめよ」  
 男の子「なんでおしり?!」
ヤンさん「池も、にわとりのおしりからもぐりこみました」  
 男の子「え!池が!?」
そして、おまけのおはなし2つも、『100にんのおとうさん』もこんな感じに進んでいき、『あてっこどうぶつずかんだれ』は、私おもしろくてホント笑いをこらえきれずめっちゃ笑ってしまいました。これ某格付け番組の、正解の高級とりにく、惜しいけど間違いのスーパーの格安とりにく、絶対間違えたらあかんとりにくですらないやつ、のような選択肢になっていて、小学生1年生かなくらいの男の子が、どっちかなというところの答えを真剣に迷うんです。で、必ず惜しい方の答えを言ってしまうのです。間違えるっていいですよね。今のうちどんどん間違って、いろんなことに興味をもってほしいものです。なにがどう繋がっていくかは誰にも決められないし、その子の未来を今わかる人なんて誰もいないんですもの。楽しい時間をくれた子どもたちに感謝です!

5月のおはなし会🎏

5月20日(月)

こども園

4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「おいしいおかゆ」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

わたし「おかゆって知ってる?」
子ども「知ってる~」
子ども「知らん!」
子ども「赤ちゃんが食べるやつ!」
わたし「そうそう」
子ども「風邪ひいたときにな、食べる!」
わたし「そうそう!」
わたし「こんど、おうちで作ってもらいな!」

こんな感じでおかゆで盛り上がっといて、おはなしに入ります。
おかゆがどんどん広がっていくのが、ふしぎで、うれしそうに笑いながら聞いてくれましたよ。

わたし「はい、おしまい」
子ども「はや~い」
子ども「もっとゆっくりの!」
ゆっくり?早口やったかな?って、反省しかけて、はっと気がついた(笑)
わたし「こんどはもっと長いのするね」
子ども「うん!!!」

子どもって、どんどん言葉を覚えていくんやね~

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「半分のにわとり」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
絵本『まるさんかくぞう』及川賢治・竹内繭子/文溪堂
ろうそくぱっ

「にわとりを半分に分けてしまいました」っていったら、全員があんぐり口あけて目を真ん丸にして見つめてきたので、おかしくて~
思わず、「そこまで、大丈夫?」って聞いてしまった(笑)
わたし「つまりね、ふたりの女の人は、それぞれ半分のにわとりを飼うことにしたのです」
子ども「死なへんかったん?」
わたし「死なへんかってん」
子ども「すご」

「半分のにわとり」は、聞き手にかなり想像力を要求するので、今まで幼稚園ではやってなかったのです。
今回思い切ってやってみたら、なんのなんの、ちゃんと想像してびっくりしながら、最後までついてきてくれました!

5月の若葉のような、言葉と想像力の芽吹きが、楽しく頼もしく思えた、語り手に取って幸せなおはなし会でしたo(*^@^*)o

 

 

もってまいりましょう ぴぴらぴ~

5月11日の図書館のお話会は、参加人数が子ども16人、大人14人。
連休が終わって、ややあって、すっかり図書館に人が戻ってきた感じです。
館内の人口密度が連休中と全く違いました(笑)

手遊び じゃがいもめだした
詩 「春が来た」『こども詩集わくわく』全国学校図書館協議会・田中和雄/編 童話屋
おはなし 「鳥のみじさ」『日本の昔話3』おざわとしお/再話 福音館書店
絵本 『わたしとあそんで』マリー・ホール・エッツ/文・絵 与田凖一/訳 福音館書店
絵本 『ブタくんのとどかないとどかない』ふくだじゅんこ/作 大日本図書
絵本 『うえきばちです』川端誠/作 BL出版
絵本 『おしりじまん』齋藤槙/作・絵 福音館書店
手遊び さよならあんころもち

わたしは「鳥のみじさ」の〝あやちゅうちゅうこゆちゅうちゅう〟と鳥が歌うところが大好きなんですよね。
いろんな語り手さんの「鳥のみじさ」を聞かせてもらって、全くメロディーが違う歌もありますし、おそらく同じグループであろうメロディーもありました。
「わたしは○○さんの語りを聞いて同じメロディーで歌っています」と言われたことがありましたが、でも微妙に違う(笑)
語り手の個性が隠れきれずに、ほんのわずかの隙間をみつけて出てきたという気がして、おもしろいです。
そして絵本の『うえきばちです』を読んでおられるときに一人の女の子が怖いといってお母さんに抱きついてました!
読み手さんはすばやくそれに対応されましたが、特に怖い本ではありませんが絵が気味悪かったんでしょうか、最後まで怖がってましたね。
もちろん、終ってからもその女の子に話しかけてフォローしておられました。
おもしろかったのは、その『うえきばちです』を借りて帰った子が二人もいたこと!
子どもの感受性のちがいと、絵本の持つ味というか力というか、それぞれのふり幅の大きさに驚いた日でした。

大人のためのおはなし会 5月

おはなし会には3名の方が来てくださり、和やかに始まりました。テーマは「端午の節句」です。子どもの健やかな成長を願う話、男の子が主人公の話、端午の節句にまつわる由来話などでプログラムが組まれました。

絵本 『ワニぼうのこいのぼり』内田麟太郎作/高畠純絵/文溪堂

おはなし  「マカトのたから貝」『子どもに語るアジアの昔話2』こぐま社

絵本  『あんなにあんなに』ヨシタケシンスケ著/ポプラ社

手遊び   ちゃちゃつぼちゃつぼ

おはなし 「めしを食わないよめさん」『語りの森昔話集1』語りの森

絵本  『そらいっぱいのこいのぼり』羽尻利門/世界文化社

心喜ぶ素敵な時間だった~とみなさんで感じるおはなし会なのです。自分の課題はあるのですが、補佐の時は参加者の気持ちでゆったり至福の時を過ごしてしまいます。そんな気持ちにしてくれるおはなし会の秘訣はどこにあるのか…テーマの一貫性、季節感、順番や比重バランス、などでしょうか。胃もたれするような濃いジュースでもなく、薄くて味がわからない飲み物でもなく、美味しくて栄養のあるミックスジュース!のようなおはなし会。そして、読み手の何気ない言葉で「ふふっ」と笑わせてもらいました。この時間は一期一会ですね。その場にいる皆さんで喜んだり、聞き入ったり、しんみりしたり、ドキドキしたり、一緒だからいいんですね。そして、感性が磨かれること間違いなしです。みなさま、ぜひ遊びに来てください。

次回は6/13㈭ テーマは「雨」です。