「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

4月のおはなし会🍡

近くの公園の藤棚で、もう藤が盛りを迎えています。
今年は早いですね~

4月17日(月)

幼稚園4歳さん
ろうそくぱっ
おはなし「ひとりふたりさんにんのこども」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館』
絵本『いました』五味太郎
ろうそくぱっ

幼稚園5歳さん
ろうそくぱっ
おはなし「アナンシと五」『子どもに聞かせる世界の民話』矢崎源九郎編/実業之日本社
ろうそくぱっ

今まで行っていた幼稚園が子ども園になりました。
いままでは3歳~5歳児しかいなかったのに、今年度からは0歳からです。
まっさらの園舎が明るくて、廊下も階段も手すりも京都府産の木でできていて温かで、広くて、ほんとに素敵な園です。
子どもたちも、引っ越して、めっちゃ生き生きと楽しそうでした。
引っ越しっていう経験は、幼い子どもには大きな意味があるように思いました。
みな1学年上に上がってるんだけど、1年半上がってるような気がしました。
6か月ほどポンととばしてお姉ちゃんおにいちゃんになってる感じ。

わたし「みんな、おおきくなったねえ」
子ども「6さい!」
わたし「わあ、6歳!?」
子ども「5さい!」
わたし「わあ、5歳!?すごいねえ~」
子ども「1さい!」
わたし「・・・」
大人なぶりする子たち(笑)
わたし「あっちの方のお部屋には、1歳の子もいるよねえ。かわいいねえ」
子ども「わたしのおとうとが1さいやねん」
わたし「へえ~、いいねえ」

そんなこんなで世間話して、おはなしも、なんじゃかんじゃと茶々を入れながら楽しんで、仲良し確認をしておわったおはなし会でした~

どちらのクラスでも「みじか~い」とほめてくれました。
そう、子どもの「短~い」は、最高のほめ言葉です。
おもしろくないときは、横を向いて「長い」とためいきをつきます(笑)

************

ババ・ヤガーでは単発の勉強会が続いています。
来週は「山梨とり」の語法を対面で行います。
5月からは3回連続講座で昔話の残酷性について学びます。
たのしみながらがんばってますo(*^@^*)o

 

 

あったかペーチカ

学校や幼稚園なんかは、今週に始業式、来週に入学式・入園式という頃でしょうか。新しいことだらけで、緊張と期待の時期ですね。語り手は、今年度は子どもたちに何を語ろうか~と準備している時ですね。

手遊び ぎおんの夜桜(じゃんけん)

ひとり、ふたり、さんにんのこども 『おはなしのろうそく36』東京子ども図書館

金のからす 『語りの森昔話集5/ももたろう』語りの森

三匹のちょう 『語りの森昔話集4/おもちホイコラショ』語りの森

つぐみひげの王さま 『語るためのグリム童話3/白雪姫』小峰書店

出かけるつぼ 『世界のメルヒェン図書館2』ぎょうせい より再話

アナンシと五 『子どもに聞かせる世界の民話』実業之日本社

愚か村の人たち  語りの森HP

今回は短いおはなしが多かったので、おしゃべりもたっぷりできました。おはなし選びの事では、意見が交わされました。子どもの立場に立って、おはなし選びをすることはとても大切です。思いがけず子どもを傷付けてしまうことは避けたいです。大人になった今の自分を癒してくれる話、それは自分の好きな話です。私も、自分の話だと感じるものに惹かれます。だけど、子どもに語るのに適した話、とは限らないということ。語り手は伝えたいテーマをつかんでいるか。また、聞き手はそのテーマが分かる年齢かどうか。何を思っているか、何を気にしているか、何を考えているか。子どもたちと触れ合って話をして、それを知ることがおはなし選びを助けてくれると、ヤンさんからおはなしがありました。ペーチカは、違うクラスの方や訪れてくれた人との交流の場ですね。話題も様々、体験談もありがたいですし、次のおはなしに向けて気持ちを引っ張ってもらいました。語り手として昔話を知ることを、もっと自分で進めていけるなと感じるような時間でした。

今後の予定 5/7㈰、6/8㈭

あったかペーチカおはなし会

3月5日(日)

おはなしのプログラム
1.「美しいテレジーナ」『イタリアの昔話』(剣持弘子編訳)より再話
2.「桃太郎」『子どもに語る日本の昔話3』/こぐま社
3.「ものいうたまご」『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』/語りの森
4.「かもときつねとからす」『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』/語りの森
5.「白雪姫」 『語るためのグリム童話3』/小峰書店
6.「かしこいモリー」 『おはなしのろうそく1』/東京子ども図書館
7.「長い春のために」 語りの森HP
8.「瓶につめられたおばけ」 『語るためのグリム童話5』/小峰書店

3月はひな祭りということで、女の子が主人公のお話がいくつか語られました。
テレジーナ、ブランシ、白雪姫、モリー、女の子がそれぞれ苦難を乗り越えて、最後は幸せになります。
90分超えの聞きごたえのあるおはなし会、知っているおはなしと初めて聞くおはなし、ちょうどいい塩梅となり、楽しい時間を過ごすことができました。

写真は浄土宗総本山知恩院三門(国宝)です。知恩院は小学生の頃に夏休みの宿泊行事で和歌山から来て以来、約40年ぶりに行きました(年齢が分かりますね~^^;)
時間の都合で、御影堂の参拝だけでしたが、当時、御影堂の前で写真撮影したことを思い出して年月の流れを感じ、感慨深い時間を過ごしました。知恩院は3月24日から4月2日まで夜間特別拝観でライトアップされるそうです。平安神宮~知恩院~円山公園と散策しながらのお花見もよさそうですね。
早くも一気に暖かくなって、ここ数日、春本番の陽気です。
桜の開花ももうすぐ🌸

あったかペーチカ今後の日程
2023年4月5日(水)、5月7日(日)
時間は10:15~です。

3月のおはなし会🎎

3月7日(火)

幼稚園3歳児

ろうそくぱっ
おはなし「せかいでいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく』東京子とも図書館
絵本『しろいかみ』谷内つねお作/西山悦子撮影/福音館書店
ろうそくぱっ

はじめに、鴨の説明をします。
空を飛ぶこと、水の上を泳ぐこと。
ところが、くわっくわっと鳴くところまで来ると、みんなの集中が途切れかけて、あたふたしました┗|`O′|┛
それでも何とか、持ちこたえて、
わたし「・・・っていえるでしょうか?」
子ども「いえない~!」
を楽しみましたよ。
お母さんがもと同じように鳴けて、よかったね。

絵本は、やっぱり2回読みました。
声を合わせて、「くる」「くるくる」、「ぎこ」「ぎこぎこ」・・・が楽しいです。

3か月だけだけど今年度のお礼に「幸せなら手をたたこう」を歌ってくれましたO(∩_∩)O

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』
絵本『ぽんちんぱん』柿木原政広/福音館書店
ろうそくぱっ

こちらは、「かきねの戸」を2回、語りましたあヾ(≧▽≦*)o
「もいっかい!」っていったけど、3回目は勘弁してもらいました。

やっぱり、お礼の歌を歌ってくれましたよ。
ありがとうの歌でした。題は知らんけど。
体いっぱいで歌ってくれて、しっかり目を見つめて歌ってくれて、うれしかった。小さな子どもって、こんなふうに歌えるんですねえ。
かわいい絵もプレゼントしてくれました。

子どもってつくしのようにぐんぐん成長します。
それを見られるのが、おはなしおばさんの幸せです。

 

 

 

2月のおはなし会🎁

2月13日(月)

幼稚園5歳児

ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本『ひよこはにげます』五味太郎/福音館書店
ろうそくぱっ

年長組の子どもたちにとって、きょうが最後のおはなし会でした。
あの小さかったわちゃわちゃした子どもたちが、こんなに集中しておはなしが聞けるようになるなんて~って、毎年のように感慨にふけってしまいます。
「がちょうはくちょう」は、子どもたち、息をつめたまま、目を見開いてじいっと聞きます。
ヤンは、この「で、それから?それから?」という圧にたえながら、一生懸命語るんだけど、口がうまく回らない(笑)

子どもたちから贈り物をもらいました。
お手紙(上の画像)と歌「ありがとうの花」
一生懸命、歌ってくれました。
ううう。こちらこそ、ありがとうね。
お手紙に描かれた自画像は、どの子もニコニコ笑っていました。もちろん、マスクなんてしてません!
みんなとタッチ、タッチして帰りました。

2月14日(火)

幼稚園3歳児

ろうそくぱっ
おはなし「まめ、まてまて」村上再話
絵本『ひよこはにげます』五味太郎/福音館書店
ろうそくぱっ

「あ、おんなじ人や」はいつものこと。
まだ2回目なのに、慣れた感じで聞いてくれました。
おはなしだけのつもりだったんだけどね。
子ども「え?もうおわり?」
わたし「絵本読もうか?」
子ども「うん!!!!」
読み終えると、
子ども「もいっかい!」
で、2回読みました。
いつもそうなんだけど、2回読むと、2回目のほうがわあって沸くんですね。

幼稚園4歳児

ろうそくぱっ
おはなし「いぬとにわとり」『おはなしのろうそく31』東京子ども図書館
絵本『ひよこはにげます』五味太郎/福音館書店
おはなし「じいとばあ」村上再話

ろうそくぱっ

お部屋に入ると、○○ちゃんが、わたしの座るはずの椅子に座っていて、替わってくれない。先生が引き離そうとすると、渾身の力で椅子にしがみついている。
わたし「(心の中で)そらあかんで、先生(笑)北風と太陽を思い出してみ」
○○ちゃんと交渉して、結局今回もわたしの膝の上で聞くことになりました。
他の子たち?
うん、このやりとりをにやにやしながら見ていました。
いつか○○ちゃんが自分から席に着くのをこれからも見守っていきます。

わたし「にわとりが、けえこ、けえこ、けえこ、けえこと鳴きたてます」
○○ちゃん「いぬは?いぬはどうしたの?」
わたし「うん、そうやねん。いぬがどうしたんか、聞いててね」
○○ちゃん「うん」
わたし「いぬがとり小屋のすぐそばで片手を出して座っていました」
みんな「ははは~」
絶妙の間(ま)やね(*^▽^*)
こういうときって、幸せ。みんなで楽しむおはなし会!

あ、そうそう、絵本が終わるとやっぱり「もっと~」って声があがったので、もう一回読もうと思ったら、
子ども「ちがう本!」
わたし「え~、これしか持ってきてないもん」
子ども「それでも、ちがう本!」
わたし「しょうがないなあ」
で、「じいとばあ」をしました。
子ども「みじかっ!」
○○ちゃん「なんでそんなに短いの?」
しらんがな╰(*°▽°*)╯

************

2月に入って、毎日新しいおはなしをアップしてるの、知ってた~?
きょうは、《外国の昔話》「楽師と幽霊」
語ってくださいね~