「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

ロシアの魔女、名まえは「ババヤガー」

 新しい年になりました。今年もよろしくお願いします。お正月休みがなかなか抜けない毎日なのに、もうそこに2月が来ようとしている!時間は大事にしたいものです…。さて、1月18日土曜日の図書館おはなし会は、寒さも少しマシだったせいか、館内にたくさんの人人人!じゅうたんコーナーにも満員か⁈くらいに集まってくれて、おはなし会スタートです。

子ども 13人 おとな 6人

手あそび おもちやいて
おはなし 「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本 『いちごりら』麻生かづこ 作/かねこまき 絵/ポプラ社
絵本 『エイモスさんがかぜをひくと』フィリップ・C・ステッド作/エリン・E・ステッド/青山南 訳/光村教育図書
絵本 『ゆきのひ』エズラ・ジャック・キーツ/木島始 訳/偕成社
手あそび さよならあんころもち

 赤ちゃん、1歳さん、2歳さんから小学2年生くらいかなぁ、子どもさんの年齢も幅広かったのですが、「がちょうはくちょう」ほんとに集中してきいていました。途中、上手に歩けるようになったちびちゃんがにこにこと歩き回るのも物ともせず、大きな目を見開いて聞き入っていましたね!
 おはなし前にヤンさんが、ババヤガーと、がちょうはくちょうのことを楽しく説明してくれたのですが、それもイメージを広げやすくしたのでしょうか?
 ヤンさんのどこに隠れたらいいかの問いに、ペチカ?パン焼きかまど?とか、すっぱいリンゴの木!と答えていましたね!すごーい!
「話す人のために」の説明に、「4、5歳くらいから驚くほどよく聞く」と書いてありますが、ほんとにその通り、これぞおはなし会という空間でした。
 絵本も楽しかったですね。『ゆきのひ』雪に「いいなあ~」と声を揃えていたのもおもしろかったです。おもしろいと言えば、小学2年生くらいの男の子が、はじめの手あそびで、おもちを焼いて、おしょうゆつけて食べる手あそびなんですが、何回やっても「しょうゆ」なんです。
 2回目(2個目)「次、何つける?」「しょうゆ!」3個目「何つける?」「しょうゆ!」とみんなの笑いを取っていたのですが、ウケ狙いと思いきや、おはなし会の後にその子のお母さんに、年末に実家でおもちつきして、醬油餅ばかり食べていたと聞いて、ほんとうにただただ醤油もちにハマっていたとわかって納得したんです。つきたておもちは美味しすぎますもんね~楽しくて美味しいおはなし会でした😊

1月の大人のためのおはなし会

テーマは「お正月」2名の方がご参加くださいました。

絵本 「おもち」彦坂有紀・もりといずみ/作 福音館書店

おはなし 「笠地蔵」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

絵本「十二支のお節料理」川端誠/作 BL出版

おはなし「貧乏神」語りの森HP

絵本「鬼ぞろぞろ」船崎克彦/文 赤羽末吉/絵 偕成社

絵本「どいてよへびくん」五味太郎/作 偕成社

おはなしファミリーでの集まりとなりましたので、和気あいあいとした和やかな雰囲気で開催しました。みなさん年末年始はどのように過ごされましたか~?大掃除はほどほどに、お節の準備やお餅味わったり、お正月気分を振り返るようなプログラムとなりました。おはなしや物語絵本は、大晦日から元日にかけての話や、出来事の始まりが大晦日というものでした。大晦日は、神様や鬼など異次元のもの達に会いやすい時なんだな~と改めて感じました。あちらの世界の声をちゃんと聞けているか、大自然の神々やご先祖さまへ感謝を示しているか。そんなことも思いました。そして、新しい年をいい年にしたいと願いますが、時には大変な苦難や受け入れがたい事もやってきます。まわりの人の助けも借りながら、自分もまわりを助けながら、できる事を増やして楽しんでいきたいところです!

おはなし会では、おはなしの世界を広げる要素も含まれていますし、また聞きに来たいなと思ってもらえるようなプログラムを組んでいます。しかも大人のためですよ!参加者みなさんとおはなしを通して、楽しい時を共有できたらと思います。次回は2/27(木)10:30~11:40 テーマは「鬼」です。外国の鬼も登場します。おたのしみに~(^^)

1月のあったかペーチカ

お正月気分は抜けましたでしょうか。多少の重みと肌荒れ、胃もたれなんかの不調を身体が訴えています!通常モードに戻して元気にまいりましょう~

­パティルの水牛『語りの森昔話集6』語りの森 
魚がくれた子ども 語りの森HP
いばら姫『語るためのグリム童話3』小峰書店 
笠地蔵『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店
腹を立てた貧乏神 語りの森HP
がちょう番の娘『語るためのグリム童話5』小峰書店

年初めのおはなし会、7名の参加がありました。先月のものを再チャレンジされた方、お正月を挟んで練習不足で挑んだ方、本番前の語りの場としてされた方、今回は聞くだけの方♥️などなど、素敵なプログラムとなりました!ヤンさんは、今年はグリムを語ることを予定されているとのこと。子ども達に語る機会がなくなってしまっている長いグリム童話をお蔵入りにせずに、戻して語る事を決めたとのこと。語法の勉強会も始まりますし、自然と関連付けがたくさんありそうです。楽しみです。そして、すでにブログに書いてもらったように、『貧乏神』のおはなしを集めたプログラムで、おはなし会をしようという話になりました!フルーツさんの貧乏神研究への思いが、語り手のおはなし選びや語りにも多大な影響を及ぼしています~私もその一人です(^^)11月か12月で企画しますので、皆さん探してみてくださいね。またちょこちょこ案内を入れます~。

次回のペーチカは2/9(日)10:00頃~13:00頃、語りとおしゃべりと、おはなし漬けの楽しい時間です。どなたでもお気軽にお越しください。

♬おもちやいて~

雪国の方には笑われるでしょうが、近畿地方のまんなかあたりで最高気温が10度以下というともうそれはそれは、「寒い~~、一年で一番寒い~~」とぶるぶるふるえております。
そんな中、今年最初の図書館のお話会の報告です(^O^)

手遊び  おもちやいて~
おはなし 「おもちホイコラショ」『語りの森昔話集4』語りの森
 〃   「ねずみじょうど」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
絵本   『おつきさんでおもちつき』岡田よしたか/作・絵 ひかりのくに
 〃   『たれてる ?と!のえほん』鈴木のりたけ/作 ポプラ社
 〃   『せかいいちれいぎただしいかいじゅうボンバルボン』キューライス/作 小学館
手遊び  さよならあんころもち

参加人数は、子ども7人、大人7人でした。
「おもちホイコラショ」はとても短い話なのでふたつおはなしされました。
子どもさんの年齢層が低かったので、「ちょっと難しいかもしれないけど、聞いてね~」とヤンさんが「ねずみじょうど」を始めると、ちょうどぴったりの年齢の女の子がひとりいて、その子が不動の姿勢で聞いていましたね。
小さい子どもさんたちも親御さんたちと一緒に上手に聞いていました。
ボンバルボンの絵本ですが、もとはマク〇ナルドのハッピー〇ットのおまけだったそうです。
品切れ店が続出するほど大人気だったそうです。
わたしがせっせとハッピー〇ットを買っていた時は絵本のおまけはなかった。
それが、使える絵本を生む場となっていたとは、恐れ入りました。
子どもたちの支持を得たんでしょうね。
恐るべしマ〇ドナルド!
わたしたちはどこまでアンテナを延ばせばいいのか、これはたいへんだあ~~💦

おはなし会12月🎄

他県の小学校におはなし会に行って来ました。
3年生の授業です。
国語で昔話を学習するので、図書室ではたくさんの昔話を読んでいるのですが、本来の形、つまり語りで経験させたいとの趣旨で、毎年お招きいただいています。

プログラム
「七羽のからす」『おはなしのろうそく10』東京子ども図書館
「みじめおばさん」語りの森HP
じゃんけん ちーちゃんぱーちゃん
「かしこいモリー」『おはなしのろうそく1』

初めてお話を聞く子どもたち、興味津々で集中していました。
「かしこいモリー」は、ふだん、1年生か2年生の1学期のメインの話として組むことが多いのですが、去年ここでおまけの話として語ったら、よろこんでくれたので、今年もやってみました。
3話目で疲れているかと思いきや、手をたたいて喜んでいました。
5歳から10歳が昔話年齢というけれど、こういうことなのかなと思いました。

冬休みに、子どもたちは昔話をひとつ覚えます。
1月は発表会。
これがまた楽しいんです。
何の話を語ってくれるのか、わくわくしています。

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今日はいいお天気のクリスマスです。
どうかみなさまおだやかに、年末年始をおすごしくださいませ。