「日記」カテゴリーアーカイブ

お正月からMRI🤣

じつは昨年5月くらいから、腰痛に悩まされている。
近所の整形外科に3か月通うが、治らない。
その後整体鍼灸に通うが治らない。
泣き泣き、かかりつけの内科に行った。

「かわいそうに」とお医者様。
あらたに病院の整形外科に紹介してもらった。
で、年末ぎりぎりに、整形の教授なるかたに診てもらった。
「かわいそうに」とお医者様。
「長いこと我慢したんやから、ゆっくり治そうか」
あ、いやいや、私としては早く治してほしいのだが・・・👹

おそらく坐骨神経痛だそうだが、詳しく調べることになって、きのう、MRI検査を受けてきた。
ほら、トンネルみたいなところにグイーンと入って行って、ガンガンガン、ゴーンっていうやつ。

狭所恐怖症でないから平気だけどね。
「20分弱で終わります」
ところが、入った途端、足がつり始めた!
意識を他に集中しなければ!

パニックっていると、ヘッドホンからバッハの無伴奏チェロ組曲が聴こえてきた🎵
ふわっと余裕が出たので、先のことが考えられるようになった。
よし、「北風に会いに行った男の子の話」を2回やれば20分弱だ😁
おもむろに心の中で語り始めた。
集中!!

ふと気が付くと、ベッドが動き、終わっていた。
熟睡しておった👀

ちゃんちゃん

迎春🎍

新たな年が明けました。
よい春を迎えておられますか?

どうか災害のない年となりますように。
入院中のかたは、早くおうちに帰れますように。

昨日と同じ一夜が明けただけなのに、新たな感じが不思議。
そうか、空が青く澄んでいる。
となり近所が静か。
毎年同じ元旦が私のところに訪れる奇跡のような仕合せ。

今年も愚直に歩いていきます。
昔話と一口に言うけれど、原資料に当たれば、一話一話に語り手の人生がある。
私は私の人生しか生きられないから、その人たちの思いを知りたい。
好奇心は愛。
そして、共感した人の語りを自分のものにして、ひとりの語り手として次の世代に伝えたい。
今年もそれを黙々と続けていきます。
結論はでないし、単純な作業だけど、ささやかな喜びがあります。

みなさま、未来に向かって、いっしょにがんばっていきましょう。
今年も、どうぞよろしくお願いいたします💖

ちょっと前の話ですが⛄

お話会シーズンの12月上旬に奥大山へ羽を伸ばしに行きました。
忙しい時って、なんか遊びたくなるんですね。
期末テストの最中に手塚治虫を友達からどさっと借りてくるとか。
あ、それは中学生の時だったけどね。
今もあまり変わんない(笑)

奥大山は、鳥取県。
大阪難波から高速バスで江府インターまで。あとは宿の送迎バス。
もう紅葉は期待できないけど、ちょっとは残ってるかなと思いながら、バスは走る。
すると、なんと、なんと!
雪景色!!!

ヤドリギがいっぱいくっついている木。

うれしくって、雪に足跡をつけようとしたら、膝の上までずぼっ!

その晩は、お神楽を見ましたよ。「さがりがやこうじんかぐら」と読みます。近くの村で、ずうっと伝承している神楽だそうです。
じつは、これが旅の目的だったのです。

これは、素戔嗚尊(すさのおのみこと)と櫛名田比売(クシナダヒメ)。

ヤマタノオロチ!すごい迫力でした!!

帰りには大山が一番よく見える場所に連れて行っていただきました。
道が大山に向かって伸びているでしょ。

思いがけない雪で冬を先取りした旅でした~

12月のがらがらどん🕯

年々、一年の終わるのが速く感じるようになっております中高年のわたしですが、今年はハロウィンの飾りを見かけるようになると頭の中は、ハロウィン→クリスマス→年末→新年あけおめ=一年が通り過ぎた、という連想をしました。
充実したスケジュールをサクサクこなしていると自らすすんで勘違いして、ことしも走ってまいりました(笑)
そして、がらがらどんも15日が今年最後となりました。
今回も楽しいメニューです。

「舌きり雀」『おはなしのろうそく28』東京子ども図書館
「お月さまの話」『おはなしのろうそく25』東京子ども図書館
「だれがいちばん兄さんか」『子どもに語るモンゴルの昔話』こぐま社
「しんぺいとうざ」『語りの森昔話集3しんぺいとうざ』語りの森
「にんじんとごぼうとだいこん」『松谷みよ子のむかしむかし』講談社
「おおかみと七ひきの子やぎ」『語るためのグリム童話1』小峰書店
「ントジィの蛇退治」『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
「大晦日のお客」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森
絵本の紹介
『まいにちがプレゼント』いもとようこ作・絵 金の星社
『それしかないわけないでしょう』ヨシタケシンスケ著 白泉社
『あめふりぼうず』せなけいこ作・絵 金の星社
他、いっぱい

おはなしはどれも楽しくて、バラエティーに富んだ話をたくさん聞けて嬉しかったです。
そのなかで、「しんぺいとうざ」が心に残りました。
「しんぺいとうざ」は、日常語にテキストをなおして語られました。
日常語クラスのお仲間が語られたのですが、テキストを語り手さんの日常語になおすところから一緒に勉強していますから、がらがらどんでの語りに至るまでの経過を一気に思い起こすことができたのでございます。
語り手さんは、日常語クラスでテキストと語りの勉強をされた後もきっと練習や本番を経てこられたのでしょう。
語り手さんのための日常語テキストを自分のものとなさった語りを聞かせてもらって、とっても「しんぺいとうざ」の世界に引き込んでいただきました。
さいごの、しんぺいとうざが戦う場面は、ほんとに「がんばれー、がんばれー」と念じておりましたよ~!

今年もたくさんのかたが、がらがらどんにきてくださって、語り、聞き、おしゃべりしてくださいました。
ババ・ヤガーの各勉強会とは違い、おはなしが初めてのかた、ベテランのかた、おはなしを知らないかた、どなたでも来ていただけるのが、がらがらどんです。
来年もまたよろしくお願いします<(_ _)>(*^▽^*)

だれの時間でしょう❓

入門講座が終わりました。
ご家族やご自身の事情がゆるさず、最後まで行き着けなかったかたが、今年もいらっしゃった。
やってみようという意志はあっても、できないことって、あるよね。

自分のことを思いかえしたとき、乳幼児をふたりかかえて無事入門最終回まで参加できたのは、奇跡かも知れない。

そのあと、30年以上もやめずに来られたのも奇跡に近いかも知れない。
いや、あながち、奇跡とは言い切れないかも知れない。
どっちやねん(笑)

というのはね、家族のことや仕事のことや健康のこと、いろんなしがらみの中でのわたしの人生でしょ。
おはなしを止めるという選択肢はあった。というか、そういう危機は何度もあった。
やめなかったのは、わたし自身のためにやっていたから。
たとえば、家族も仕事も健康もすべてゼロになった自分がいたとして、その自分が本当にやりたいたった一つのことはなんだろうって、考えたのね。
そのことのために、一日のわたしの時間を少しでも使いたかった。
で、それが、おはなしを語ることやったの。
わたしのためのわたしだけの時間。

おはなしなんて、たいしたことではないけどね。
でも、自分のすることの価値を決めるのは、自分やからね。
ほんで、自分の人生は自分のものやからね。

あと何年元気で生きられるか分からないけど、人生の終わりに、うん、ちゃんとやりたいことをやったよ、楽しかったよって言えたら幸せやな。

ババ・ヤガーの仲間たち、講座に来てくださる人たち、長い人生の道の、ほんの少しの間だけどいっしょに歩けるのは、嬉しいな。よろしくね。

来年度からは、入門講座の主催はがらがらどんからききみみずきんに移ります。
ほんとはね、入門は今年で閉じようと思ってたのよ。寄る年波でね~
ききみみのみなさま、引き取ってくださってありがと~。
ききみみのおかげで、来年もまた新しい出会いを期待できます💖