「おはなし会のプログラム」カテゴリーアーカイブ

11月のあったかペーチカ

急に寒くなりましたね!最近までが暖かすぎました。あと1か月と少しで年末ですか…そんな気分になっていませんから~色々ゆっくりやっていきましょう~。

魚のなる木 『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』語りの森

みつばちの女王 『語るためのグリム童話4』小峰書店

ルンペルシュティルツヒェン 『語るためのグリム童話3』小峰書店

若返りの水 『子どもに語る日本の昔話3』こぐま社

じいよ、じいよ 『日本のむかし話』松谷みよ子/再話 講談社

三びきのこぶた 『同名絵本』 福音館書店

こぶたのリコション 『語りの森昔話集4おもちホイコラショ』語りの森

9名の参加がありました。おはなしとおしゃべりとチョコレート(^^)さまざまな話題があがりました。まずは、やっぱり語り方のこと。聞き手が見えるように語る。見たことのない物や場所、知らない国の文化などは調べて知ること。文字を読むのではなくてイメージを語る。そこを努力しないことには、他のことを学んでもあまり役に立たないということ。(プログラム組みの考え方等)奈良のグループの方の話では、「おはなしが見えないわよ!」と先生がビシッとご指摘されたとか💛ヤンさんもいつもやわらかーく言ってくださる内容ですが、改めて自分も意識して確認練習してみました。大丈夫なところと弱いところがあるようで、イメージと文字と両刀使いでした!弱いところは、テキストを自分のものにしていない部分で、ペラペラになるまで時間を使うしかないですね。子どもたちの反応で確かめます!また、ヤンさんの「じいよ、じいよ」は、松谷さん再話です。そのすばらしい文学的才能によって、聞き手の感情は、道筋が決まっているそうです。私も以前「いたちのこもりうた」では滝のように涙が出てしまいました。伝承の昔話では、感情は聞き手の中にあります。感情を動かすのもテーマを決めるのも聞き手です。縛りの無い自由さ。個性も成長段階も違う子どもたちそれぞれの合うところにはまるんですね。内側の自分育て。あぁ、道徳の授業時間をおはなし会に充ててほしい( ;∀;)語り手は、おはなしの姿をつかんで「こんなおはなしあるよ」と、そっと手渡す。おはなしを発表するのではなくて、おはなし会で子どもたちとの関わり合いをする、語り手としての大人の在り方を見せること。ほんとうにわかっていくにはもう少し経験がいりそうです。相手は、自分より賢い子どもたちですから、色々と気づける状態で、おはなしだけはペラペラで楽しみたいですね。ペーチカは勉強会ではないのですが、語りに奥行きを与えるような深い話ばかりでした。楽しい交流の時間ですので、どなたでも遊びに来てください~

次回:12月15日㈰10:00~

次の話は「三匹の…」🐷🐭

昨日から急に寒くなりました。
今まで暖かかったから寒さがこたえる~~
でも先週の土曜日のお話会の日はまだまだ過ごしやすい日で図書館もたくさんの人が本を借りに来ていました。
お話会の参加者は、子ども10人、大人10人。

手遊び く~るぽん
おはなし 「三びきの子ブタ」『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
おはなし 「三匹のネズミ」『小さなおはなし集4』おはなしかご
絵本 『うし』内田麟太郎/詩 高畠純/絵 アリス館
絵本 『みちくさ』さとうわきこ/作 偕成社
絵本 『なにをたべたかわかる?』長新太/作 絵本館
絵本 『どんなくるまにのるでしょう?』鈴木まもる/作 小峰書店
手遊び さよならあんころもち

この日はまずウーカーさんが、「三びきの子ブタ」を語られました。
終わったらヤンさんにバトンタッチして、ヤンさんが「次の話は、〝さんびきの~~〟なんやと思う?」って言ったんです。
わたしは、「え! 三匹が続くの? 「三びきのくま」しか思いつかんけど…」と思っていたら、子どもらも何やら「ほかにさんびきってあるのぉ~」とか言ってました。
で、おはなしは「三匹のネズミ」だったんですけど、どんな話かというと、超々短い話でびっくりして笑いました。
おまけとも言えない話ですが、そうか、こういう風にプログラムの中に入れると楽しいプログラムになるというか、プログラムに動きができるというか、どう言ったらいいかわかりませんがコツのようなものを教えてもらった気持ちでした。
続く絵本の『うし』も人を食ったようなというか、ナンセンスなんですけどちょっと聞き手の期待をはぐらかすというか、「だから何!?」と突っ込まずにはいられないような絵本で流れが面白い!
これが今日のヤンさんワールドなのかと、スタッフだということを忘れてお話会のお客になっていました。
まあ、わたしはいつもそうなんですが(笑)

いつの間にかおはなしの中

 今週は急にびっくりするほど寒くなって、あったかウエアでしのぎましたが、週末は秋に戻って良かったよかった😄図書館もたくさんの人でにぎわっていました。
 子ども14人 おとな8人

手あそび くーるぽん
おはなし 「三枚のお札」『日本昔話百選』稲田浩二・和子/三省堂
絵 本  『おちば』おーなり由子/はたこうしろう 絵/ほるぷ出版
絵 本  『ブンブンくるまちがうのど~れだ?』しみずだいすけ/PHP研究所
絵 本  『ならびました』五味太郎/ブロンズ新社
絵 本  『ゆうたとさんぽする』きたやまようこ/あかね書房
手あそび さよならあんころもち

 「三枚のお札」が始まるやいなや「そのおはなし聞いたことある」と、おはなしが進むごとにあらすじを言って説明してくれたり、それがひと段落すると、今度は言葉尻を復唱したりとワイワイしたはじまりだったのですが、さすがヤンさんの日常語の「三枚のお札」、いつの間にかみんなおはなしの世界の中に入ってしまいました😊お父さんと年少さんくらいの男の子、おじいちゃんと2歳児くらいのお孫さん、お母さんと年中さんのお姉ちゃんと1~2歳の妹ちゃん、など小さい子も多かったのですが、「三枚のお札」ちゃんと聞けるんですね。オープンスペースなのに大人も子どももひとつになっておはなし会を楽しんでいました。このほんわかあったか心からじんわり楽しい空気感のおはなし会を生んでくれるヤンさんのおはなし会が大好き💓「小僧さん出してもらったん?」と小僧さんの心配もしてくれて😊主人公になって自分もまだ隠れていたままだったのでしょうか?続く絵本はゆったりやわらかい感じできいていました。『ゆうたとさんぽする』では大人の方ががオチに吹きだしてほんとに楽しいおはなし会でした😄

最初にネタばらし💦

先週の土曜日は、すごい雨が降っていました。
濡れながら図書館に行くと、駐車場はいっぱいなのに図書館の中は普段より静かで、「どういうこと?」って思いました。
参加者は、子ども5人、大人3人でした。

手遊び く~るぽん
絵本 『どうぶつしりとりえほん』薮内正幸/作・絵 岩崎書店
おはなし 「はん点をなくしたヒョウ」『大きいゾウと小さいゾウ』アニタ・ヒューエット/著 清水真砂子/訳 大日本図書
絵本 『バナナじけん』高畠那生/作 BL出版
 〃 『さるさるおさる』乾栄里子/作 高畠那生/絵 金の星社
 〃 『これなあに?くだもの』フォトエージェンシーアイ/写真 ジュリアン
手遊び さよならあんころもち

おはなしを始める前に、おはなしに登場する❝ヒョウ❞を分かってもらうために『どうぶつしりとりえほん』をみんなで楽しみました。
そして、いよいよおはなしが始まった時に、ペンキが出てきたとたんに男の子が「ペンキで塗る…」とネタばらしをしてしまいました!
まったくその通り、正解!!
でも、語っているヤンさんはとても焦ったそうですΣ(・ω・ノ)ノ!
そりゃそうでしょうとも、誰でも焦りますよね、こんなハプニング。
でも驚くのはそのあとも続いて、見事に話の内容を言い当てた男の子はずっと話の進むごとに反応してくれて、その雰囲気が周りにも伝わってどんどん楽しくなっていくんです。
小さい女の子のパパがこれまたノリのいいパパさんで、子どもたちと一緒に楽しんでくださり、後ろから見ていたら、ヤンさんが、子どもたちに向ける視線と同じ視線をそのパパさんに向けておられたのが面白かったです。
普段語り手は、(その人にもよりますけど)、子どもたちを見てるから大人の人は目に入らないほうが多いと思うんですよね。
参加者が少なかったけれど、語り手と聞き手のやり取りが満開で、とっても楽しい時間でした。
短い絵本なのに、1ページずつみんなといろいろやり取りするものだから、時間がかかる(笑)
絵本の楽しさを、こうやって読むとやり取りできるんだということを、学ばせていただきました。
ああ、楽しかった(*^_^*)

10月のおはなし会👻

ようやく10月も後半。秋になって、おはなし会を再開。
8月9月と2か月も休んでいたので、ちょっとドキドキしながらのおはなし会です。
図書館の毎週土曜日のおはなし会のほかに10月は子ども園で語りました。

10月21日(月)
4歳さん 1クラスずつ2回
ろうそくぱっ
おはなし「あなのはなし」
ろうそくぱっ

わたし「べつにどこへも、ただ世の中を見たいと思ってね」
子ども「また!」
やっぱりこの子たちも繰り返しが好きですね。
おはなしが終わったら、てんでに自分の靴下に穴が開いていないか確認していました(笑)
わたし「もし穴が開いてたら、いっしょに旅に行きね~」

5歳さん 1クラス
ろうそくぱっ
おはなし「ヤギとライオン」
おはなし「くさかった」
ろうそくぱっ

きのうころしたあ♬
やっぱりこの子たちもこの歌好きですね。
おはなしが終わったら、「みじか~い」っていうので、絵本も持って行ってなかったので、「くさかった」をしました。
オチはやっぱり先生が喜んではりました(笑)

***************

写真は、マツタケです。
息子が滋賀の山の中で採って来ました。
うちには2本だけ送ってくれました。
国産のとれとれは、香りも歯ごたえもちがうなあヾ(≧▽≦*)o