雨のおかげで🌰

きのうひさしぶりにブログ書こうと思ってさ、書きかけたら、「あづい~、あづい~」って愚痴ばっかりになりそうやったの。
そしたら、夜中に雷が鳴って、早朝に雨が降って、今また、しとしと降ってるんやけどね、涼しくなったあ~

長かったね、夏~(°ロ°)~

これでほんとに秋になってほしいね。

ヤンは暑いの苦手だから、8月はほぼ予定を入れてないのね。
ところが、そのぶん、9月の予定はぎっしりだった。
このひと月、もうあかん、と思ったね。

毎年、蒜山高原に行く。
夏の疲れをいやすために。
ところが、ことしは高原も暑かった~(°ロ°)~

今年は、岡山から、中鉄バスで勝山まで、勝山からコミュニティバスまにわくんで終点蒜山高原へ。

時間調整で岡山城へ
暑かった~

 

ただいま~、スイトン!
スイトンは、地元の妖怪です。

今年は、ハーブ園を楽しんできました。
ガーデニングもしてあって、かわいくてきれいやったよ。

これは、白馬とジャージー牛。
宿でいただくホットのジャージー牛乳は最高。

ここんとこ、暑いし膝は痛いしで、あれもこれもおっくうで、人がみなわれより偉く見ゆる状態だったの。でもちょっと元気になって、今度はいつ来れるんやろうかって思ってたら、いっしょに行った義妹夫婦が、「また来年来ようね~」って、天真爛漫で、いやされました(*^▽^*)

さ、がんばろ!

 

 

暑さ寒さも😊

小さい秋、小さい秋、小さい秋、み~つけた♬

やっとやっと、いやあ、秋になるんちゃう?という季節になりました。
お彼岸の中日ですが、図書館はたくさんの親子連れでにぎわっていました。

子ども14人、おとな10人。
子どもは、ほとんどが小学生以下の小さい子たちでした。

てあそび ちーちゃんぱーちゃん
おはなし 「あんころもちとあみださん」『子どもと家庭のための奈良の民話3』村上再話
おはなし「せかいでいちばんきれいな声」『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館
絵本『ボボンバ ボン ボン』高畠純/光村教育図書
絵本『ゆめ』エズラ・ジャック・キーツ作/木島始訳/偕成社
絵本『きみもこねこなの?』エズラ・ジャック・キーツ作/木島始訳/偕成社
絵本『ねずみのなるき』さとうわきこ作/フレーベル館
てあそび さよならあんころもち

「あみださんって、わかるかなあ???」っていいながら語りました(笑)
仏さんって言っても分からないお年頃なのでね。
まあ、この笑い話はいっしょにきいてくれていたお母さんお父さんたちへのプレゼント。みなさん、我が子ではなくわたしの眼をちゃんと見て聞いてくださってました。
あ、ひとりのお父さんは、おはなし会の間じゅう、おおあくびしてはりました。お疲れのようです。(*^▽^*)

『ボボンバ ボン ボン』は、今日見つけた本です。あたり~!
ーかばは、なにもしません、うごきません。でも、3つかぞえたら、うごきます。1、2、3。ー
「1、2,3」は、子どもたちもいっしょに、声をかけてくれました。
「せかいでいちばん~」のときは、「いえない~」ってなかなか声を出せなかったのに、やっと、リラックスしてくれました。
よく考えたら、まわりには自分の親だけでなく、知らないおじさんおばさん(ほかの子の親ね)がびっしりいるわけだから、なかなかリラックスできませんよね。

で、考えたんだけど、そこで語り手の出番だってね。
わたしを中心におとなたちで雰囲気を作れば、子どもも安心する。
「あんころもち~」のすぐあとに出典紹介をした。もちろん大人に向けて。
「せかいでいちばん~」のすぐあとにも、出典紹介。
そうすると、大人たちが、つきそいじゃなくて自分も参加者って感じになるのね。さりげなく興味持ってくださって、ほんわかとした輪ができた。
おはなしのろうそくは、終わってから借りていったお母さんがいましたよ。

これは今までになかったやりかたです。
以前のおはなし会では、おとなは単なる付き添いで、背後の存在だったのね。
わたしも、ひたすら子どもに向けてサービスしてた。
でも、今回、大人もいっしょに輪に入ってもらえるようにした。
『ゆめ』のあとに、「こんな地味な本だけど、いいでしょ」とか言って。
こんなのもいいな。
ずうっとむかし、おはなしの部屋には大人は入れてはいけないと言われたことがあって、私自身は反発してたことがあった。
やっぱり、いろり端にはいろんな年齢の人間がいなくてはね。
大人の数が多いときにはこの方法がいいと思いました。

それにしても、毎回、人数も年齢層も、予想がつかず、ほんと、どきどきのおはなし会です。
おもしろ~いo(*^@^*)o

 

 

9月のプライベートレッスン

今日は、とっても涼しく感じる日で「秋になったな~」と思います。
というか、今年の夏が暑すぎたのでやっと涼しくなったというべきなのかも。
9月のプライベートレッスンの報告です。

1日目
「アリョーヌシカとイワーヌシカ」『魔法の馬』岩波書店
先月、「りくでも海でもはしる船」を読み物としての文章を聞いて分かりやすい文章にするために少し手を入れるという作業をされましたが、今月は別の方がこの勉強に臨まれました。
わたしは惜しくも参加できませんでしたので、ご本人から頂いた感想を乗せさせていただきますね。
”自分なりに考えた案を事前にヤンさんに送って、当日そちらを読み上げて、再度考えて手を入れました。おはなし選びは、ほとんど語りの森のテキストからしていたので、できるだろうか?と不安に思いながら向き合いました。疑問を持つ、違和感に気づく、語法が活きているか、耳から聞いてわかるかなど。ヤンさんには経験に基づくアドバイスをたくさんいただきました。特に学んだ事は「テキストをそのまま活かすところ」です。変えない方がいい所、変えてはいけない所があります。その言葉が表現する雰囲気、人物の行動や会話文による場面の色。それを変えてしまったり、取ってしまうと、その雰囲気や色合いが「なくなる」わけです。それはストーリー全体の奥行きにも関わります。これが分かるようになるには、読んだり、聞いたり、文学的なものに触れていくことが大事ですかね。いつもと違う楽しさがありました。ありがとうございました。”

2日目
「北林家の狸」『ナーミンのためのならのみんわ』
共通語のテキストを日常語になおす作業をされました。
もうだいぶと慣れられて、すいすいと自分の言葉になおされているように思いました。
熱心に途切れることなくプライベートレッスンを続けられているのを拝見しているのでまさに「継続は力なり」を体現されています。
この話は笑い話ではありませんが、参加者さんが今興味を持たれている笑い話の語り方についての話が出ました。
そこでヤンさんが言われた言葉が心に残りました。
語りはその都度その都度、語りの現場で成立するかどうかを考えたほうがいいのではないか。
何度も語ると慣れてくるし語り方も成熟してくるけれども、語りの現場はその日の聞き手とどんな関係を作れるか、やってみないと分からないところがある。
ストーリーを聞かせる話は聞き手もついてきてくれるのでいいけれど、笑い話はどこで受けるかわからない、予測がつかない。
自分の考える間と、子どもたちの間は合致しなことのほうが多い。
そして、子どもたちと語り手の人間関係ができていたら、笑ってくれやすい。
笑い話はその意味で高度である。
ほんとにそうですね。
〝高度〟とおっしゃたときに、身が縮む思いと引き締まる思いがしました。
自分では、笑い話の間はある程度分かっているつもりでしたが、大人の間と子どもの間が合うとは限らないということを考えていませんでした。
わたしは幼稚園のころから毎日のようにテレビで漫才を見ていたので(関西人あるある)、大人とこどもの間が違うなんて考えもしませんでした。
新しい発見!
ありがとうございました(‘◇’)

9月の中級クラス

虫の声は聞こえてくるのに、蒸し暑い日々ですね。もう少しで秋めいてくるはず!さて、今回はzoomでの勉強会でした。

忠実なヨハネス 『語るためのグリム童話1』小峰書店

練習で語りを録音して聞き、自分の癖に気が付いた。それが出ないように意識してスーッと語られたとの事。また、ストーリーについて疑問があったのだけど、事前にヤンさんから頂いた資料(『昔話の深層』河合隼雄 著 P151 ~)を読むことで納得して語ることができたそうです。30分ほどのはなしですが、私もあっという間に感じるくらい入り込ませてもらいました。

ヤンさん…世界に入り込んでいるからこそ、聞き手が集中してくる場面がある。ヨハネスが死刑台に上がって、声を出すところ。裁判官や大衆の前で、ヨハネスは王様に向かって話す。「死ななければならないものは、最後にひとことしゃべらせてもらえるものです。王様…」→呼びかけの 王様 を入れる。言ったら石になるのに、言うぞ!と聞き手は集中する。トリックスターの働きをしてきたヨハネス、命がなくなると分かっていて言う、ヨハネスしか知らない話。ヨハネスの行いは、王様がしてきた行いより大きい。ヨハネスを主人公として語ると、聞き手の子どもたちはヨハネスになれる。王様の悲しみもこめて語り、より感動をともなう場面になる。

最後にヤンさんが興味深いことを言われました。年とった王様も金の王女を手に入れたかったが、それを息子に託した。ヨハネスの力によって、冒頭の欠如は最後に充足した。深い!『昔話の深層』に金の王女についての事も載っているそうです。

白い石のカヌー 『おはなしのろうそく33』東京子ども図書館

情景描写が多かったのですが、そのまま覚えようと努力されたとのこと。こちらのテキストは、『アメリカのむかし話』渡辺茂男 編訳/偕成社から。それでも、途中で、『子どもに贈る昔ばなし12 石のカヌー』小澤昔ばなし研究所 のテキストに変えようかとも思われたとのこと。そちらは『世界の民話12アメリカ大陸Ⅱ』より再話コースの方によるグループ再話。

ヤンさんからもう一つの資料を頂いていたのですが、それは小澤俊夫さん解説による「石のカヌー」の文法でした(季刊『子どもと昔話』49号2011年秋号)。解説を読みつつ、二つのテキストを比べると違いがはっきりわかります。昔話の語法の力による違いです。後者は昔話の語法を活かした再話です。耳から聞いてイメージする像、聞き手の中で起こる感情、これらは表現された言葉によって、かなり変わってくると気づきました。テキスト選びや、再話について、大きな課題として心に響きました。

ジャックと豆の木 『語りの森昔話集1』語りの森

再開された小学校のおはなし会に向けて練習で語られました。語りを初めて聞く子も含まれる3年生なので、学年を下げた形でプログラムを組んでいるとのこと。

ヤンさん…3年生なら、繰り返しの2回目と3回目は、アイテムの言葉だけを立てて、テンポアップして語る。 私が気になっていた所、豆の数え方で…「両手にふたつずつと口に一つ」と、ジャックはすぐに答えました。ここは子どもはどんな反応をするのかな?と思っていたんです。ヤンさんは手を使って「両手にふたつずつ(両手に豆をふたつずつ持つ)と口にひとつ(指一本を口に)」とする。子どもにかしこい~と思わせて、子どもとのやり取りができるし、ストーリーに戻れると。なるほど~!低学年の純粋さを忘れてました!数字って抽象的ですもんね。

語り手の方から、ヤンさんから受けとるものがたくさんありました。ババ・ヤガーの勉強会の今後の話もあり、感謝の気持ちとともに、ここから自分は何ができるか。何がしたいか。どうなりたいか。自分の内側を刺激されました。

【中級クラス変更点】

〇エントリーは1ヵ月前のクラスでする。出典も言う。

〇日常語のエントリーも中級でする。

〇毎週月曜に更新する秘密基地で連絡事項をチェックする、次月エントリー者のテキストを参加者各自がコピーして持参する。

次回は10月17日火曜日です。

暑さに負けずに!

 なかなか涼しくなりませんねぇ😢
というか、真夏のような暑さじゃないですか⁈
暑い暑い9月16日土曜日、図書館おはなし会は、
子ども5人 大人4人

プログラム
じゃんけん ちーちゃんぱーちゃん
おはなし「はらぺこピエトリン」『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子/こぐま社
絵本 『ロージーのひよこはどこ?』パット・ハッチンス/好学社
絵本 『やまこえ のこえ かわこえて』こいでやすこ/福音館書店
絵本 『ルイのうちゅうりょこう』エズラ・ジャック・キーツ/偕成社
手遊び さよならあんころもち

大きめのお兄ちゃん、お姉ちゃんは来ていたのですが、おばちゃんがとっかえひっかえ声をかけても「うーん、今日はやめとく」と、つれないお返事……。
そんな中じゅうたんの上で待っていてくれた1年生の女の子は、おはなし会を楽しんでくれました。よかった。。
じゅうたんまで上がってくれれば、子どもたちきっと楽しんでくれただろうなぁ……もったいないなぁ
子どもたちにはおはなしが必要ですよね!想像力を育てるためにも!