1月のおはなし会🎍

こども園のおはなし会です。

1月20日(月)
4歳さん 1クラスずつ2回

ろうそくぱっ
おはなし「ねずみ浄土」『おはなしのろうそく3』東京子ども図書館
ろうそくぱっ

クラスの色があって、黙って聞くクラスと、わちゃわちゃ反応しながら聞くクラスの落差がおかしかったです。
でも、どちらのクラスも、「こうこうと風を切って飛んでいく音がして」のところは、しいんとして、わたしもいっしょに暗闇を飛んでいるような気になりました。
「ねずみ浄土」は、お話を始めたばかりのときから語っています。類話もほかに再話したり語ったりしていますが、最初のこの話がいまは一番しっくりきます。

5歳さん 1クラス

ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本『のんびりしてたら』五味太郎/ポプラ社
ろうそくぱっ

このクラスは、女の子はもちろんお話好きなんだけど、男の子も打てば響くように返してくれるので、ハラハラドキドキの話がぴったりです。

わたし「お土産の赤いスカーフをくれました」
子ども「スカーフて何?」
わたし「(待ってました!)これよ」ってスカーフを出してかぶって見せました。
子ども「どろぼうやん!」
わあって笑うから、スカーフを鼻の下でくくってみせて、「こうやったらどろぼう!」
それからあごの下でくくって「ほら、おねえさんでしょ!」
子ども「赤ずきんや!」
もうずっとおしゃべりしていたかったです。

1月21日(火)
3歳さん1クラスずつ3回

ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」『日本・中国・韓国の昔ばなし集3』日中韓こども童話交流事業実行委員会
ろうそくぱっ

わたし「こんにちは」
子ども「こんにちは!」
わたし「はじめまして」
子ども「はじめまして、おめでとうございます!」
わたし「おめでとうございます!」

そやなあ、出会えたこと、めでたいことやなあ。
初めての子どもたち。
おはなしを初めて聞く子どもたち。
きらきらした目をぱっちりあけて、好奇心いっぱいで聞いてくれました。
先生がたも、どのクラスもとっても嬉しそうでした!

あ~、たのしかった!

ロシアの魔女、名まえは「ババヤガー」

 新しい年になりました。今年もよろしくお願いします。お正月休みがなかなか抜けない毎日なのに、もうそこに2月が来ようとしている!時間は大事にしたいものです…。さて、1月18日土曜日の図書館おはなし会は、寒さも少しマシだったせいか、館内にたくさんの人人人!じゅうたんコーナーにも満員か⁈くらいに集まってくれて、おはなし会スタートです。

子ども 13人 おとな 6人

手あそび おもちやいて
おはなし 「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
絵本 『いちごりら』麻生かづこ 作/かねこまき 絵/ポプラ社
絵本 『エイモスさんがかぜをひくと』フィリップ・C・ステッド作/エリン・E・ステッド/青山南 訳/光村教育図書
絵本 『ゆきのひ』エズラ・ジャック・キーツ/木島始 訳/偕成社
手あそび さよならあんころもち

 赤ちゃん、1歳さん、2歳さんから小学2年生くらいかなぁ、子どもさんの年齢も幅広かったのですが、「がちょうはくちょう」ほんとに集中してきいていました。途中、上手に歩けるようになったちびちゃんがにこにこと歩き回るのも物ともせず、大きな目を見開いて聞き入っていましたね!
 おはなし前にヤンさんが、ババヤガーと、がちょうはくちょうのことを楽しく説明してくれたのですが、それもイメージを広げやすくしたのでしょうか?
 ヤンさんのどこに隠れたらいいかの問いに、ペチカ?パン焼きかまど?とか、すっぱいリンゴの木!と答えていましたね!すごーい!
「話す人のために」の説明に、「4、5歳くらいから驚くほどよく聞く」と書いてありますが、ほんとにその通り、これぞおはなし会という空間でした。
 絵本も楽しかったですね。『ゆきのひ』雪に「いいなあ~」と声を揃えていたのもおもしろかったです。おもしろいと言えば、小学2年生くらいの男の子が、はじめの手あそびで、おもちを焼いて、おしょうゆつけて食べる手あそびなんですが、何回やっても「しょうゆ」なんです。
 2回目(2個目)「次、何つける?」「しょうゆ!」3個目「何つける?」「しょうゆ!」とみんなの笑いを取っていたのですが、ウケ狙いと思いきや、おはなし会の後にその子のお母さんに、年末に実家でおもちつきして、醬油餅ばかり食べていたと聞いて、ほんとうにただただ醤油もちにハマっていたとわかって納得したんです。つきたておもちは美味しすぎますもんね~楽しくて美味しいおはなし会でした😊

淡路島

2泊3日で淡路島を楽しんできました。
南あわじのほんの一部をうろついただけだけど。

1日目は、福良(ふくら)の町を半日ぶらぶら歩きました。
去年も来たから、町の東西南北も分かってるし、新たな発見もありました。この写真は福良の子どもたちが描いた七福神の絵です。

昭和の時代を歩いているかのような福良の商店街に、小さな水族館があります。
ギョギョタウン!
去年来たときは、魚屋さんかと思って通りすぎたんだけど。
入ってみると、小さな水槽がいっぱい置いてあって、鯛やらイワシやらが楽しそうに泳いでいました。海水で育てるのは大変なんだそうです。
さかなくんの絵も掲示してありました。
スタッフは、5,6人のお爺さんたち。
海辺の町だから、漁師さんたちが、「これあげるわ」といって魚を持ってきてくださるそうです。
地元の小学生が勉強に来るんだって。
あったかい雰囲気の水族館だから、もし福良に行ったときは、ぜひ訪れてくださいね。

2日目は、沼島(ぬしま)へ。
イザナキとイザナミが、天の浮橋から、天の沼矛(ぬぼこ)で、こおろこおろと地面をかき混ぜて、矛を引き上げたときに、ぽたりと落ちてできたのが、オノコロ島(=沼島)。
つまり、日本で最初にできた土地、という神話です。
そのときの矛を突き刺したのが、上立神岩(かみたてがみいわ)。これは伝説ね。


上立神岩

沼島へは船で渡ります。10分ほど乗ります。

沼島は、中央構造体の上にあって、結晶片岩でできた島です。
片岩はとてもきれいで、表面がキラキラしています。
いくつか持って帰って、うちの庭に飾りました。

3日目は、淡路島の芸能といえばこれでしょう。
淡路人形浄瑠璃を楽しみました。
演目は『玉藻前あさひの袂』「神泉苑の段」。
九尾のきつねが玉藻の前を殺して化ける話。首(かしら)の早変わりがめっちゃゆかい!


このポスターの右側の写真、顔が怖いでしょ。九尾のきつねです。


えべっさんのとなりにいる人だれや?
恵比寿さんは、福の神です~

温泉もお魚料理も、満足満足でしたO(∩_∩)O

 

 

 

 

 

1月の大人のためのおはなし会

テーマは「お正月」2名の方がご参加くださいました。

絵本 「おもち」彦坂有紀・もりといずみ/作 福音館書店

おはなし 「笠地蔵」『日本の昔話5』おざわとしお/再話 福音館書店

絵本「十二支のお節料理」川端誠/作 BL出版

おはなし「貧乏神」語りの森HP

絵本「鬼ぞろぞろ」船崎克彦/文 赤羽末吉/絵 偕成社

絵本「どいてよへびくん」五味太郎/作 偕成社

おはなしファミリーでの集まりとなりましたので、和気あいあいとした和やかな雰囲気で開催しました。みなさん年末年始はどのように過ごされましたか~?大掃除はほどほどに、お節の準備やお餅味わったり、お正月気分を振り返るようなプログラムとなりました。おはなしや物語絵本は、大晦日から元日にかけての話や、出来事の始まりが大晦日というものでした。大晦日は、神様や鬼など異次元のもの達に会いやすい時なんだな~と改めて感じました。あちらの世界の声をちゃんと聞けているか、大自然の神々やご先祖さまへ感謝を示しているか。そんなことも思いました。そして、新しい年をいい年にしたいと願いますが、時には大変な苦難や受け入れがたい事もやってきます。まわりの人の助けも借りながら、自分もまわりを助けながら、できる事を増やして楽しんでいきたいところです!

おはなし会では、おはなしの世界を広げる要素も含まれていますし、また聞きに来たいなと思ってもらえるようなプログラムを組んでいます。しかも大人のためですよ!参加者みなさんとおはなしを通して、楽しい時を共有できたらと思います。次回は2/27(木)10:30~11:40 テーマは「鬼」です。外国の鬼も登場します。おたのしみに~(^^)

入門講座第4回(最終回)

先週の火曜日入門講座が最終回を迎え発表会が行われました。みなさん年末年始の気忙しい中練習を重ねられいつもと違うちょっぴり落ち着かないお正月を過ごされたかもしれません。残念ながら体調不良などで2名の方が欠席となり4名の方が発表に臨まれました。
発表会はおはなし会形式で行われ参加数が少なくなったので急遽ききみみずきんからYさんが一話飛び入りで、そして最後はヤンさんが「かえるの王さま」を語ってくださいました。

【プログラム】
①あるだんなさんとおかみさんのはなし
「おはなしのろうそく6」東京子ども図書館

②ホットケーキ
「愛蔵版おはなしのろうそく9」東京子ども図書館

③小さな赤いセーター
「おはなしのろうそく8」東京子ども図書館

④あちちぷうぷう
「語りの森昔話集4」語りの森

★ネコの家に行った女の子
「子どもに語るイタリアの昔話」

★かえるの王さま
「子どもに語るグリムの昔話2」こぐま社

[発表会を終えて感想を伺いました]
Aさん なかなかない久しぶりの緊張感の中語ってみて良い経験になったと思う。
Bさん 取り掛かるのが遅くなって気が焦ったが覚え方は緑のテキスト「ノート式おはなし講座」(語りの森)で確認しながら覚えた。何とかストーリーを追ってできた。
Cさん 今日来たくないくらいの緊張感だった(笑)自分の話し方のクセと語りのちがいに気づいた。辞めずにこれからも続けたい。

 

4名のみなさんものすごく緊張されたと思いますが最後まで立派に語られてどなたもとても明るくいきいきと語られていました。先ずは逃げ出したくなるような緊張を乗り越えたご自分をどうぞ褒めてあげてください。間違えたっていいんです。やり直したっていいんです。『聞き手の子どもたちは「大人も間違うんだ、やり直したらいいんだ」ってそこから学ぶんです』とヤンさんは言われました。私も昨年身をもって体験しました(>_<)色んなことを子どもたちから学びますが同時に私たちの語る姿勢を見て子どもたちが学んでくれることがあるのですね。新しい語り手のみなさんがこれからどのような語りの経験をされるのかお話を聞く機会があるとうれしいなぁと思います。この講座が語りをながく楽しんでいただけるきっかけになれば幸せです。
ありがとうございました。

 

[お誘い]
◆ききみみずきん おはなしサークル。京田辺市南部住民センター「せせらぎ」図書館にて第1、3、5水曜日3時半から4時までおはなし会を実施。(地域の子どもたちに語る現場があるのはとてもありがたいです)
◆ババヤガー 語りの森学びのサークル。「語りクラス」京田辺中央図書館にて月一回実施。次回は2/18(火)10時から13時
受講料1000円 但し初回見学は無料
(ぜひ一度見学にお越しください)