日別アーカイブ: 2015年4月30日

ヤン・ぽんメール  byぽん

(ぽん)
・・・前略・・・最近の「テキストに手を入れる」どう思います?
(ヤン)
どうって?
(ぽん)
いやね、このままやと
「テキストに手を入れるためにはヤンさんレベルの勉強が必要」
→「それが出来ない人はやってはいけない」
になってるなあと思って・・・。
「勝手にやってはいけない」→「ヤンさんに頼む」→「引き受ける」→「しんどな
る」(笑)
まあ、「しんどなる」は別としても、「頼む」じゃないと思うんですよね。
「やってはいけない」も違うような気がします。
「あかんからやらない」じゃなくて「あかんから頼む」でもなくて、
「自分でやれる力をつける」やと思うんです。
そのためのババヤガーやと・・・。
(ヤン)
そうやん。その為に三つも勉強会やってるんやん。
(ぽん)
そうなんです。
三つもやってるんですよね。
「日常語」「中級」「再話」、どれも目指すところは同じ。
独立した語り手になること。
どの勉強会でも、「正解を教えてもらう」ではない。「正解は自分で探す」
その探すためのヒントを学ぶ場がババヤガーやと思うんです。
いろんな刺激を受けて、お互いに学び合って、自分の語りにいかす。
そんな集団を作りたくて、ヤンさんに講師をお願いしたし、私も遠くまで通う決
心をしたんです。
(ヤン)
そやねん。だから、「テキストに手を入れる」の是非なんか言い切れないって書
いてん。
そして、あの私のやり方は、私のやり方であって、その通りにやらんでもいい。
ひとつのヒントとして考えてほしい。
私を祭り上げたらあかん。
わたしが「いい」って言うたら、ええのんかい!?ってこと。
(ぽん)
そうそう、そうなんです。
ヤンさんの許可を貰うための集団やないんです。
ひょっとして、ひょっとして、ですよ。
勘だけで、素晴らしいテキストを作れる人がいるかもしれない。
そしたら、そんな天才的な人は、自分でどんどんやってええんですよ。
残念ながら、私にはそんな天才的な勘はありませんけどね。
みんな一律やないんです。千差万別。
それぞれが自分のやり方を見つけて欲しい。
私の目指すところは、メンバー全員がいずれは自分で判断できるようになること。
(ヤン)
えらい、熱いなあ。
実際に、私よりセンスのいい人、なんぼでも見てるよ。
私はセンス・資質がないから、あのやり方でやってるだけ。
遠回りやけど確実なやり方やと思ってる。
資質がないから遠回りしている。
語法も再話も類話比較も、めっちゃ遠回りやん。
けどね、その遠回りが他の人の学びのヒントになると思う。
「まなぶ」は「まねぶ」やからね。
そこから出発してどんどん自分らしい方向をつくっていってほしいねん。
(ぽん)
「まねぶ」ねぇ。
それはそれで大変なんですけどね。
あっ、お風呂溜まった。
お風呂入ってきまーす。
(ヤン)
えらい、あっさりやね。
ま、ええわ。おやすみ〜。