6月は子どもたちのところへ出かけることが多く、ヤンはおはなし会シーズンに
はまり込んでおります。
今の時期は、「子どもたち、本音を出してるな」と感じることが多いです。
だから、「お話会嬉し〜」っていう顔や、「ああめんどくさい」っていう顔や、
様々です(笑)
それでもボランティアの私たちはたった半時間・1時間のお付き合い。しかも担
任の先生つき。
ほとんど一日じゅう子どもたちに心を配っておられる先生方は大変だろうなあと
つくづく思います。
せめて教育のおじゃまにならないようにしなくてはね。
この一話を、子どもたち一人ひとりの心の奥底に届けるぞって、真っ向勝負です。
プログラム、いってみよ〜
幼稚園 4歳 15分 2回 ひとりで
おはなし 「あなのはなし」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし 「じいばあ」などの小話数話
幼稚園 5歳児 20分 2回 ひとりで
おはなし 「ミアッカどん」 『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子編訳
/福音館書店
おはなし 「ながいはなし」などの小話数話
1年生A校 朝学習 15分 ひとりで
おはなし 「さんびきのこぶた」 『イギリスとアイルランドの昔話』
おはなし 「あなのはなし」 『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
絵本 『バナナじけん』高畠邦夫/BL出版
1年生B校 授業 45分 3回 ふたりで
おはなし 「おおかみと七匹の子やぎ」 『子どもに語るグリムの昔話』こぐま
社 (他の語り手)
おはなし 「とりのみじさ」 『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店 (他
の語り手)
絵本 『こっこさんとあめふり』 片山健/福音館書店
絵本 『なにをたべたかわかる?』 長新太/絵本館
絵本 『いました』五味太郎/ブロンズ新社
ミニブックトーク「言葉遊び絵本を楽しむ」
ヤンは語りは無し、絵本とミニブックトークをしました。
2年生A校 授業 45分 2回 ひとりで
おはなし 「七羽のカラス」 『昔話絵本を考える』松岡享子著から
おはなし 「さんびきのこぶた」 『イギリスとアイルランドの昔話』
おはなし 「ひなどりとねこ」 ミャンマーの昔話
絵本 『おんちのイゴール』きたむらさとし/小峰書店
ミニブックトーク 「レオ・レオニ」
きたむらさとしの本も10冊紹介しました。国語教科書に『ミリーのふしぎなぼ
うし』が載っています。
2年生B校 授業 45分 2日に分けて4回 ふたりで
おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」 『まほうの馬』A・トルストイ
/岩波書店 (他の語り手)
おはなし 「いのちのろうそく」 日本の昔話
おはなし 「はらぺこピエトリン」 『子どもに語るイタリアの昔話』剣持弘子
/こぐま社
ミニブックトーク 「レオレオニ」
ここでもきたむらさとしを10冊紹介。
3年生A校 授業 45分 2回 ひとりで
おはなし 「アリョーヌシカとイワーヌシカ」 『まほうの馬』
おはなし 「いのちのろうそく」
おはなし 「なまくらトック」 『おはなしのろうそく』
ミニブックトーク 「今森光彦の世界」
3年生B校 授業 45分 2日分けて4回 ふたりで
おはなし 「かえるの王さま」 グリム童話
おはなし 「動物の恩返し」 フィンランドの昔話 (他の語り手)
おはなし 「ありとこおろぎ」 ババ・ヤガー語りの森≪外国のおはなし≫
ミニブックトーク 「身近な生き物」
4年生A校 授業 45分 2回 ひとりで
おはなし 「ルンペルシュティツヒェン」 『語るためのグリム童話』小澤俊夫
監訳/小峰書店
おはなし 「ジャックと豆の木」 ババ・ヤガー語りの森≪外国のおはなし≫
朗読 「すずかけ通り三丁目」 『しろいぼうし』あまんきみこ作/ポプラ社
ミニブックトーク 「あまんきみこの世界」
はじめて朗読をしましたが、子どもたちの目をつかまえることができなくて手ご
たえがあまりありませんでした。
これ、反省点ね。
5年生A校 授業 45分 2回 ひとりで
おはなし 「灰かぶり」 『語るためのグリム童話』
おはなし 「かもとり権兵衛」 『日本の昔話』小澤俊夫再話
おはなし 「ありとこおろぎ」 ババ・ヤガー語りの森≪外国のおはなし≫
ミニブックトーク 「声に出して楽しもう」
学童保育A校 30分
おはなし 「ねこにすず」 『鬼とあんころもち』小澤昔ばなし研究所
おはなし 「はらぺこピエトリン」 『子どもに語るイタリアの昔話』
絵本 『ふたりでひとり』桂文我噺/フェリシモ出版
おはなし 「くさかった」など小話数話
学童保育C校 30分 2日に分けて2回 ひとりで
おはなし 「ひなどりとねこ」 ミャンマーの昔話
おはなし 「いのちのろうそく」 日本の昔話
絵本 『とべバッタ』 田島征三/偕成社
絵本 『バナナじけん』
絵本 『わにさんどきっ、はいしゃさんどきっ』 五味太郎/偕成社
毎土曜日の図書館のプログラムは省略〜
ここは、聞きたい子だけが来るので、緊張感がずいぶん違います。
こうやって振り返ると、プログラムがうまく組めたところでは、子どもたちも
ノッテくれたなあと思います。
それぞれの集団にあわせてぴたっとくる話を組みたいなあ。
なかなか満足のいくおはなし会ってできないもんですね……
アンテナを錆びさせたらあかんし、持ちネタも増やさなあかんし。
たいへん、たいへん。
って、楽しんでますけどね(笑)
ヤン