日別アーカイブ: 2015年6月6日

おはなし会  byぽん

ぽんです。
今週は2小学校にお話会に行っていきました。
○一年生、約30名 45分 ろうそくあり
語り「赤ずきん」 『子どもに語るグリムの昔話5』こぐま社
語り「ひな鳥とねこ」 『子ども世界の民話(下)』実業之日本社
絵本「ふしぎなナイフ」 中村牧江・林建造/作 福田隆義/絵 福音館
絵本「びくびくビリー」 アンソニー・ブラウン/作 灰島かり/訳 評論社
私は「赤ずきん」と「びくびくビリー」を担当しました。
1年生、初めてのお話会でした。クラスの中に2名、私達がお話会にいっている
保育所出身の子がいました。
何人かでも『おはなしを聞いたことがある』子達がいると、語りやすいですよね。
この学校は、お母さん達の絵本の会が活発に活動されているので、私達へのお呼
びは年1・2回程度。
だからこそ、余計に大事にしていきたいと思っています。
「びくびくビリー」はフーンって感じで、いまいちヒットしてないなと思いました。
○一年生2クラス&三年生1クラス
どのクラスも35名弱 約30分 ろうそくなし
この学校は図書の時間に語りに行くので、30分程度お話会です。お話会の後、
子ども達は図書室の本の貸し借りをします。
1年半ほど前から、1年から4年に毎月行っています。なので、3年生は今学期
3回目、1年生はさすがに4月がなかったので今学期2回目のお話会で した。
あっ、ろうそくなしですが、小学校ではろうそくの歌は歌っていません。
1年生2クラス
語り「マーシャとくま」 同名絵本 
  E・ラチョフ/絵 M・ブラートフ/再話 うちだりさこ/訳 福音館書店
語り「ひな鳥とねこ」 『子ども世界の民話(下)』実業之日本社
絵本「びくびくビリー」
お話も絵本もとてもよく楽しんでくれました。
ここでは「びくびくビリー」もヒット。しんぱいひきうけ人形のしんぱいひきう
け人形で、みんな「えーっ!」「どうすんの」と口々に。
読み終わった後、「ぼくは寝れるから、人形いらんわ」とか「ぬいぐるみと寝て
るから大丈夫」とか、またひとしきりいろんな事を言っていました。
「ひな鳥とねこ」.、園児の年齢の子に語ると、ひな鳥のくしゃみの表現が変
わっていくところでは全く笑わず「どうしようー」「くしゃみしたらあか ん」
的反応が広がっていくんですが、今日は『一回の半分きり』などくしゃみの表現
が積み重なっていく所(音の大きさははディミネンドですが、表現 はクレッ
シェンドですよね)を楽しみ、「絶対するで」の声も聞こえ、園児とは違う聞き
方をしているのがよくわかりました。
もちろん、「くしゃみしたらあかんー」の思いも子ども達の中にありましたが。
この変化。おもしろいですよねえ。どこがターニングポイントなんでしょうね。
勿論、その子その子によってその時期は違うし、その集団集団によっても違うと
はおもうんですが。
さて、3年生1クラス
語り「はらぺこピエトリン」 『子どもに語るイタリアの昔話』こぐま社
語り「ちいちゃい、ちいちゃい」 『イギリスとアイルランドの昔話』福音館書店
絵本「バナナのはなし」 井沢尚子/文 及川賢治/絵 福音館書店
「はらぺこピエトリン」、いつも3年生の前半に語っています。
おもしろがって、怖がって、えーっ!?
この子ども達の感じ、語っていて好きなんです。
最後のえーっ!?がいい。子ども達も「石ちゃうん?」「やぶけるん?」と大盛
り上がり。
ただ、私、一度も「汚なー」って言われたことないんですよね。
小澤先生のいうところの水準化作用かな・・・。
この小学校、1年はあと1クラス、3年は2クラス、同じプログラムで行きます。
ああ、いっぱい書いた。
しんど。
最後まで読んでくれた方、ありがとうございます。
                             ぽん