初めて生で聴きました byぽん

ぽんです。
一昨日の日曜日、当ホームページのヤンさんが、
京都市交響楽団の演奏会に合唱団の一員として舞台に乗られるということで
京都コンサートホールまで行ってきました。
関西圏に住みながら、コテコテの大阪人の私。
当然のことながら、京都など無視して今まで生きて参りました。
ですので、京都コンサートホールなど行ったこと無し。
何十年ぶりに阪急京都線に乗り、初めて京都の地下鉄に乗り、まるで、お上りさ
んのように、行って参りました。
さて、すでにカミングアウトしておりますように、私、リコーダーを10年やっ
ております。
ずーーーーっと以前にクラリネットも吹いておりました。勿論ご幼少のみぎりに
はピアノも弾いておりました。
ですが、今回初めて合唱付きの曲を聴きました。
感想。。。ああ、人間の声ってなんてすばらしいんだろう。
どんなに楽器で一生懸命やっても、人間の声には負けるよな、と思いました。声
に勝るものなし。
オケの演奏を聴いても、また、アンサンブルの演奏を聴いても楽器だと一つ一つ
の楽器の音と音との間にホンの小さな隙間がある。(というように、私 には聞
こえてました)
なのに、そこに合唱が入るとその隙間がなくなり、全てがピタッと重なり合っ
て、一つの塊となって、迫ってくる、そんなような気がしました。
それは、合唱と言えばいいのか、人間の声と言えばいいのかわかりませんがとに
かく、人間の声が全ての隙間を埋めていたように思えたのです。
初めての経験でした。やみつきになりそうです。
冬には第九をされるとか・・・。
そういえば、むかーしむかし、「カルミナ・ブラーナ」を吹いたことがありま
す。吹奏楽アレンジで、合唱無し。
そうそう、声の部分も楽器で吹きました。
合唱付きオケのデモテ(昔はカセットテープだったのよ)を聴いて、言葉(何
語?ドイツ語?イタリア語?)が分からないので、聞こえたとおりに、無 茶苦
茶歌って遊んでました。
そういえば、小澤征爾さん指揮のCDが家にあったような。。。探して聴いてみ
よう。
で、語りの森に関係ないやんって?
違うんです。
語りって声で語るでしょ。当たり前やけど。
皆さん、どんな声で語ってます?
語るときに、声のこと考えたことあります?
ちょっと声の事も考えた方がいいんじゃないかと思ったんです。
どんな声で語るかで、そのお話の印象も変わってくるんじゃない?
勿論、声色を使うってことじゃないですよ。
たとえば、深みのある声、暖かみのある声、冷たさを感じる声。凜とした感じの
ある声。柔らかい声。等々。。。
私の声は私の声で、それ以上の何物でもないし、どうすることも出来ないんだけ
ど、それでも、どんな声で語るのか、ってやっぱり大切じゃないのかな あ。
金曜の中級の内容を振り返ってみて、余計にそんな風に思いました。
そういえば、リコーダーの先生がいつもおっしゃいます。
「歌うように吹きなさい。何かを語るように吹きなさい」
ああ、グルグル。思考の海に落ちて流されてしまいました。
                             byぽん

4 thoughts on “初めて生で聴きました byぽん

  1. ぽんちゃん、それから演奏会に来てくださった方々、ありがとうございました。
    合唱席からあの大ホールの空間すべてを自分の声で埋めつくす喜び。
    聞いてくださるみなさまがいらっしゃってこその喜びです。
    こころに届け!と念じるからこそ、たとえp(ピアノ)の声でも三階席の後ろまで聞こえるんでしょうね。私たちは素人だから、技術ではないのです。
    そして、180名の団員と声を合わせハーモニーを奏でる喜び。
    素人だからといってあきらめず、厳しい要求をしてくださった指揮者の下野さん、合唱が生きるようにと温かく演奏してくださった京響の皆さま、ありがとうございました。
    そして、7か月もの間丁寧に指導してくださった大谷先生!先生なくしてはあの至福の瞬間はなかった。
    あ、これって、コメントで書くことではないよね(笑)
    冬の第九は12月12日(土)。
    合唱団員募集中。練習は毎金甌日午後6時30分から8時45分まで。問い合わせ:京都ミューズ(075-441-1567)
    あ、ブログ間違えた?
    ぽんちゃん、そうです。語りも声です。
    「声だけ」です。
    おはなしは、言葉を覚えただけでは語りにはなりませんよね。
    声に乗せて、伝え得てはじめて語りだと思います。
    これは、声の良し悪しのことではありませんよ。

  2. わお、とちゅうで送信してしもた。
    まあええわ、あとはみんなで考えておくれ~
     ヤン

  3. ぼんちゃん、いい経験しましたね。
    楽器されているから、より一層楽しめたのでしょう。
    合唱が話題になったので
    何度か紹介しようかと思った催しがあります。
    「アルティ声楽アンサンブルフェスティバル2015」
    7/18(土)16:30開場17:00開演
    7/19(日)14:30開場15:.00開演
    今回のお薦めは
    18日の女性合唱団ソレイユ:何度も賞を得ている、トップクラスの女性合唱
    19日は ピアノとの組み合わせが楽しい団が登場します、松下耕さんが指揮する団も。
    各日でも、2日問通し券もあります。
    参加する団が様々で、歌を見せる見せ方をよく知っている団が多数出場します。
    私は2013年に聴いて、大変楽しかったです。
    今年は、お休みなので、2年ぶりに行けます♪
    (なんのブログかよけいわからなくしてごめん)
    ”声”でしたね
    まず自分の声を知る。相手に届くように語りかける。
    お二人ともこの次の事を言われているのでしょう。
    相手に届ける声ということならば、以前読んだ本
    「声が生まれる」竹内敏晴 中央公論新書
    筆者は耳が不自由だったために、普通の人よりも声に関心を持つ。
    しっかりした発声と、イメージを自分が思っていないと相手には伝わらない。
    というような、内容の本だと記憶しています。 

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