♪どんぐりころちゃん
あたまはとんがって
おしりはぺっちゃんこ
どんぐりはちくりしょ
図書館のおはなし会。
この日は子ども１９人、おとな１４人。
半数以上が幼児。
どんぐりころちゃんの童歌を何回か歌って、はじまりまじまり。
おはなし「かめの遠足」「あなのはなし」のあと、絵本を読みました。
『どんぐりころちゃん』正高もとこ作絵／鈴木出版
どんぐりころちゃんが木からとびおりて、散歩に行きます。歌いながら歩いてい
きます。
♪どんぐりころちゃん……
子ども「わあ、どんぐりころちゃんや〜」
さっき歌った歌が出てくるので、おおよろこび。
いろんな形のどんぐりに次々と出会って、いっしょに行きます。
子ども「♪どんぐりころちゃん あたまはとんがって……」
ページを繰るたびに子どもたちもいっしょに歌います。ほんと、たのしい〜
そこへ、リスがやって来ます。
子ども「ひゃあっ」
子どもたち、すっかりどんぐりになりきってるんですね。
リス「おいしそうなどんぐりたち。わたしについておいで。いいところにつれて
いってあげるから」
子ども「あかんあかん。いったらあかん」
どんぐりたちは木の葉の下に隠れます。
リスはどんぐりたちを見つけられなかったけど、葉っぱのあいだから、ちらっち
らっと見えてるんですね。
子ども「みえてる〜。あそこ。ここも〜」
ひとしきりミッケをやってから（笑）、さいごのぺーじへ。
子ども「あ〜、芽が出てる〜」
表の見返しにはわらべ歌が楽譜つきで載ってるし、裏表紙には、登場したドング
リたちの名前が紹介されています。
子ども心、遊び心いっぱいの、地味だけどぜいたくな絵本です。
季節はちょっと早かったけど、子どもたち、どんぐり好きですもんね。
秋も深まったら、また読もうと思います。
あ、そうそう。
どんぐりころちゃんの手遊びは、一昨日、４年生のおはなし会でもやりましたよ。
わらべ歌の効用。
ふっとリラックスして、あったかい空気が流れます。
ヤン
「どんぐりころちゃん」の絵本を早速、読み聞かせに使っていただき、どうもありがとうございました。子どもたちの様子が手に取るようにわかりました。とても嬉しいです。子どもたち、どんぐりに感情移入するのですね。そうなればいいと思って作りましたが、どんぐりは小さいので、ちょっと無理かも…と考えていました。でも、子どもの想像力はさすがですね～。本当に嬉しいです。私は今までに８作、絵本を作りましたが、本作が正直申し上げて、一番の反響の大きさで、自分でも驚いています。改めて、どんぐりとわらべうたは偉大だなぁ～と感心しています。これを作っているときに、金沢で読み聞かせをしている人から、「どんぐりの季節になったら、皆で集まって作った、どんぐりの標本を持って、お話会に出かける」という話を聞かせてもらい、「これは、へたなものは作れんなぁ～」と、気合が入りました。皆さまのおかげで、愛される絵本ができて、感無量です。これからもどうぞ、読んでやってくださいね。
正高もとこさま
コメントをいただき、ありがとうございます。恐縮です。
季節を楽しめて子どもたちにぴったりの本って、なかなか見つかりません。
その中にあって、大きい子も小さい子も楽しめる、これは、ヒット絵本だと思います。
子どもたちの目は確かですものね。
ほんとうに、素敵な絵本を作ってくださって、ありがとうございます。
これからも、とてもとても楽しみにしています。
みなさま、どんぐりころちゃんってね、ほんま、めちゃかわいいねん。
この本持って、子どもたちと森へピクニックに行きましょ！
ヤン
こんにちは、ジミーです。
正高もとこさま、コメントしていただいて光栄です！
昨日は図書館のお話会でした。
最近はずっとヤンさんが、どんぐりころちゃんの手遊びでお話会を始められるので、それを待っている子どたちもがいると思い、私もどんぐりころちゃんの手遊びをさせていただきました。
そしたら、子どもたちはもちろんですが、お母さんたちがとっても楽しそうで、まさに親子一体となって部屋中でどんぐりころちゃんを楽しんだのに驚きました。
お母さんたち、１０人以上おられましたが、全員子どもみたいでしたね、お目々が！
私も、いいエネルギーをもらうことができて、幸せでした。
ジミー
正高さんの「どんぐりころちゃん」、いくら検索しても、どこにも引っかからないよう。
同名の絵本はあるみたい。
みなみじゅんこ／作 アリス館