8月2日に日常語の語り勉強会がありましたので、報告します。
語り
「なら梨取り」『日本の昔話4』
「ねずみのすもう」『日本の昔話5』
「にぎりめしころころ」『日本の昔話4』
「浦島太郎」『日本の昔話1』
「おばすて山」 「語りの森」≪日本の昔話≫リンクこちら→
テキスト
「蟻通し明神」『子どもと家庭のための 奈良の民話(一)』村上郁 再話/京阪奈情報教育出版
「海のはて」『日本の昔話4』
「水恋鳥」『日本の昔話3』
「ちょうふく山のやまんば」『日本の昔話3』
※『日本の昔話1〜5』は福音館書店の 小澤俊夫 再話 です。
皆さんの熱意と気温の相乗効果で熱気むんむんの勉強会となりました。
暑すぎます…(ここはほんとに地球なのか?ジミーさん)
報告を書いている今も暑くて溶けそうです。
今回は語りが5話。どれも完成型に近く、おはなし会のように楽しんで聞きました。
5話目の語り「おばすて山」からの、テキスト「蟻通し明神」はなんと同じテーマを扱ったおはなしでした。そしてなぜか、山に捨てられる年寄りの方に共感?して、「私はこっち側だわ」「私もだわ」とひとしきり盛り上がりました。
「おばすて山」には3つのパターンがあるそうです。
◎枝折り型・・・「おばすて山」 「語りの森」≪日本の昔話≫
◎難題型・・・「蟻通し明神」『子どもと家庭のための 奈良の民話(一)』村上郁 再話/京阪奈情報教育出版
◎もっこ(背負子)型・・・「親すて山」(朝鮮半島)「語りの森」≪世界の昔話≫リンクこちら→
どれも心にハッとしてグッときてしまうおはなしですが、私は「語りの森」にアップされた朝鮮半島の「親すて山」を聞いたときに、泣きそうになりました。リンクを張り付けていますので、ぜひ皆さんチェックしてみて下さい。
テキスト2話目の「海のはて」はどこかで聞いたことがあると思ったら、
「語りの森」≪日本の昔話≫「一休さんの大きなはなし」リンクこちら→
に似てたんですね~(ヤンさん、類話と考えていいんでしょうか?)
今日もいろいろ勉強になり、いろいろと感じることの多い勉強会でした。
副教材(メインかな?)としての「語りの森」HP のすごさも感じました。
(あぁ、自分の語彙の少なさに悲しくなる。すごさってなんやねん…
ヤンさんとHPのすごさをうまく伝えられなくてごめんなさい…)
とにかく皆さん、HP、すみずみまで要チェックですよ~!!
では、毎日暑いですが、溶けずにがんばって、来月元気にお会いしましょう~(*^_^*)
かぶさん
あっついのに、報告をありがとうございます~!
「海のはて」は、「海老と大鳥」という話型の笑い話。
この類話の一番古いものが『一休咄』という本に入っています。江戸時代(1668年)の刊行です。わお、348年前です! それを再話して、語りの森ホームページの≪日本の昔話≫に「一休さんの大きな話」としてアップしてます。
みなさ~ん、語りついでくださいね~
オリンピックでサッカー見てたら、いよいよ暑い~
ヤン
ヤンさん、ありがとうございます~!
わ~お!348年前ですか?!江戸時代!!
まさに私たちは伝承の途中にいるんですね~
すごいな~…
かぶさま、報告ありがとうございます。
「おばすて山」の3つのパターン、覚えておこうと思います。
それと、おなじ「おばすて山」のグループに入っているとしても、各話のテーマの重さは様々で違うということ。
単純に、おばすて山→いい話・命の重さ、などと思い込んでおりましたが、よく噛んで噛んで、かみしめて読まないといけないですね。
そんなことを思いました。
ところでかぶさん、スルーしようかどうか迷いましたが…
>どれも心にハッとしてグッときてしまうおはなしですが~
これは、たの☆んト☆オのト☆ちゃんのあの歌からでしょうか?
そして、ト☆ちゃんのファンだったとか(*^_^*)
ジミーさん、よくぞ気づいて下さいました!
ハッとしてグッときて ←ここにアンダーラインを入れたいのを、グッとこらえておりました。
何をかくそう、たの☆んト☆オの全盛期に小中学校ドンピシャ世代でございます。
女の子はベスト☆テンを見て、「ト☆ちゃんがいい!」とか、「やっぱマッ☆よねぇ」とふたてに別れて、透明なファイルに入れた雑誌の切り抜きを自慢しあっておりました。
そして何をかくそう、わたくし、クラスに一人(学年でも多分一人)の、ヨッ☆ゃん派☆
すみません、しょうもないことでひとり盛り上がってしまいました…
世代がちが~う(笑)
人はだれも旅~に出て~♪
なにかをもとめ~て ふりかえ~っても~ そこにはただ かぜっが ふいているだけえ~
歌ってると夫が、「で、前を見たら?」
わたし「あらし。または絶壁、がけっぷち」
ヤン