日別アーカイブ: 2017年3月12日

3月のがらがらどん

今日は、まったくあたたかいいいお天気で、昨日までの寒さが嘘のような陽気です。そんな日曜日、今日はがらがらどんの日でした(*^_^*)

①りこうなおきさき 『りこうなおきさき ルーマニアのたのしいお話』岩波書店
②おむすびころころ 『子どもに聞かせる日本の民話』実業之日本社
③岩くだきと堂せおいと知恵もん 『日本の昔話5』福音館書店
④犬と笛 『奈良の民話一』京阪奈情報教育出版
⑤金のがちょう 『語るためのグリム4』小峰書店
⑥世界でいちばんきれいな声 『おはなしのろうそく11』東京子ども図書館
絵本の紹介

③と④は、日常語講座で勉強したおはなし、⑤は中級講座で勉強したおはなしでした。
各講座で勉強して、がらがらどんでも語ってみる。
よ~く分かります。
わたしもそうです。
ちょっぴりおぼえきれてなくても、安心して、気兼ねなく練習できる場があることのありがたさをかみしめたのであります。

絵本の紹介をしてくださるMさん、久々でした\(^o^)/
ありがとうございました。
そして、ケッテンメルヘン大会の話が今日も出ました。
出ました、と思う間もなく、つぎの〇〇大会も、「やろうか?」との声が!
次々飛びだす〇〇大会に驚いたあまり、何の大会か覚えてません(゚Д゚;)
語りのあとの和やか、かつ、真剣な感想をいいあう会です。
どんどん話が進みます。
「ああ、わたしを置いて行かないで~~」
そんな、ジミーでした。

3月の中級講座報告

忙しさにとりまぎれて、報告が遅れてしまいました。
3月の中級講座を報告します。
①語り「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく27』東京子ども図書館
②レポート&語り「金のがちょう」『語るための グリム童話4』ℒ小峰書店
③語り「鬼のくれた岩」再話
④語り「ありとこおろぎ」再話

 

①今日のテキストは語法にそったテキストだったので、話題は語り方についての話が中心になりました。

●テキストはきちんと書かれているので、語りにくい場合は、自分のリズムを検討してはどうかという話をされました。
例)A ○○が言いました。「・・・・・」
B 「・・・・・」と、○○が言いました。
このくらいは、自分の語りやすい方でもいいです。
ただし、このテキストはわかるように書かれているので、会話が誰が言ったか、幼い子どもにも伝わります。

●今日の語りをもっとよく良くするには
・話を面白く聞いてもらう工夫。
・山場を意識する。
・話の山場が決まれば、力を入れる所、軽くするところができてくる。
・この話は三部にきれいにわかれる、中部がポイント。
・異界に入る場面は丁寧に目に見えるように語る。
・ラストに向かっての流れはどのようにとらえるか。

以下具体的な指摘があり、参加者はテキストにしっかり書き込みしました。

 

②この話は前回の語法の講座にもあった、「愚か者が成功する話」でした。

小澤氏がよく言われたのは
「昔話は親切が大事、親切にしたものは報われる」
「昔話の中でも特に大事な価値観」
ということでした。

レポートがまた、力作!何ページにもわたるレポートでした(脱帽)
話題なったのは
・何年生に語るのか
・他のテキストとの比較   等々

 

③ヤンさんの語り、この時期になると思いだします。

④ヤンさんの語り「ケッテンメルヘン」もお読みください。

 

今回も楽しい、美味しい中級講座でした♪