ゴールデンウィーク中のみどりの日
『街なかにも「森」があった?!
~森の案内人 三浦豊さんのヴァーチャル森ツアー~』
というイベントに参加してきました。
講師は 森の案内人であり庭師 の 三浦豊さんです。
ちなみにここは関西某地区の、
『語りの「森」の井戸端会議』(*^▽^*)
三浦さんは、街なかで「森」を探そう、ですよ!
「森」つながりの不思議で、興味深~いイベント、うきうきしながら出かけました~(^o^)!
まずは、第1部のトークショーです。スライドを見ながら、「街なかで森を探す」ってどういうこと?のおはなしです。
三浦さんが「ぼくは森の案内人です」と言えば、たいていの人は山に分入って案内する人、のようなイメージを持たれるそうです。ところが、三浦さんは街なかでも案内します。
街なかに「森」なんて無いよね?
そもそも「森」と「山」のちがいは?、、、そんなお話から始まって…
スライドでたくさんの写真を見せてもらいながら、ぞれぞれの木の性格(!)や考え方(!!)をお聞きしているうちに、私はだんだん木が人間のような気がしてきました。
(三浦さんの、植物に対する愛も感じました~^_^!)
そして、街なかで、切られても抜かれても、何度でも毎年たくましく芽吹く植物や木に、自然にしとけばどんどん成長して森となっていく未来を想像できるようになってきました。
おや?これはどこかで聞いたことがありますよ…
木が切られても元の形になろうとするチカラ!
「植物の形式意志」!
そして、昔話のそうなろうとするチカラ、そうです!
「昔話の形式意志」!!
共通点見つけちゃった!た・の・し~い!!
第2部は「街なかで森をさがそう」ということで、外に出てワークショップです。
「ほらほら、さっき話してたエノキがありますよ」
「このサクラの赤ちゃん見て下さい!サクラは根を浅く広げて、より環境の良い場所へと移動できるんですよ」
…木が移動する?!おもしろい~!!
「モミジさんは木陰が好きなんですよ。このモミジさんは後ろの大きなエノキさんの木陰でとても気持ち良さそうにイキイキしていますね~」
…もはやエノキさんもモミジさんも人間に見えてきた…
「この木はアカメガシワといって森のトップバッターです。森が出来る時には真っ先に生えてものすごいスピードで大きくなります」
…「森」業界のボルト…
「木を見る時はそれが人が植えたものか、自然に出てきたものか、を見ると楽しいですよ~。あ、このシュロはあっちにあった大きなシュロの実を食べた鳥が、ここの電線に止まってフン(タネ)を落として、芽ぶいたヤツですね。あっちのシュロとこのシュロは親子です。たぶん(^o^)」
…シュロさんの家族…
ね~~!楽しそうでしょ~!!
も~~、他にもい~っぱい色んなお話がありましたが、書ききれませ~ん!
詳しくは三浦豊さんの著書
『木のみかた~街を歩こう、森へ行こう~』(ミシマ社)
を読んで見て下さい~(^o^)!
身近に生えている木が友達のように思えてきます!
あれから私は、アスファルトの隙間の草や、不自然な場所に生えてる木を見ては、
おぉ~生えてる、生えてる!森になろうとしてるな!
君はあの木の子どもやな?この電線に鳥がとまって…(^~^)
…と1人ニヤニヤしています。
そして、今まで以上に
四季があって緑豊な国に生まれて幸せだなぁ~って思います。
人間も自然の中で共に生きてるんだなぁ~って感じます。
みどりの日に参加した、とても楽しいイベントの報告でした(^_^)