月別アーカイブ: 2017年8月

絵本の講座 📙

9月7日から、図書館主催の絵本の講座が始まります。
ヤンが講師です。

子育て中の人は、子育てに絵本の力を借りよう、
読み聞かせボランティアの人は、絵本の選び方とか読みかたのノウハウを知ろう、
絵本の好きな人は読んでもらう楽しさを満喫しよう、
なんかちょっと打ち込めるおもしろいことをさがしている人は、やっぱり絵本でしょ、
というコンセプトでの講座です。って、なんでもありやね(笑)
楽しみながら何か得をしてもらおうと思っています。

毎年同じ話をするのは気が引けるので、工夫をしています。
今年は、絵本黎明期の、つまり世界で最初の絵本(の復刻版)を手に入れたので、その紹介もします。ちょうどアールヌーヴォーの時代と重なっていて、装飾的な絵本です。細部までがほんっとにきれいで、いつまで見ていても見あきない。
それから、しっかりした長めの絵本も読んでみます。

締め切りは過ぎましたが、あと3、4人は空きがありそうですよ。
申し込みを忘れていた人は、急げ~!
こちら⇒

アール ヌーヴォー  🌟

19世紀の終わりから20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に、とっても装飾的なアートが作られました。
Art は「美術」、 Nouveau は「新しい」って意味のフランス語ね。
うちの片腕が、たぶん好きだと思うので、みなさんにも紹介しましょう。


1900年 フランス製


これも1900年 フランス製。こんなカップでお茶したいな。


1895年~1905年 アメリカ製


1907年 フランス製 すてきねえ。でも、あらん、ウエストが~~~


1922年 ロシア製


1909年 チェコの画家アルフォンス・ミュシャの絵。ミュシャは日本でも人気ありますね。

 

はい、きょうも、目の保養~

 

今年も第九 🎵

冬の第九の練習が始まっている。
夏のカルミナ・ブラーナが、ヤンにはあまりにも過酷だったので、あ~、いつもの第九~、ルン
なんて、余裕していてはいけないのだ。
努力がなければ、声を合わせる喜びにたどり着けない。

☆☆☆
2017年12月10日(日)14時開演
京都コンサートホール・大ホール
指揮   角田鋼亮
管弦楽  京都市交響楽団
ソリスト S:石橋栄実 A:山田愛子 T 二塚直紀 B 三原剛
☆☆☆

スケジュール帳にチェック入れてくださいね~

が、しかし、その前に、まだ団員数が足りない。
入団テストなしでだれでも歌える合唱団。とっても丁寧な指導と、あたたかい先輩たち。
あなたもいっしょに歌いませんか?
練習日は、毎週金曜日、18:30~20:45
練習場所は京都市北文化会館(京都地下鉄北大路駅すぐ)や龍谷大学響都ホール(JR京都駅前)
団員募集締め切りは9月15日。
問合せ先:京都ミューズ ☎ 075-441-1567(平日11時~17時)

けど、暑いね~
毎日、気温が体温です。
体調管理、しっかりやろうね💖

じゅうたん 

暑い (◎_◎;)
しかし、夕方になると、つくつくほーしが鳴く。
夜になると、かねたたきが鐘をたたく。
人間以外の生きものは、ちゃんと秋の訪れを知っているのだ。

空の高いところで、夏と秋が行きかっているのだ。
夏の中に秋がある。

ところで絨毯である。
ずいぶん古くなった居間の絨毯を替えたいのである。
しかし、買い替えたい物の優先順位からは遠い。
ガスコンロ
換気扇フード
携帯電話
ファックス
・・・・
絨毯など、宝くじでもあたらなければ買い換えられない。

そこで、ネットで想像上のお買い物をした。
楽天? アマゾン? ヤフー?
いえいえ、メトロポリタン美術館 (笑)

目の保養。
ヤンの選んだ絨毯!
いってみよう!

まずは16世紀のイラン製。-A

すてきでしょ?

 

つぎは、18世紀イギリス製。床がお花畑になりそう。 -B

 

おつぎは、16世紀から17世紀にかけてのトルコ製。部屋が明るくなりそうね。 -C

 

これは、19世紀のイラン製。これもハイカラやね~ -D

 

これは、なんだかちょっと怖い(笑) -E
16世紀のイラン製。

 

これ、かっこいいでしょ。 -F
1929年、アメリカ製。
これにしようかな~

 

ううむ。やっぱりこれにしよう。 -G
1846年スペイン製。

 

はい、ここでアンケートです。
もしタダでもらえるとしたら、みなさんは、A~Gのうち、どれがほしいですか?

え? タダと違うし、どれもいらんって? 😢

すいかたろう 🍉

畑ですいかを作っている。
今はすべて収穫して、少しずつ食している。
自分で作ったものだから、夫はうまいうまいという。
ひと玉を割るのがうれしいから、息子もうまいうまいという。
しかたがないから、わたしもあまいあまいという。
でも他人様にさしあげる勇気はない。

今朝、台所に下りていくと、何かがちゅんちゅん鳴いておる。
あれ? 
まだ雨戸は閉まったままだ。
ちゅんちゅん、じゅう、じゅう
あれ?
家の中だ。

鳴いているのは、すいかだった。
中にねずみが巣を作ったか?
あやちゅうちゅうが間違ってすいかに飛びこんだのか?
いや、これは、すいかたろうに違いない。

放っておいたら、いつまでも鳴いておる。
自分で出てくる気はなさそうだ。
しかたがない、おばあさんは、すいかをまな板にのせると、包丁でそうっと切れ目を入れて中をのぞいた。

おばあさんは、むかし、こんな話を聞いたことがある。
桃を半分に切ったら、ももたろうがまっぷたつになったという話を。
こんな話も聞いたことがある。
ももたろうは、まっぷたつになりたくないので、端に寄って待っていた。
おばあさんは、ももたろうをまっぷたつにしないように、端を切った。
ももたろうは、まっぷたつになった。
こんな話もある。
おばあさんは、今度こそ、ももたろうをまっぷたつにしたくなかったので、何もしないで待っていた。
ももたろうは、くさってしまった。

だから、おばあさんは、すいかに包丁でそうっと切れ目を入れたのだ。
ふつうのすいかだった。
ただ、焼酎の香りがした。
夫「熟れすぎて、発酵したんやな」

以上、夏の早朝の夢。