月別アーカイブ: 2018年9月

児童文学を読む会 3回目

大きな台風が過ぎ、木が倒れていたり折れていたり、屋根の一部が無くなっていたり無残にめくれていたり、自然の驚異に改めて呆然としています。
そして、北海道の大きな地震のニュース。
これ以上被害が大きくならないことを祈ります。

リリアン・H・スミスの『児童文学論』を読む勉強会がありました。
第8章絵本を読みました。
この日は半分まで進みました。(P230最終行まで)
いい絵本を見極めるには、「子どもの目で見、大人の目で味わう」のだそうです。
子どもの目で見るというのは、どういうことでしょうか?
面白くないと思ったにもかかわらず、子どもがとっても喜ぶなら、子どもの目では面白いということでしょう。
これが、いつまでたっても苦手な私でして、ついつい大人の目で面白いかどうかを見てしまいます”(-“”-)”

「画家が、独創的な想像力をもっているかを見分ける」
これも、難しいです( ;∀;)

お手本は、20年、30年と読み継がれている絵本ですね。
勉強会で、8章に出てくる順にみんなで絵本を確認していきました。
マザーグースの「バイ・ベイビー・バンティング」「ヘイ、ディドル・ディドル」(朗読と曲を聞きました)
『かしこいビル』ウィリアム・ニコルソン
『100まんびきのねこ』ワンダ・ガーグ
『アンガスとあひる』マージョリー・フラック
『長ぐつをはいたねこ』ウォルター・クレイン
『マドレーヌ』ベーメルマンス
『ハメルンの笛ふき』『窓の下で』ケイト・グリーナウェイ
『ジョン・ギルピンのゆかいなお話』ランドルフ・コールデコット
よいとお墨付きの絵本を次々に見ていくのは、何とも楽しい作業です。
特に、ウォルター・クレインやケイト・グリーナウェイの絵は好みですが、絵が素晴らしくても文章も素晴らしくないとよい絵本とは言えません。
同じ画家の書いた絵本でも、文章が釣り合うものではないとしたら、よい絵本とは言えないと著者は言っています。
美しく、深く、難しい絵本の世界です。
とっても楽しいのに、「よい絵本を見分ける自信がつきました」とは、いつまでたっても言えないもどかしさ(笑)
展覧会、画集でよい絵をたくさん見ましょう。
好きな画家だけ追っかけていてはいけません。
「はい、先生、分かりました」と、上手にお返事出来たところで、今日はおしまいです。
次回は11月2日、第8章の続きです。
本章に出てくる作品と同じ作者の他の作品を読んできましょう(^^)/

レクイエム 歌いました ⛪

きのう、コンサートの本番でした。
フェスティバルホールは大きかった~💖
でも、まさか、自分があのステージで歌うなんて、思いもよらなかったよ。
温かな大友直人さんの指揮と大フィルの音楽につつまれて、至福のときでした。

42年前に亡くなった父の部屋の隅に、フォーレのレクイエムのPLレコードがあったの。
自分の命が長くないことを知って、ひとりで聴いてたんだなと、後から知りました。
父への思いを込めて歌いました。
とっくに父親の年を越えていても、娘にとっては「おとうさん」です。ふしぎですね。

フォーレもデュルフレもヤンにとっては新しい曲だったので、練習はしんどかったし、本番まで自信がなかったんだけどね。
合宿は大雨で行けなかったし、直前の指揮者レッスンは台風で中止になるし。
仲間の声に(勝手にー笑)ささえられて、なんとか歌い終えました。あちこちまちがえたけど~

初めての合唱団だったけど、新しい仲間ができて、ほんとに楽しかった。
ヤンには大阪の水が合うってこともあるしね(笑)

くたくたになって、でも充実感いっぱいで帰ってきたら、北海道の地震の報道。
今朝の新聞の、信じられないような写真と、家族を失った人たちの悲痛な声に、胸えぐられる思いです。
昔は、天災は忘れたころにやって来るっていったけれど、いまは日常化してしまっています。
他人事ではなく、人間と自然の関わりをいやでも考えさせられてしまいます。

語りの森に、ネットで繋がってくださってる全国の方がたへ。
顔は見えないし声も聞けないけれど、それぞれの場所で、一生懸命生きようね。
日常を大切に生きようね。

ヴラマンク 🎨

今夜は、めっちゃ書きたい感動ものがあるんだけど、それは改めて書くことにして。
とりいそぎ、あしたの児童文学を読む会でとりあげるブラマンクについて。
『児童文学論』(リリアン・H・スミス)の226頁にブラマンクのことが書いてあるでしょ。
『げんきなマドレーヌ』(瀬田貞二訳/福音館書店)を描いたベーメルマンスにヴラマンクの影響があるのではないかという所です。確認したいですよね?
明日参加するかた、ブラマンクの絵は調べましたか?
はい、調べてないよね(笑)

メトロポリタン美術館に何作か見つけたので、貼り付けます。
著作権切れで公開しているのね。

では、とり急ぎ、また明日ね~💖

また台風🌀

また強い台風が接近しています。
京都も、今年三度目の台風🌀
洪水、地震、台風とつぎつぎにやって来ます。しかも雨が降るとすごい雷⚡
天が怒ってはるんやと思います。
自分のことしか考えてへんやないか、人間👹、言うて。

子どものとき、台風が来るとウキウキしたのはなぜだろう。
停電してろうそくの灯りでリコーダーを吹いていたのを、昨日のことのように覚えてる。
でも私が生まれる前の年に、台風で淀川の支流が決壊して家が浸水、屋根だけが浮かんでたんだって🚣
生まれてからも、台風のたびに山のお寺に避難した。
親は苦労したんやね。
結局団地に引っ越した。4階❣ 絶対水が来ないから。
リコーダー吹いてたのは団地に移ってからね。
親の余裕が子どもに伝染してたのかもしれない。

みなさん、本当に気を付けようね。
早めの避難。他人事やないからね。

ちょっと気晴らしのおはなしっ
テレビを見ていたらタコを捕って料理してたのね。
タコ、好物なんだけど、動いてると食べる気にはなれないよなと思って観てた。ふと、
わたし「あれ、思い出すわ。あれ、ほら、あれ」
夫「どれ」
わたし「ほら、映画でね、ジョニー・デップが主役で、その父親がタコのやつ」
夫「・・・」
わたし「ほら、海賊、カリブ海の。観に行ったやん」
夫「ああ!あれ!」
わたし「なんやった。映画の題」
夫「あれや、あれ」
翌日。
夫「(得々と)海賊の事、英語でなんて言う?」
わたし「知らん」
夫「パイレーツや」
わたし「そうや、カリブ海の海賊や!」
夫「(もっと得々と)パイレーツ・オブ・カブリアンや」
わたし「う~ん。ちょっとちゃうと思う。カブリアンか?」

本当に、早めの避難。かぶちゃん、川の増水を見にいかないでね。

始まりました🌞

今週のおはなし会❣
といっても、今週は今日だけ、来週は図書館のみ。
学校は運動会の準備があるので、中学校も、小学校の授業のおはなし会も、10月に入ってから。
9月後半から朝学習とか学童とか幼稚園が本格的に始まるの。
まだ暑いから私はありがたいけどね~

行ってみよ~💗

9月3日(月)
支援学級 朝学習
絵本『すいかです』川端誠/文化出版局
絵本『やさいのせなか』きうちかつ/福音館書店
絵本『しってるねん』いちかわけいこ文・長谷川義史絵/アリス館

みんなよく日焼けして、夏休みの熱気をむんむん発散させてましたよ~🌞
かる~く赤ちゃん絵本で遊んでから『やさいのせなか』
これって、けっこう難しいのね。
なかなか当たらない(笑)
わたし「~これもやさいかな?」
子ども「マグロ!」
先生「マグロは野菜かあ?」
子ども「ヒレあるし」
頁をめくると、
子ども「ほら、さかな!」
先生「え~~~っ」
子ども「キンメダイやな」
子どもの観察力はすごいね。
1年生が野菜の名前をいろいろ知っていて、3年生がリベンジすべく「あとで読もう!」と張り切っていました(笑)
つぎは分かりやすい『やさいのおなか』を持っていこう。

持っていったけど読めなくておいて帰った本
『うみ』中川ひろたか文・はたこうしろう絵/自由国民社
『ベーコンわすれちゃだめよ!』パット・ハッチンス/偕成社

3冊読むのに15分かかってしまった(笑)
まだまだ再会がうれしいこの時期、まだまだ暑くて集中できないこの時期、参加型で楽しみました\(^_^)/