今週は、回数も少なかったのですが、おはなしの神さまがちょっと向こうを向いてはった週でした(笑)
1月16日(水)
小学2年生 授業 一クラスずつ2回
おはなし「びんにつめられたおばけ」『語るためのグリム童話5』小澤俊夫監訳/小峰書店
おはなし「きつねの恩返し」『日本の昔話3』小澤俊夫再話/福音館書店 (日常語で)
おはなし「ミアッカどん」『イギリスとアイルランドの昔話』石井桃子訳/福音館書店
絵本『おうさまでかけましょう』寺村輝夫作
一クラスは、よかったんですよ。
もう一クラスがね、ちょっと考えられないくらいあばれましたね。
男の子5人ほどが、じっとしていられない。後ろの机の下に潜り込んだり、オルガンの中に隠れたり。
リラックスして聞いてくれている分には気にならないんだけど、「ねえ、ぼくを見て!」と発信されると、困る。
いやいや、あんたを見るのではなく、あんたが物語の世界を見るんやで。
クラスの運営は先生の仕事。おはなしのおばちゃんにはできない事でもあり、してはいけない事でもあると思うのね。
だから、ぐっとがまんしてるんだけど。そりゃあ顔や声に出るわね、怒りが(笑)
で、自己嫌悪👹
ああまた来月、どないしようかしらん。
でもね、子どもっておかしいよ。いい子になったり悪い子になったり、行ったり来たり。
来月行ったら、きっと拍子抜けすると思うよ😂
18日(金)
小学1年生 朝学習
おはなし「かきねの戸」『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』村上再話
おはなし「くさかった」村上再話
わたし「きょうのおはなしは、ロシアの昔話。ロシアって知ってる?」
子ども「知ってる!」「北の方の大きな国!」
わたし「よう知ってるねえ。そのロシアにね、ババ・ヤガーっていう魔女がいるの」
子ども「知ってる!」
わたし「知ってる???」
子ども「知ってる」「牛乳をおかゆにかける話!」「そう、黒こげのパンを食べる話!」
わたし「え?前にやったことある?」
子ども「あるう~」
というわけで、「がちょうはくちょう」は前にやったそうで。へんやなあ????
と思いながら、頭の中はフル回転。やったことのない話、何やったっけ!?
というわけで、急きょ上記の話に切り替えました。
ああ、おはなしの神さまあ~😱
同じ学年でも、クラスの反応はずいぶん違うと、よくよく感じます。もちろん、そのクラスの雰囲気もありますが、先生の態度(子どもたちの横に座って聞いてくれたり、後ろで立っていたり)によっても、違うなと思います。どんな状況でも語れるよう、練習あるのみですね。
えっー(>.<)、語る直前でおはなしを変更されたのですか?!私ならパニックで何も語れなくなると思います、、、さすが、ヤンさん!
おはなしが被らないよう、「ノート式おはなし講座」に載っている記録例のように一覧表を作成しているのですが、よく確認しないと見落としそうになります。
図書館のおはなし会で聞いてくれたことがある子どももいますよね。おはなしのレパートリーを増やさなければ!今年の課題です。
ジェニィさん、コメントありがとうございます。
うん、やった話の記録はちゃんと確認して、予定を立てないとね。
あのね、じつは、1年生、「がちょうはくちょう」で間違ってなかったの。幼稚園で聞いたのを覚えてたみたい。とほほ。やればよかった。