日別アーカイブ: 2019年1月13日

今週のおはなし会 🗻

1月9日(水)
幼稚園5歳児 二クラス
ろうそくぱっ
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
ろうそくぱっ
目をまん丸にして夢中で聞いていましたよ。
幼い子は、ひとりひとり聞く力というか集中力が違っていて、その違いが大きいのね。年長さんのこの時期になって、やっとここまでそろって聞けるようになったなあって感じます。
「みじか~い」っていうのは、子どもの誉め言葉です(笑)

学童保育
おはなし「七人さきのおやじさま」『世界のむかし話』瀬田貞二訳/学研
おはなし「貧乏神」『日本の昔話』小澤俊夫再話/福音館書店(日常語で)
絵本『まるくておいしいよ』小西英子作/福音館書店
絵本『ゆうかんなアイリーン』ウイリアム・スタイグ作/セーラー出版
絵本『さんびきのゆきぐま』ジャン・ブレット作/ほるぷ出版
わたし「つぎのおはなしは、貧乏神」
子ども「知ってる~」
わたし「あ、そうなんや」
子ども「この前おばちゃんしてくれたやん。クラスで」
わたし(心の中で:いや、そんなはずはない。重ならないようにどんだけ苦労してるか)
結局、どこかで聞いたか読んでもらったかした別の「貧乏神」のことだったようです。福の神が出て来る類話ね~
子どもたちは、だれが語ってくれたかとか、どこで聞いたかとかは関心がないんですね。
わたしたち語り手は透明で、だけど、どこまでひとつひとつのお話の世界を強烈に残すかが、勝負なんですね。
いや、べつに、戦いでもなんでもないんですけどね(笑)
・・・いま、ネズビットの『宝さがしの子どもたち』を読んでるもんで、子どもの想像力にめっちゃ影響されてるのよ😂

10日(木)
幼稚園4歳児 一クラス
ろうそくぱっ
おはなし「おおかみと七匹の子やぎ」『語るためのグリム童話1』小澤俊夫監訳/小峰書店
絵本『まるくておいしいよ』小西英子/福音館書店
ろうそくぱっ
わたし「きょうのお話は、おおかみと七匹の子やぎ」
子ども「知ってる~」の合唱(笑)
子ども「おおかみが食べるねんで」
わたし「そうやねえ」
子ども「段ボールの中にかくれるねんで」
わたし「・・・・」
きっと、おおかみと七匹の子やぎごっこをしたことがあるんだろうな。もしかしたら、劇遊びでしたのかな。
知っている話でも、夢中で聞きました。いや、知っているからこそ、それをなぞりながら夢中で聞いたのかな。
おおかみがおぼれて死んだところは、ひとりの男の子が「やった!」ってとても嬉しそうにいいました。ほかの子たちも大喜びでした。
そう、結末で仲直りをしてはいけないのだ😁🐺🐐🐐🐐

幼稚園3歳児 二クラス
ろうそくぱっ
おはなし「にんじんとごぼうとだいこん」村上再話
ろうそくぱっ
3歳児って、ちいさいのよね🐾
ハムスターみたいにかわいい🐹🐹🐹
ほとんどの子にとって、うまれて初めての耳からのお話。
気に入ってほしいなと思いながら語りました。
ほんとにほんとに嬉しそうに聞いてくれました。
「もうひとつ!」っていわれたんだけど、「きょうはひとつだけね」といって、期待させて帰りました。
絵本は先生や親に読んでもらえるけれど、おはなしは月に一回、特別のことなのね。
それを大事にしています。

12日(土)
図書館 子ども17人(2歳~10歳) 大人8人
てあそび「おもちやいて」
おはなし「がちょうはくちょう」『おはなしのろうそく』東京子ども図書館
おはなし「ギーギードア」『おはなしはたのしい』たなかやすこ
絵本『おもちぶとん』わたなべゆういち作/あかね書房
絵本『ねこときどきらいおん』藤本ともひこ/講談社
てあそび「さよならあんころもち」
きょうは、初めてきた子はいませんでした。にぎやかな子もおとなしい子も常連さんばかりだと、リラックスして楽しみます。
でもねえ、そこまでくつろぐかあ?
ここで友だちになった子どもたち同士が、始まる前にクイズや手遊びで盛り上がるのね。ときどき、わたしがいなくてもいいんやないかと思うことがあります。わたしをネタにして、この部屋に集まって遊んで帰る。
あ、文庫と同じやね(笑)