今年最初のがらがらどんは、初めてのかたがお一人いらっしゃったこともありますが、それ以外はほぼいつものメンバー。
しかし、語られたおはなしはまるで幕の内弁当のようでした(笑)
さっそくメニューをご覧ください
ホレばあさん 『語るためのグリム童話2』小峰書店
酋長カイレ 『語りの森昔話集2ねむりねっこ』語りの森
かきねの戸 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森 →こちら
命の水 『語るためのグリム童話5』小峰書店
海の水はどうしてからいの (出典不明)
聖帝の御代 『古事記』より
あぶら取り 『日本の昔話2』福音館書店
てぶくろ 同名絵本 福音館書店
「笑」という字 『子どもと家庭のための奈良の民話三』村上郁再話
この世の光 『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』語りの森 →こちら
新刊絵本の紹介
「ホレばあさん」ういういしい語りでした(^^)
「酋長カイレ」ベテランさんの語りで、深~いおはなしをきいて満足です(^^♪
「かきねの戸」わたしです。いいおはなしの後に、う〇ことおしっこの話で何だか申し訳なかったんですが、しかたありません。
でも、こんなの序の口でした。
「命の水」深いおはなしの世界にまた引き戻してくださいました。ありがとうございました。
「海の水はどうしてからいの」きっちりと語ってくださいました。
ふむふむ、類話がたくさんある話は、勉強になりました。面白かったです。
「聖帝の御代」ひじりのみかどのみよ、と読みます。古事記です。
難しい天皇の名前や、かっちりした内容と文体に(わたしがそう感じただけなのかもしれませんが…)、気持ちは、正座で襟を正して聞く感じでした。
難しい言葉を滑らかに語られ、初めての体験をさせていただきました。
「あぶら取り」出ました!
古事記の後は、太らせて逆さに吊るして油を搾り取る話です(笑)
この急展開がたまりません~
「てぶくろ」次は、幼児向けです!
油を搾り取ったと思ったら、かわいい手袋に次々と動物たちが無理から入っていく、楽しいおはなしです。
幕の内弁当感がヒートアップしてまいりました。
「笑という字」お年寄りの施設でされるので、おはなしの前後に日本と西洋の笑い方のアクティビティが入る、聞き手も参加するまさにステージです!
全員が一緒に手と口を動かすのです!
語り手さんはパワフルな声の方なので、みんなも負けじと声が出ます。
もう、満漢全席です!!
そんなステージの後で、ヤンさんが「この世の光」を何事もなかったかのように語られて、これも一種の力業かと思いました。
一言もつなぎの言葉を入れることなく語りを始められ、聞き手のざわつきは一瞬にして消えました。
まことにもって、おみごとでした。
そして、絵本を紹介してもらいましたが、いつも以上に絵本に癒されたのはわたしだけだったでしょうか(笑)
ああ、疲れた。
ああ、面白かった!(^^)!
△〇ホテルの和洋中バイキングみたいやった。
おいしかった(笑)
がらがらどんは、常連がそろうとこんな感じになるんやねえ。
みんなまた来てね~
4月の創作もの大会が、めちゃ楽しみ~
ヤンさん、コメントありがとうございます。
考えれば、がらがらどんって常に幕の内弁当なんですけども、今月は特に幕の内弁当でしたもので、思わず書いてしまいました。
もしわたしが、おはなしを始めたところだったとしたら、おはなしというものをどう把握すればいいか、消化できなかったのではないかとさえ思いますが(笑)
おはなしの多様性、いろんな語りがあっていいというちょうどよい見本市のようでした!(^^)!