近畿地方は、やっと梅雨入りしました。
ちょうど、「もう、このまま梅雨がなくて夏になるんじゃないか?」と言ってたんですが、やっぱり来ました(笑)
気候の変動とは関係なく、読み聞かせ講座はきっちりと始まります。
今回はいよいよ実習です。
はじめはヤンさんの準備の説明から。
入門講座なので説明は基本的なことからはじまり、とても丁寧です。
・絵本のカバーは外しておく。
・開き癖を付ける。
・声に出して読む。
絵本を開いたところは本文とは関係ありませんが、もう絵本作家の意図はそこにもあります。
たとえ無地で、白い紙だけでも考えてそうしてあるのです。
だから、開いたときにカバーで隠れて見えないということになってはいけません。
そして、特に新しい絵本は開いたときに真ん中の綴じてあるところが固くて曲がったままになりがちです。
すると、絵がみえないこともあります。
しっかり開けるようにしておきましょう。
そして、読み聞かせるリハーサルとして、声に出して読んでみます。
絵本の題、作者は必ず読みましょう。
作家さん・画家さんなど、作った人へのリスペクトです。
練習の時には、絵本を持つ手の位置、めくるときに腕が絵を邪魔しない、先に絵を見せてから読む、等、たくさんの注意点を教えてもらいました。
家で、我が子を膝に乗せて読む場合とはちがって、たくさんの子どもたちに読み聞かせる場合は、絵がみんなに見えるかとか、絵本を持つ手が傾いたり、腕がプルプルして不安定になっていないかなど、いろいろ考えないといけませんね。
そして、いろいろアドバイスを聞いているうちに思っていたんですが、自分の壁というか、近眼で老眼のわたしは絵本の字がかなりはっきりしていないと見えないんですよね。
質問コーナーでも、横長の絵本の場合手前の字は見えるけれど、一番むこうだと見えないとか、あるいは、重くて安定しないとか色々出ました。。
アドバイス通りにできないからどうしたらいいですか? ではなくて、工夫するしかないんですよね。
きいてくれる子どもたちが、ちゃんと絵を見られて、読む声がはっきり聞こえるというのは最低条件ですから。
そして、いよいよ実習のお時間です。
毎年ですが、一番に手を上げられるかたというのは、「早いこと済ませてしまいたいのでやります!」と言われます。
一番は勇気がいると思うんですが、それよりも待つ時間の苦痛が耐えられないんでしょうか?
分かるような気がいたします。
そのあとも、一人が終わるとまた一人と時間いっぱいまで途切れることなく手が上がりました。
受講者が選んだ一冊は、それぞれの好みかたまたまか、バラエティーに富んだいろんな種類の絵本で楽しかったです。
次回は最終回、今回時間切れで実習できなかった人は来週がんばりましょう!
お、ジミーさん、早いっ!
ご報告ありがとうございます。
みなさん、個性豊かに選んでこられましたね。
絵本の個性と、読み手の個性(声とか身長とか顔つきとか)の組み合わせが、楽しい。ナマの魅力ですね~
次回も楽しみです。
ヤンさん、コメントありがとうございます。
みなさん積極的で、選んでこられる絵本も選んだ理由も様々ですが、絵本と個性が合わさって、それが不思議なくらいいい雰囲気になっているように思います。
素敵な雰囲気でした!